Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

8-Ball Live in 7th Heaven Koza

やっと始まってくれました。

8-Ball のライブ。



ワタシはステージ向かって右側に立っている KeiicHi さんの、正面のテーブルに陣取り、ステージ中央には Ray さん、左側には Chris さん、そして奥には Leon さんというおなじみの立ち位置。

で、演奏ですけど、ワタシの知ってる曲はひとつもありませんでした(笑)

何でもこの日のライブは二部構成で、 1st Stage では若い人達にウケそうな曲を中心に、そして 2nd Stage では、 8-Ball オリジナルなどを中心に、ということらしいです。

そんなんで 1st Stage では知らん曲ばっかりだったので、何が何だかワカンナイうちに終わってしまいました(笑)



ただそんな中でけっこう印象に残ったのは、 Ray さんのギターです。

ボーカルを取る時は、ほとんど弾いてないように見受けられたんですが、この時は随分弾いてまして、

「アラマ、かっちょいいじゃないっすかー」

みたいなギターです。

すもによると Ray さんはハモンドも弾いたらしいですが、それは全然覚えてません(笑)

でも、ということは Ray さんって、ギターとベース、キーボードができるワケですよネ。

んで確か Chris さんはベースとギター、キーボードにドラムと…



スゲー

何種類もの楽器ができる人の頭の中って、いったいどーなってんだろー と常々思うワケですが、やっぱり持って生まれたモンなのかも知れません。



しばしオフ



で、

2nd Stage!!



Take 7
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7th Heaven Boogie からスタートかとも思ったわけですが、やっぱり 8-Ball ならこの曲ですネ。

あー でも、かっちょいい…

ワタシのようにただ感覚で音楽を聴いている人間には、すぅーっと流れていってしまいそうな曲調ですが、何回も何回も聞いていると、凄みが出てくる、というか。



「凄み」



を感じたのは、この曲が最初のように思えます。



(need for) Speed
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何回聞いてもゾクゾクする、文字通りのスピードチューン。

結局、この曲はオリジナルである GMP のそれと、 8-Ball アレンジ版、それにジョージさんが抜けたライブバージョンの 3 つを聞いたわけですが、それぞれにかっこいいものの、個人的にはこのライブバージョンが一番好きかも知れない。

なぜって?

理由はアリマセン(笑)

スタジオ版だと、まとまってるイメージが強いのかな…

ライブですと、すべての曲に言えることかも知れませんが、インタープレイの緊張感ってあると思うんですが、それがこの曲にはピッタリ来るんですよネ。

もっとも人によっては Take 7 にそれを感じるかも知れませんが。



Can't Carry on
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静かなイントロから一転、ハードな展開に至る佳作。

こういった曲がライブ映えするように、そんな風に感じられればと思います。

これも聞くほどに味が出てくる、ちょっとジョージさんっぽいエッセンスを感じる曲であります。





これで Prototype 収録の 3 曲は終わったわけですが、まだ何かやってくれるんでしょうか。



やってくれんだろーなぁ…

やってくれればいいなぁ…



って、この日は昼間っからイベントがあったりして、皆さんかなり疲れているみたいですが…



ん…

あ…

ああ!



Stairway to Heaven
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おおおおお!!!!!

ゼップかよおおおおお(絶)



まさかこんな曲を演ってくれるとは思いませんでした。

8-Ball がライブでゼップを演ること自体、涙モンですが、 Rock'n Roll とか Immigrant Song とかではなしに、この曲を演るとは…



曲は静かに進行し、やがて迎える絶頂の時。

KeiicHi さんのギターソロ。

かっこよかったです。

もちろん KeiicHi さんのアレンジで弾いてるわけですが、かっこよかったですネー





アルバム The Song Remains the Same でゼップがこの曲を演奏した時、ロバート・プラントは息子を亡くした直後であったらしく、その切々たるボーカルに涙を禁じ得なかったファンも多いと思いますが、 KeiicHi さんのソロは時に激しく、時に訴えかけるようにこの名曲を弾きこなし、それは異質の物ではあるがその時のロバート・プラントのボーカルを聞いて涙したファンと同じ次元の感慨を与えてくれたのです。



?????
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スイマセン、最後のこの曲は全然知りません。

あとで聞いたらメタリカの曲だそうで、メタリカって全然興味ないもんですから、わかりません知りません書けません。



というわけで堂々二部構成で迫った 8-Ball のライブ。

堪能しました。



4 人それぞれにすばらしい演奏を聞かせてくれたのですが、この日、特に印象に残ったのは Leon さんのドラムです。

うまく言えませんが、この人のスタイルは今まで聞いた中では、「誰々みたい」という言い方ができないスタイルでして、ペダルの使い方や笠地蔵の笠みたいな(笑)ちっちゃいシンバル(splash というのだ、と Chris さんに教えてもらいました)が特徴かと。

特に splash は、ワタシの貧しい音楽経験の中では唯一、名前は知りませんけど(爆)、 Europe のドラマーがやはり カシャン カシャン ってやってまして(笑)、多用するドラマーはこの人と Leon さんぐらいしか知りません。



小学校の学芸会の時、みんなで合奏をやったのですが、ひとりトライアングルをやらされたワタシの友達。

トライアングルって入るとこ間違えたら、えらいかっちょ悪いですよネ。

で、そんなことを先生からも注意され、しかもそいつ練習の時、いっつも間違えるんですよネ。



本番の日。

かわいそうにそいつは 「ちびまる子ちゃんの藤木君」 のように唇真っ青にして、

「ねぇ、ここで チーン ってやるんだよネ、そうだよネ」

とまわりに聞きまくってまして、

「そうそう」

とか

「違うだろ、ばーか まだ覚えてねーのかよー」

みたいに、散々です(哀)



で、本番。

皆さんの予想通り、見事に間違えてしまい、全然違うところで

「チーン」



かわいそうに、そいつ眼に涙浮かべて

「チーン」

「チーン」

って連打してまして、で、一体ナニが言いたいのかといいますと、 splash って、トライアングルみたいにびしっと決めればかっちょいいけど、こいつみたいに間違えちゃったらかっちょ悪いなぁ やっぱ Leon さんも緊張してんのかなー とかって思ったワケで、



あ、

スイマセン



ワタシャ プロに何て事言ってんでしょ…

今回は Leon さんとは話す機会がなかったので、次回はぜひこのことを聞いてみたいと思うっす。うっす。



え?

ヤメトケ…?



だって気になるし…

(笑)