Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

オキナワ

常夏の国・沖縄



とーとーこの地を踏む日がやってきました。

目的はふたつ。

紫と 8-Ball のライブを見ること。

そして友達と会うこと。



果たして真夏の青空のように、さわやかな気持ちで数日間を過ごすことができるんでしょうか。

がらにもなく、一抹の不安がよぎったりします(笑)



8 月 7 日(土)
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朝も早よから飛行機に乗り、やってきました那覇空港



快晴です。

スゲーいい天気。



この日の予定は、那覇空港からコザに直行し、ホテルに荷物を置いた後、読谷へ。

夕方、コザに戻り、すもと対面。

一緒にメシ喰って 7th で 8-Ball のライブを見る、と。



で、これまでのワタシの人生通り、やっぱりうまく行きません。

まず空港ではバスのナンバーが変わっていたこともあり、おろおろしてるうちに、コザ直行の高速バスを逃しちまいました。

次の高速バスまで小一時間あるので、それならモノレールで那覇バスターミナルまで行って、そこから適当にコザに行きましょう、と。



ターミナルではコザ行きのバスはすぐに見つかりましたが、でもこれって普通の路線バスなんですよネ。

途中、渋滞していたこともあり、結局那覇空港からコザまで 2 時間近くかかってしまいました(笑)

これだったらおとなしく空港でビールでも飲んで時間をつぶし、次の高速バスで行った方がよっぽど速かった。

でもまぁ途中の沿道風景なんかも、たぁ~っぷりと楽しめましたので、これはこれでヨカッタのだ、と自分を説得しました(笑)



コザ着後、ホテルにチェックインし、昼飯。

冷えたオリオンビールがことのほかウマカッタ。



満足したところで読谷に行ってみることにしました。

読谷には 15 世紀初頭に築かれた座喜味城跡というのがあり、アーチ型の城門が非常に美しいそうです。

現在は公園になっており、入り口には読谷村歴史民族資料館というのもあります。

これも見てみたかった。



また読谷は太平洋戦争当時、艦船で海を埋め尽くしたかのような米軍の大部隊が上陸した地点でもあります。



さっそくホテルで行き方を教えてもらいましたが、そのバスは途中までしか行かないことがわかり、親切な運ちゃんに座喜味城址はこちら、みたいな看板の下で降ろしてもらいました。



「まぁお兄さんの足なら、ここから 15 分ぐらいだよ」



ってんで、てくてくと歩いて行きます。



1 時間後。



やっと着きました(笑)



ど、どこが 15 分だヨ、ほんとにヨー

沖縄時間にもほどがあるぜ…

ぜぇぜぇ…



もっとも途中でずいぶん寄り道したりしまして、道端に咲いてたハイビスカスに見とれてたら、どこからともなく三線の音色が聞こえてきまして(実話)、ずいぶんとうまかったので CD なのかも知れませんが、それで思わず眼から汗がこぼれ落ちたりしたんですよネ。





途中で、こんな看板もありました。さすが沖縄と言うべきか。





で、やっとたどり着いた座喜味城址

私の他は 2 ~ 3 人しかいません。

風が気持ち良かった。





遠くには嘉手納基地の 「象のおり」 も見えてま して、今昔沖縄の光景といったところでしょうか。





しばらく城壁の上でへたりこんだ後、城址入口にある読谷村歴史民族資料館に行ってみました。



だぁ~れもいません(笑)

そりゃそーだ。

ほとんどの人は今頃ビーチでしょうからネ。

おかげでゆっくりと納得行くまで見ることができました。

小粒でしたけど、非常にうまくまとめられており、来たかいがあった、ってもんです。



で、また汗を滝のように流しつつバス停へ。

ほとんど放心状態でバスに乗り込み、うとうとしつつコザに戻り、ホテルの自室ですっぽんぽんになって、クーラー全開。

到着初日でいきなり熱中症になっちゃうかと思いましたが、それを乗り越えられたのは、日頃、必要以上に栄養摂取に励んでいるおかげであると、自らを祝福しました。



そろそろ 「ヤツ」 から電話がかかってくるころです。

そう。

「ヤツ」



ネット悪友 「すも」 です(笑)



平々凡々に静かな毎日を送っていたワタシの背中を、沖縄行きという強烈なパンチでガンガンぶちのめしてくれた 「すも」 (笑)



