第10週はカンザスシティ・チーフスとラスベガス・レイダースの一戦でございます。
レイダースというと、どうしても「オークランド」となってしまう。
チャージャーズはやっぱり「サンディエゴ」だし、ラムズはやっぱり「セントルイス」なんだが、まぁそれはともかく。
ともかくと言えば、レイダースの新本拠地「アレジアント・スタジアム」ですヨ。
って、全然「ともかく」じゃないし(笑)
初めて見た時は福建の土楼かと思った。
(笑)
ちなみにこの中国・福建省の土楼だが、昔、どこかの軍事衛星がその映像を映し出し、何かの発射基地かと誤解されたそうな(笑)
2020年にオープンし、最大収容人数は65,000人。
来年のプロボウルの会場になるそうです。
さて、非常に楽しみにしていたこの試合。
両チームが所属するAFC西地区は、4チームすべてが5勝と横一線に並んでおり、大混戦というか大混乱。
ここ数年はチーフスの一人勝ちであったが、このレイダースやチャージャーズ、ブロンコスも調子がよく、先行き不透明というよりは、一寸先は闇(笑)
同地区対決では絶対に勝たなければならない。
勝率で並んでいる場合は、同地区地決の結果でプレーオフ進出が決まるし、何とかこの試合に勝利し、混戦から一歩抜け出たい、というのは両チームが等しく思うところ。
個人的にはいい勝負になるが、レイダースにやや分があるように思えた。
今年も圧勝かと思われたチーフスはレギュラーシーズン序盤からつまづいているし、マホームズをはじめとするド級タレント陣も今ひとつ。
でも、やっぱりオレの予想は外れるようにできてるらしい(笑)
両チームともにパントで終わった1stシリーズだが、徐々にチーフスが復調してきた、というかエンジンがかかってきた…?
ヒラヒラとラッシュをかわし、右手でも左手からでもパスを投げ、オーバースローやサイドスロー、横からでも転んでもパスを投げ、しかもそれが通ってしまうという、マホームズ・マジックは今年はどうも不発らしい。
ここまでインターセプトが20という、1試合あたり2つぐらいの順調なペースでインターセプトを量産してきたワケだが(笑)、やはり周囲のマネージメントや本人のアジャスト能力もあり、段々といい感じになってきており、それが今日の試合では爆発とまでは行かないが、完全復調も近いと思わせる活躍ぶりだった。
こうなると、やっぱりチーフスは強い。
ケルシーやヒルもすごくよかったし、ディフェンスもよかった。
特にタイラン・マシューはリーグトップクラスのSらしい、確実かつアグレッシブなプレイで魅了された。
でも、ファッションセンスはないらしい(笑)
で、レイダースだが、ここまで5勝をあげたチームらしからぬ、雑さがあった。
3Qではパーソナルファウルを連発し、都合30ヤードも相手に献上、それが得点につながってしまったし、デレク・カーも「何でこんな事するの?」と首をかしげたくなるような雑なパスが幾度もあった。
この人もいい選手だと思うのだが、なかなか出てこないよネェ…
そろそろ他のチームからお声がかかってくるかも…
そんな雑なプレーやってるから、チーフスにパントフェイクのロングパスを決められたりするんだヨ。
いや、それは関係ないか(笑)
結局、試合は41対14でチーフスの圧勝。
レイダースも好きなチームのひとつであるだけに、ここはふんばってほしいです。