いつまでたっても完成しないRZ250(笑)
この4月から定年後の再就職をして、慣れない仕事で疲れているのもあるのだが…
このプラモデルを作るに当たり、
あまり大きなカスタマイズはせず(そもそもそんな技量はない・笑)、カラーリングや細かいところを少し変えていこうと思います(^^)/
↑ 当初はこんなコトを思っていた。
が、しかし。
RZを作るなら、どうしてもやりたいコトがムクムクと鎌首もたげてしまった。
そう。
RZ250を作るなら…
チャンバーにしたい
オリジナルのストレートなマフラーも十分にかっこいいのだが、RZを作るなら…
RZを作るなら、どうしても、どーしても!
チャンバーにしたい
というワケで、RZ250用のディティールアップパーツでチャンバーとかないものか、いろいろと探したのだが、このキットが発売された当時はあったようだが、そのメーカーを検索しても何もヒットしなかった。
フリマサイトでいくつかRZ用のチャンバーのパーツを見つけたのだが、どれもこれも数千円の値が付けられており、しかもあまりかっこよくn… ry)…
仕方がない。
自分でつくろう(^^)/
!i!i!i!i!i ○| ̄|_ !i!i!i!i!i ムリダヨ、ママン…
我ながら無謀なコトを思いついたものだが(笑)、その気になっているうちに資料を集めようと思い、いろいろと画像を探していたら、クロスチャンバーが出てきた。
そうだよナァ…
クロスチャンバー、めっちゃかっこいいよネ。
決めた。
クロスチャンバーにしよう。
で、さらに資料を集めていたら、クロスチャンバーを2本まとめて片側出しにしている画像があった。
こここ、こんなのがあるのか?!
決めた。
クロスチャンバーの片側出しにする。
めっちゃ造形が難しそうだが、どうせやるなら難しい方がいい。
なーに、どうにもならなかったら、今までのコトはなかったコトにして、しれーっとキットのマフラーで作っちゃえばいいのさ。
と、相変わらずプライドがない(笑)
というワケで、手打ちうどんならぬフルスクラッチの『手打ちチャンバー』を作り始めた。
こんなモノを買ってきた。
粘土細工なんて小学校の時以来だが、できるんだろうか…
って、粘土細工ではない(笑)
これはキットのオリジナルマフラー。
これを参考に、針金をよじって芯を作る。
よじった芯にエポキシパテをくっつけていき、フレームと合わせて、だいたいの形状を決めていく。
この状態では、かなり太いし、不格好であるが、これを基本に削ったりして、徐々に形を整えていこう。
削ったり、再度パテを盛ったりを繰り返して、どうやら原型らしきモノが完成。
フランジの形が特殊で、凹凸のパーツがそれぞれ入れ子になっているので、オリジナルパーツからフランジだけを切り出した。
マフラーとの接触面が甘かったり、サイレンサーとの接続が不格好だが、それらはこれから整える。
このあと、気が急いてしまい、いきなりシルバーを塗装してしまったのだが、あ、溶接跡をつけるの忘れた(笑)
せっかく塗装したシルバーをやすりで全部剥がし、1mmのプラ棒をくっつけたのだが…
太すぎる。
これじゃ、中学生が夏休みの工作で使った芋ハンダみたいダ(笑)
溶接跡
プラモデルの接着剤は、塗布面を溶かす働きをする。
これで接着面をくっつけて、溶けた表面がお互いにくっつく、要するに一体化するワケだが、これを利用して細く貼ったプラ棒に流し込み系の接着剤を塗って表面を溶かし、柔らかくなったところで、小さなマイナスドライバーなどで溶接跡を付けていく。
至って普遍的な作り方だが、コツをつかむのがなかなか難しい。
1mmのプラ棒をベリベリと剥がし取り、やすりで表面を整えてから、今度は0.5mmのプラ棒を使ってみることにした。
おおまかな部分は紙やすりで削ったが、細かいところなどは、例によって神様動画で見た ↑ これが大変に役立った。