ぶるぶるぶるぶる



すげー勢いで携帯が震えました。

「今、ロビーにいるヨー」

「ハ、ハヒ」

あわててパンツ履いたんでバランス崩しちまい、すっぽんぽんのままで、一人バックドロップを演じたのは内緒です(笑)



ロビーに行くと、黒のTシャツを着た男が座ってました。

後ろ向いてましたが、一発でわかりました。

って言うか、ロビーにはすも一人しかいなかったし(笑)



「おー!」

「おー!」



そして熱い抱擁(笑)

これまでメールではがんがんやり取りし、電話でも何回も話したことがあるわけですが、やっと会えました。



ふと、一台のビデオカメラがワタシたちを狙っています。

すもの奥様がしっかりとビデオをまわして、私達の感動の逢瀬の一部始終をばっちり撮影してたんですネー(笑)



傍らにはふたりの女の子が

「お父さん、知らないおじさんと何やってんの」

みたいな表情で立ってます。

すもの愛娘カナちゃんとレイちゃんです。

初対面のあいさつをさせていただきました。



奥様はとってもかわいらしい方で、かなりすものことがうらやましくなりました(魂)

またお子さんたちも、はにかみつつも精一杯の笑顔を見せてくれ、すもはいい家庭を持ってるなーと思いましたね。



で、 5 人で夕食。

ニューヨークレストランに連れていってもらいました。

昔からあるレストランだそうで、すもオススメのハンバーグサンドイッチやステーキを食ししつつ、話してたわけですが、なんか昔っから知ってるヤツと久しぶりに会って、メシ食ってる、ってそんな感じでしたネ。



人と人の出会いは、これみな偶然によるもので、そのきっかけは様々です。

学生時代に同じクラスだったとか、同期入社だったとか。



すもとワタシは間違いなくネットで知り合ったわけですが、昨今、ネットで知り合った、というと出会い系とかアダルト掲示板とか、ロクでもないものを連想しがちです。

だけどきっかけは何でもいーんですよネ。



知り合ってからどうなるかは、その人自身の問題であり、世のいわゆる 「まともな出会い」 でも、変なことになっちゃうヤツはいっぱいしるし、その逆もまた然かり。

こんな 「悪友」 と出会えた偶然に、本当に感謝です。



食後は 7th Heaven で 8-Ball のライブ。

写真で見る限り、 7th Heaven って、裏通りにあるようなイメージでしたが、実際は 330 号線という大通りに面してまして、昼間、バス停の行き来で何回も前を通ったのに、全然気が付きませんでした(爆)





「ここが 7th Heaven かぁ」

あのブルーの楕円形の看板の下に自分が立っているのが、まだ信じられない気分です。

中に入ると、意外とこじんまり、って感じでしたネ。



しばらくいますと、次々といろいろな方と会いました。

KeiicHi さん

Chris さん

このおふたりとは 2 月に新宿でお会いしてるわけですが、その時と変わらず、きさくにお話しなどしてもらえました。



で、

Ray さん

2 ~ 3 ことばをかわさせていただきました。

初対面でしたが、大変にこやかで、物静かな好青年という感じだったっす。

残念ながら Leon さんとはお話しするチャンスがなかったですが、そうこうしてるうちに友達が何人も登場してきました。



まい坊

せっちゃん

華ちゃん

えぃみぃ姐さん

ライブ前とのことでゆっくりお話しもできませんでしたが、皆さんそれぞれにドボドボとあふれる個性を感じさせてくれました(笑)



ところで…

マダデスカネー

8-Ball のライブ…



もうとっくに 12 時過ぎちゃってるんですが…

あ、でも、いーです、いーです。

ワタシャ、ビールでも飲んでゆっくりお待ちしてますんで、ばっちりと用意をしちゃってください。



ハイ!

1 時でございます。

もうヨイ子は寝る時間ですけど、ワタシャ悪い子ですから、いつまでも待ってるヨ。

ビールは 5 本めですけど、全然酔ってません。



何やら照明の具合が悪いようですね。

スタッフの方と Leon さんがいろいろいじくってます。

すも曰く、

「 7th の音響と照明は沖縄随一だヨ」

ほほー

その照明が具合が悪いんじゃ、始めるワケにはいかないっすよネー

だいじょうぶです。

ビール飲んでますから。



草木も眠る丑三つ時

2 時ですネ

(爆)

そろそろビールも飽きてきましたケド…



で、



始まったゼーーーー!!!!





