ZureZure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

Luther Allison / Live in Chicago




John Kattke (G)
Mike Vlahakins , Dave Rice (Key)
Ken Faltinson , Leonard Gill (B)
Robb Stupka , J.Mattes , Willie Hayes , Ray Stewart (Dr)
with The Memphis Horns:
Wayne Jackson (Trumpet)
Andrew Love (Tenor Sax)
Ken Anderson (Trumpet)
Bobby Neely (Tenor Sax)
Willie Henderson (Baritone Sax)
Disc One:
1.Intro
2.Soul Fixin' Man
3.Cherry Red Wine
4.Move from the Hood
5.Bad Love
6.Put Your Money Where Your Mouth S
7.Big City
8.Give me Back My wig
9.It Hurts me too
10.Gambler's Blues/Sweet Little Angel

Disc Two:
1.Party Time
2.All the King's Horses
3.What have I done wrong?
4.Walking Papers
5.Think with your Heart
6.What's going on in My Home?
7.Will it ever change?
8.You're gonna make me cry
9.Everything's gonna by all right

 

シカゴ(バンドのシカゴじゃなくて、イリノイ州のシカゴですね)のブルースギタリスト・ルーサーアリソンの 2 枚組ライブアルバム。

彼は 1997 年に既に故人となっていますが、このアルバム自体は 1999 年に発売されました。

 

それまでルーサーアリソンのことはまったく知りませんでしたが、 1999 年 10 月に仕事でシカゴに行った時、とある CD 屋に入ったんですね。

古めかしい高層ビルの谷間の、わずか数坪ほどの店でしたが、そこで

「何かかっちょいいアルバムはないか」

と店の親父に聞いてみたところ、

「かっちょいいならこいつだ」

と、勧められたのがこのアルバムです。

試聴してもいい、とのことなので早速聞かせてもらいました。

2 枚めのオープニング曲 Party Time です。

 

「おお!」

ほんとにかっちょいいや(笑) 

 

ルーサーアリソン自身のギターもいいのですが、バックがまたいい音出してるんですね。

特にキーボードとサイドのギターがいいです。

シカゴによくありげな小さいライブハウスあたりで、リラックスして演奏している様子がよくわかります。

 

まったく予備知識もないままで聞いたわけですが、それが逆によかったんですかね。

1 曲めを聞いただけで買いました。

早く全曲聞きたかったのですが、ポータブル CD プレーヤーなど持っていなかった私は、ついでにそれも買っちまい(爆)、帰りの飛行機の中でずっと聞いてました。

 

日本に帰ってから、いろいろと彼のことを調べてみました。

ネットで検索すればけっこうヒットしましたので、手当たり次第に読んでみます。

やはり、と言うか、紆余曲折の人生だったようで、ブルース系のミュージシャンなのにモータウンにも在籍してたことがあったようですね。

そして 1997 年に 58 才で亡くなっています。

 

ブルースギタリストにとって、 60 前という年齢がどうなのか、よくわかりませんが、普通の人生ではピークは過ぎたものの、円熟期に入る、といった感じでしょうか。

このライブでの演奏も時にアグレッシブなプレイもありますが、全体的に彼自身がギターを楽しみ、それにバンドと観客が呼応しているような、聞いていて自然に体が動いてくるような、そんな楽しいアルバムです。

 

以前からシカゴには一度行ってみたいと思ってました。

デコレーションケーキのような厚みのシカゴビザを食べた後は、ちっこいライブハウスでバーボンでも飲みつつブルースを聴きたかったのですが、やっぱり仕事で行くとそんなこともできません。

ピザは食べましたが、本当に残念ながらライブハウスに行くことはできませんでした。

 

CD 屋のおやじのことばを思い出します。

「シカゴでギター弾いてる奴はみんなソウルフルだが、こいつ(ルーサー)が一番だったな」

 

西海岸の乾いたアメリカではない、ニューヨークのようにプラスティックモダンでもなく、ましてやラスベガスなどの薄っぺらな喧噪でもない。

古き良きアメリカの街・シカゴで見つけたブルースギタリスト渾身のライブアルバムは、今日も私の iPod で唄っています。

 

 

今日も俺のスピーカーで唄ってる、ぢゃなくて、 iPod っつうとこが(泣)