小さく切った400番の紙やすりを爪楊枝の先端に瞬間接着剤で付けたものだが、これが意外としっかりくっついており、非常に便利(^^)/
神様、いつもありがとうございます。
<(_ _)>
こんな感じで、0.5mmのプラ棒に巻クセを付け、瞬間接着剤でチャンバー本体に接着していく。
が、しかし。
0.5mmのプラ棒でもやっぱり太くて、不格好。
もう… 。・゚・(ノД`;)・゚・。
とりあえず、1本だけ試行してみたのだが、うーん…
こ汚い
(笑)
0.5mmでも太いのか…
いろいろ考えた末、チャンバー本体を作ったエポキシパテを細ぉ~く、細ぉ~くよじって、くっつけようかと思ったのだが、ペタペタ指に張り付くので非常にやりにくく、しかも均等の太さにならないので、これも却下。
思い余って、0.3mmのプラ棒を買おうかと思ったが、0.3mmなんて、この先、使うコトもなさそうなので、0.3mm厚のプラ板をコンマmm単位で細く切って、それを貼り付けるコトにした。
また、ベリベリと0.5mmのプラ棒を引っ剥がし、すっかり傷だらけになってしまったチャンバーにサフ吹いて、また表面を整え、涙目で0.2mmぐらいの細さに切ったプラ板を貼り付けていく。
う~ん…
汚らしい(笑)
まぁしかし、とりあえずコレで進めてみるか…
なーに、どうにもならなかったら、今までの… ry)…
サフを吹いてから、クレオスのウィノーブラックGX-002を下地に吹き、その上から同じくクレオスのクロームシルバーMC211を吹いたところ。
このクレオスのMCシリーズは磨き塗料であり、完全に乾燥してから柔らかい布地などで磨いていくと、強い光沢感を放つらしい。
さっそくシコシコと磨いていったのだが…
はい! 溶接跡の一部が剥がれ落ちてしまいました(^^)/
!i!i!i!i!i ○| ̄|_ !i!i!i!i!i
だんだん、どうでもよくなってきた(笑)
しかし、まぁせっかくここまで作ってきたんだし、ここで諦めるのは何とも悔しい。
もう意地だ(笑)
剥がれた部分を修正し、再度磨いたところで焼色塗装を始める。
溶接跡の部分に塗装したクロームシルバーを残しておきたいので、細く切ったマスキングテープを貼る。
塗装の前にエアブラシのニードルを絞って、細吹き状態にして、ちょっと練習(笑)
YouTubeのプラモデル作成動画なども参考にして、まずは熱で変色しそうな部分にクリアイエローを吹いてみる。
が、うまく塗料が乗らない。
エア圧が足らないのか(弱めに0.05MPaぐらい)、あるいは地のクロームシルバーが強すぎるのか…
メタルプライマーを先に吹くべきだったのだろうか…
しかし、そもそも磨き塗料の上にプライマーなんて吹いてもいいのかナ…
よくわからん
その次にクリアブラウンを吹いて、全体的にチタンっぽくしたかったのだが、むーん…
ツヤがありすぎる…
茶色のウェザリングカラーを薄めて塗った方がよかったのかナ…(悩)
とりあえず塗装が乾いたところで、塗装跡のマスキングテープの両脇に、これまた細く切ったマスキングテープを貼る。
この状態でブラックを細く吹いて、要するにクロームシルバーの溶接跡を際立たせたい。
さらにクリアブルーやクリアレッドを吹いて『灼けてます』感を出し、もう一度、シルバーをざっくりと吹いて、全体的な色味を調整。
さらに溶接跡のマスキングテープを剥がす前に、両脇から黒で墨入れ。
こんな感じに仕上がった。
なぁ~んか微妙だよネ(笑)
全体的にしつこいのかナ…
不自然な重量感があるし…
さすがに、やり直しは避けたい。
だって、チャンバーって2本あるから、もう1本も作らなきゃいけないし(笑)
むーん…(悩)
すっかり忘れ去られた、完成したパーツ群(笑)
日暮れて道はますます遠い、どころか、遭難一歩手前である(笑)