中略(爆)



い、いやー…

ヨ、ヨカッタ…

やっぱ、すげーいいや。



んで、ライブ終了後に、ぱちぱちと写真など撮り、また念願であったサインをもらったっす。





KeiicHiさんと。

KeiicHiさんは、かっちょいいキャップをかぶってますが、ワタシはただのタオル鉢巻きです ヽ(^^; ワカルッテ





ネットの大悪友すも。

なんやかんやで、ホントに感謝してるっす。

うっす!





やっとPrototypeのジャケットにサインをもらえました(爆)

残念ながらLeonさんのはなし。

しかもChrisさん、Rayさんのサインをもらっておきながら、写真を撮ってないという片手落ち(笑)



さって、何時っすかネ…



4 時…

アヒャ…(笑)

ゆうべは遠足の前の子供状態で、ほとんど寝ておらず、飛行機乗ると眼が冴えちまうという悲しい添乗員体質のおかげで飛行機でも寝られず、おまけに昼間の炎天下路線バスで読谷往復なんかもあったもんですから、も、もうダメです。



限界です。

あ、ありがとうございました…



…昏睡……



8 月 8 日(日)
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イ、イケネ…

もうこんな時間じゃん…

案の定、寝過ごしちまったぜ(笑)



ゆうべはホテルに帰るや否や昏睡状態に陥ってしまい、シャワーも浴びてないもんですから、無理やり両目をこじ開け、♪シャワータイム(爆)



今日はすもが沖縄のあちこちを案内してくれるそうです。

せっかくの年に一度の家族旅行に、ワタシのようなどこの馬のホネ(ブタのホネ?・笑)とも知れないおっさんがおじゃましてしまい、申し訳ない気持ちで一杯だったのですが、沖縄の青空のようにさわやかな奥様の笑顔と、沖縄の海のようにすがすがしいカナちゃんレイちゃんの笑顔。

そして寝不足でどんよりと曇ったすもの充血した眼に救われました(爆)



海中道路

勝連城址

そして美浜では、ライブイベントに出演する KeiicHi さんから、

「 2 時から始まりますヨ~」

というメールがすもの携帯に。



インディーズシンガーのバックバンドで、 Ray さんを除く 8-Ball のメンバーが参加してるんですネ。

まぁバックバンド、と言うより 「助っ人」 という感じでしたが。

ちょうどいいタイミングに、ワタシとすもは小躍りし、一緒に手つないでスキップしながら、会場へ向かいました。





始まったばかりみたいですね。



Chris さんの姿は見えませんが、 KeiicHi さんとLeon さんが参加してます。

で、ボーカルの女の子。

チョーカワイイ(笑)

遠めだとよくわかりませんが、すげーかわいかったです。

もともとかなり広いストライクゾーンを誇るワタシですが、彼女はど真ん中に 150km/h の直球を叩き込んでくれました。



で、終わったあと、 KeiicHi さんに、

「あのボーカルの子、かわいいですネー」

などと、演奏がどうしたというよりも、そんなんを先に聞いてしまいました。



KeiicHi さん、美味しそうにぺろぺろとアイスクリームをなめつつ(笑)、

「あー 元アクタースクールにいた子ですよ」

と。

へぇー

それも納得のかわいさでした。



だけど、この時にベースを弾いていた、まだ若そうな人なんですが、フィンガーピッキングでなかなかにかっちょいいベースを弾いてました。

そーゆーとこも、ちゃんと聞いてます。

KeiicHi さんに聞きはしなかったけど(笑)

その後、 Chris さんがプロデュースし、鍛えてるという高校生バンドなども出まして、けっこう楽しめました。





で、 ji ma ma という女の子シンガー。

バックは KeiicHi さんと Chris さん。

KeiicHi さんはアコースティックギター

この前の HRS の時に東京で買ったそうですが、MP3 音源ではいくつかアコギでのプレイを聞いてますけど、実際のステージでは初めて。

かっちょよかったです。



このシンガーの CD も出てるそうで、レコーディングメンバーがこのふたりなら、買っちゃってもよかったのですが、残念ながらレコーディングでは別の人だそうです。

あとで Chris さんに聞いたところでは、この日の演奏もかなり直前に決まったそうで、 Chris さんも KeiicHi さんも譜面台に進行表のようなものを貼り付けてました。

それでもあれだけかっちょいい演奏ができるというのは、やはりというか、さすがと言うべきか、プロミュージシャンですネ。



そんなんでさんざん楽しみ、ホテルへ。

夕食は、これまたすもオススメのチャーリー多幸寿へ。

店内では多少、遠慮してるワタシですが、そんな気遣いなど毫も気づかぬすもは、

「これも喰ってヨ」

と、どんどんタコスを押しつけます。



「えー そんなに食べられないわー」

「いくらでも喰える、って豪語してたじゃん」



ソーナンダケドネ…

それを、かわいい奥さんの前で言うことないでしょ(笑)



とか言いつつも

「そーですかー」

とかで喰っちまうワタシもワタシです。

すもの下のお子さん、レイちゃんが 1 個食べる間に、ワタシャ 5 個も喰っちまいました(爆)



タコスで身も心も満足した後は、いよいよ 7th で 8 ・8 Rock Day です。

いよいよだ…

紫だ…

チビだ…

ジョージだ…



ついこの前、 HRS で見たばかりなのに、この胸の高まりはなんでしょうか。

HRS のように大きいところではなく、 7th Heaven のような小さいところ、つまり目の前で見られるということとか、そんなこともウレシイわけですが、それ以前に、 8 ・8 Rock Day という名が持つ魔力なんでしょうかネ。

そんなこと書くと、ノスタルジーばっかり追いかけてる老いぼれみたいですが、でも自分の好きな音楽ぐらい、自分の好きなように聞いていたい。

たとえ、それが作り手の意図と大きく乖離していたとしても、 【音を楽しむ】 ことができれば、それはそれでいいのではないかと、自分勝手なリスナーは思うわけです。



今日はゲストも出るので、昨日のように思いっきりずれ込むことはないでしょうネ。

でも、ずれてもいいです。

いつまでも待ってますから。



昨日と違い、ステージには黒い幕が掛けられています。

裏でいろいろやってるみたいですが、その様子は幕に隠されて見えません。

やっぱり 【紫】 は扱いが違うんでしょうかネ。



ふと、すもが

「ホラ、チビさんが座ってるヨ」

と指さす方を見ると、ワタシのすぐ前の席にチビさんが座ってました。

いつものワタシなら、ここで

「おおお!! チチチ、チビだぁぁ」

みたいになるわけですけど、この時はただ見つめてしまいました。



ワタシはすもが取っておいてくれた最前列の席に座り、幕があがるのを待っていました。





中略(爆)



感慨無量

言葉なし

やっぱり俺の中では最高のロックバンドだ



楽器はできないから専門的なことはわからない。

評論家じゃないから、解説なんてことはできないし、的確な言葉をつけられるほど豊富な語彙を持ってるわけじゃない。



ワタシの基準は唯一。

聞いて、熱くなれるか?



へたくそな演奏でもいいし、、リズムがどうとか、曲の構成がどーたらとか、そんなこたー どーでもいーんだヨ。

そんなこと以前に、演ってる側が熱い魂を持っているのか、それを出し切っているのか、俺はそれを感じたのか?

そっちの方が大事なんだよネ

俺の場合



だから他の人がなんと言おうと、自分がいいと思えば即ちいいわけで、それで

「アイツ全然わかってないじゃん」

とか

「シアワセなヤツだよなー あの程度の演奏でさー」

みたいに思われても一向にかまいません。



俺は俺だから。

俺が聞いて、紫は最高だと思ったから。



幸せです。



ライブ終了後、チビさん、ジョージさんとお話しできる機会がありました。

話した内容は、すもの方がよく覚えているので(笑)、詳しくはそちらを見ていただくとして一緒に写真を撮ってもらい、握手してサインをもらいました。





日本最高のリズムメーカーと信じて止まないチビさん

後ろでChrisさんが何気に鉄棒やってます(爆)





同じく日本最高のキーボードプレーヤーだと信じて止まないジョージさん

かなり気むずかしい方のような印象を持ってましたが、

とんでもない。

この写真のように、にこやかできさくな方でした。





チビさんとジョージさんのサイン。

このジャケットにお願いすべきか、ずいぶん迷ったのですが、私にとっての記念碑的アルバムなので、

思い切ってお願いしました。

文字通り、宝物です。



チビはでかく、分厚い手でした。

ジョージはしなやかな手でした。

この手から、あの数々の名演が生まれたのかと思うと、感慨無量。



紫の興奮さめやらぬ終演後。

KeiicHi さん、 Chris さん、すも、せっちゃん、ワタシでメシ喰いに行くことになりました(笑)





左から、観光客のオネエチャン(せっちゃん)

ロックミュージシャンその1

7thの看板を 【取り付けた】 大工の棟梁

ロックミュージシャンその2

(爆)



行った場所は Chris さんオススメのディープな喫茶店というか、食堂というか…(笑)

一番奥の席でテーブルくっつけちゃって、みんなでメシ喰ったわけですけど、でも不思議な光景でしたネ。

何回も何回も、いろいろな人たちが言っていることですけど、 KeiicHi さんも Chris さんもほんとにきさくな方たちで、大変失礼な言い方ながら、昔からの友達みたいな感じでお話しさせてもらいました。



ココで特筆すべきはせっちゃん。

KeiicHi さんと Chris さんはこれが夕食なわけで、チキンカツとかハンバーグ&エビフライとか食してましたが、すもとワタシは夜食というわけで、沖縄そばを。

んで、せっちゃんは、



「う~ん、なんにしょうかな~。 沖縄まで来て 『ハンバーグ定食』 ってゆうんもちょっとなあ(悩)」

「い、いや… 別にスキなもん喰ぇゃいーけどさー」



3 分後

「まだ決まんねーのかよー はやくしろヨー」



「とーふちゃんぷるー 【定食】 に しょ!」

「定食喰うのカヨ!」



「うわぁ! こんなに量多いんや! やばっ、食べきれるかなあ~?」

「だって定食なんだし」



「お腹一杯になってきたー! こたさん、ちょっと取って、取って~。ど~せ食べられるでしょ~?」

「ハイハイ」



「食べれた(拍手)。時間かけたら食べられるんですよ~。一度にたくさんは食べられへんのですけどねぇ」



以上、Text by せっちゃん

(笑)

確か、この時って夜の 3 時ぐらいだったと思うんですが、にもかかわらず、ゆぅ~っくりと時間かけて 豆腐チャンプルー 【定食】 をじっくり味わっちまう、そんなせっちゃんが大好きです。

(爆)



KeiicHi さん、 Chris さんと別れ、せっちゃんを宿まで送り、すもとワタシは深夜、いやすっかり明け方となったコザの街を歩く。

心地よい疲労感。

やっぱり来てよかった。

濃密な、今までの 20 年以上もの空白を一挙に埋める、濃い時間が流れていきました。



8 月 9 日(月)
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この日はすもとは別行動。

ワタシは午前中のうちにコザから那覇に戻り、昼飯をえぃみぃ姐さんと食し、午後からぶらぶら、県立博物館と首里城でも行くか、と。



例によってシャワーも浴びずに熟睡しちまったもんで、爪のない左足をかばいつつ(笑)、シャワーを浴びてますと、せっちゃんからメールがきました。

那覇まで車に乗っけてあげるヨ」

と。



また路線バスでとことこ行こうと思っていたワタシは、ありがたくもずうずうしく、せっちゃんの申し出に乗らせていただきました。



で、彼女の運転する車に乗せてもらい、べちゃくちゃしゃべりながら那覇へ。

ワタシは、この時、せっちゃんも那覇に移動するのだとばっかり思っていたわけですが、彼女はこの日もコザ泊まりで、ほんとに好意でワタシを那覇まで送ってくれたワケで、うれしく思いつつもホントに助かりました。

せっちゃんも特に那覇では予定がない、というので、んじゃぁえぃみぃ姐さんと昼飯食う約束してるから、せっちゃんも一緒に食べようヨ、と。



えぃみぃ姐さんに

「今日の昼飯はせっちゃんも一緒でいいですくわ~?」

みたいなメールを送ったところ、

「ラジャー!!!」

と、うれしくも元気なお返事が速攻で来ました(笑)



まずはおっされーな喫茶店に入り、せっちゃんと向かい合って座りつつも、お互いにゴソゴソと FM ラジオを取りだし、聴取準備完了。



そうです。

えぃみぃ姐さんのご出演遊ばされる FM 番組。

高良レコード提供

FM なは

Music Combo Monster's Rock Radio を聞くのだ!



ワタシャ、この時のため 【だけ】 に、 FM ラジオを買いました(笑)

一番、安いヤツだけど(爆)



でも、ハタから見たら、俺たちふたり、とっても変な絵だったでしょうネ。

だって、ふたりで入っておきながらあんまりおしゃべりもせず、いそいそとヘッドフォンつけて、何か聞いてるワケだから(笑)



おお!

始まりましたヨ~

Monster's Rock Radio



今日は何をかけるんでしょうかネ。

「それではお届けしましょう。UFO で Only you can Rock me 」



( ̄□ ̄;



な、なんと渋い選曲…

UFO のライブ盤 Strangers in the Night からのチューンで、ワタシャ高校生の時以来です。

このアルバム聞いたの。



渋いぃ~…

この時のワタシの感慨は、せっちゃんのサイトに何気にあがってますので、そちらもご高覧のほどを(笑)



お次はスージー・クアトロ

こ、これもスゴイっすネー

Can the can だって…

ナ、ナツカシー



さすがえぃみぃ姐さんと言うべきか、そのあまりに剛毅な選曲にしばし我を忘れました。

で、姐さんが番組中に曰く、これを放送してる FM なはのサテライトスタジオは、国際通りに面してどーのこーのなので、皆さんもぜひ遊びに来てくださいネ~ と。

おお!

ってんで、さっそく、涼しいとこで座っていたいせっちゃんを引きずって、いってみることにしました。



せっちゃんが

「たぶん、こっちだヨー」

というので、行ってみたら全然逆方向で(笑)

サテライトスタジオはワタシたちがいた喫茶店のすぐ目の前にありました(爆)



ガラス張りの向こうでは、えぃみぃ姐さんがヘッドフォンつけて、な、なんか DJ みたいなかっこ ヽ(^^; DJ ナンデス で座ってます。

んで、ワタシたちを見つけるや否や、破顔一笑

本番中だと言うのに手ぇまで振ってくれました(笑)



サテライトスタジオの奥には、なぜか郵便局とかおみやげもの屋までありまして、ちょっと入ってみたところ、階段の手前にでっかいツボが置いてあって、あれ、これはどっかで見たことがある…

デジャヴ…?(笑)



思い出しました。

えぃみぃ姐さんと華ちゃんが、あきれかえる Chris さんをしり目に JoJo 立ちを敢行したという、あの伝説の場所じゃねーですか。

こんなところにも、

「ああ… 俺は時空を超越して彼女らと地を共有しておるのだ」

と感慨ひとしお(笑)



番組終了後、待ち合わせ場所のパブレストランへ。

せっちゃんとビールなど飲んでいるうちに、ひと仕事終えたえぃみぃ姐さんがご登場遊ばされました。

「コンニチハ~」

しなやかな長い髪を凛々しくもきりっとまとめあげ、つやつやのほっぺで現れた姐さん。



ステキです。

写真でもご尊顔は何度も拝謁しておりましたが、生姐さんは全然違いますネ~

生の方が数百倍ステキです。



心の琴線を袈裟斬りにされるような魅惑のお声と相まって、しかも豊富なネタ… じゃ、じゃなくて話題。

いや~ えぃみぃ姐さんとせっちゃんというふたりの美女と同じテーブルを囲みながら、真っ昼間からビールかっくらうという至福を存分に味あわせていただきました。



姐さんと別れた後、ワタシは今夜のビッグイベントのために、やや疲れた身体を癒そうと昼寝。

せっちゃんは国際通りをほっつき歩く、と。

しばしの休息。



夕方、せっちゃんと高良レコードで待ち合わせ、数枚の CD を買いました。

・UFO / Strangers in the Night

Queensryche

・G3 Live Rockin' in the Free World

・Parsha Club / Live Best Batanchi



「沖縄でなくても買える CD ばっかりじゃん」

と、すもから鋭い指摘が飛びましたが、いーんです。

こうやって、心が上向きな時でないと買えない CD もあるんですから(笑)



そして 6 時半

決戦の時がやってきました。

その名も



肉の狂宴 焼肉頂上対決



別名

「肉を凄く食べてもヨイ Day 」by Chris

(笑)



まぁ要するにみんなで焼肉をいっぱい喰いましょう、と。

参加者はえぃみぃ姐さん、華ちゃん、せっちゃん、 KeiicHi さん、 Chris さん、すも、ワタシ、んで高良レコードの方でしょうか、 7th の方でしょうか、いろいろな方がたくさん来られまして、 10 名以上になりましたかネ。



んで、華ちゃんとは、その名も 【傾店屋】 というユニットを結成しておりまして、すなわち店が傾くまで肉を喰い尽くすという、一度入ったら二度と同じ店には行けない悲劇のユニットなのでありますが、果たして華ちゃんとワタシはどっちが大量に肉を喰うのか、その勝負をつけよう、と。



そしてしばらく後

華ちゃんご登場

ワタシの向かいに座ってくれました。

カ、カワイー(誠)



勝手にワタシが想像するに、ハスキーボイスというか、そんな感じのどちらかというとボーイッシュな感じを想像していたのですが、生華ちゃんは全然違いました。

すごく女の子らしい、かわいくて、そしてよく気がつくほんとにステキな女性でした。

こんな人と焼肉を競い合えるなんて、俺はなんて幸せモノだろう…(福)





左よりせっちゃん、えぃみぃ姐さん、華ちゃん。

スイマセン、事務所通さずに載っけてしまいました(笑)



「あー 華ちゃん、ビールで顔が見えないヨ」

「どーしてもボケたいから、これで撮してクダサイ」

さすがです。

(笑)



んで、華ちゃんが、

「こたさん、ビール呑みますよネ、呑みますよネ!!!」

「ハ、ハヒ」

「すいませ~ん、ビールおかわりぃ~」

(笑)



すげー勢いです。

華ちゃんのビール消費量プラス消費速度。

で、肉もガンガン喰うのかと思っていたら、焼けた肉の半分以上ぐらいですかね、 Chris さんの皿に取り分けてまして、ヤサシー(壽)

ワタシは誰も取り分けてくれませんので(笑)、自分でがしがし喰ってまして、喰いつつ、呑みつつ、いろいろな方とお話しができました。



さぁーって、肉もほど良く喰ったし、ビールもそこそこ飲んだし、ここらでデザートのカルビとロースでも注文しますかネと、ふと傾店屋華ちゃんを探したところ、



つぶれてました



Chris さんにもたれて熟睡してました

(笑)



カワイー

( ̄ι ̄)ククク…

やっぱりの俺の完全勝利か… と思ったところ、華ちゃんはカゼ気味で体調不良だったようです。

にもかかわらず参加してくれ、しかもあの喰いっぷりプラス呑みっぷり…

やっぱ、すげーヤ この人…



というわけで BBS では勝利宣言をしたものの、この頂上対決はドロー、決戦はお預けということにさせていただきます(笑)



店を出、皆さんと別れて、ワタシはふらふらと国際通りを歩いてました。

ふと 【讃岐うどん】 の看板が眼に入りまして、

そーです。



入ってしまいました(爆)

ここで讃岐うどんにちくわの天ぷら、おまけにおにぎりまで喰っちまったのは、ナイショです(核爆)



8 月 10 日(火)
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帰る日になってしまいました。

せっちゃんもこの日に帰る、ということで、また彼女の車に便乗させてもらい空港まで乗せてもらいました。

空港内の A&W で朝飯を喰い、せっちゃんと別れ、ワタシはしばし一人。

久しぶりに iPod を取りだし、 Prototype を聞きながらタバコに火をつけ、紫煙を深々と吸い込みます。



楽しかった 4 日間が蘇ってきました。



渋るワタシの背中を強力に押してくれ、またとない機会を与えてくれた大悪友・すも

せっかくの家族旅行に割り込んだワタシを笑顔で迎えてくれたすも家の皆さん



すばらしい最高の演奏を聴かせてくれた紫、 8-Ball のメンバー

何度も車に乗せてくれ、楽しい話しをたくさん聞かせてくれたせっちゃん

忙しい中、時間をいただき、剛柔両面を併せ持つ女性像を具現化しているえぃみぃ姐さん

キューティさ 200 %、しかも女性らしいやさしさと気遣いを忘れない華ちゃん



ありがとうございました。

皆さんのおかげで、本当に楽しい時を過ごさせていただきました。

次はいつのことになるのか、それ以前に果たしてまた来られるのか…

先のことはわかりませんが、また行けることを目指してがんばることにしましょう。



って、いきなり同盟修学旅行が実現したりして…

(笑)





8・8 Rock Day の日に

7th Heaven にて

すも・レイちゃん・ワタシ



製作すも



最高に気に入ってる一枚です。