ZureZure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

8・8 Rock Day at 7th Heaven Koza

ステージを覆い隠していた黒幕がさっと左右に引かれました。

いよいよ始まるゼ!

紫!

待ってたゼェ!!



7th Heaven Boogie
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もはやオープニングの曲としてすっかりおなじみとなったこの曲。

これから始まる Rockn' Roll Dream に胸躍らせる、そんなオーディエンスの心の内を見透かしたような、オープニングにはぴったりの曲であります。

ちらほらウワサは聞くものの、一体どうなってんのかさっぱりわからない NEW 紫のアルバムにも、この曲は収録されるんでしょうか。

してほしいなぁ…



Dooms Day
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オリジナル紫が唯一残したライブアルバム Doin' Our Thing ではライブ後半を一挙に突き抜けるタイミングで演奏されましたが、 NEW 紫では前半なんですネ。

いかにも紫らしい、分厚く重みを感じさせる名曲です。



Do What you want
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こちらもオリジナル紫の名曲。

ただこの曲については、先のハードロックサミットで感じたこととまったく同じ、それはこの時点でもまるで変わっていませんので、ここでは割愛します。



My Love
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ジョージの美しいピアノの旋律に乗って、チビが切々と歌い上げるバラード。

よく言われることですが、ハードロックバンドが 1 曲だけアルバムに入れるバラードには佳作が多いです。

昔なら KISS の Beth とか、ちょっと前なら Aerosmith の I don't want to miss a thing とか。



まったく知られていないのが聖飢魔Ⅱの Angel Smile という曲(笑)

思いっきりベタなラブソングですけど、アルバムまたはライブという、あるコンセプトに基づいて進行する場合、全体のメリハリを効かせる重要な役割なんでしょうね。



Fly Away ~海人
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おお!!

こ、これはすもが喜びそうだぁぁ

って、振り向いたけどどこにいるかわからず、探してるよりはステージを見ていたいんで、またすぐ前向きました(笑)



これは厳密な意味では紫オリジナルじゃないんですよネ。

だけど Murasaki Why Now!? で演奏されて、途中、沖縄民謡の美しいフレーズも織り込まれるジョージワールドです。

アルバム Doin' Our Thing では Mother Nature's Plight 後半で、 「なんた浜」 という民謡の一部が挿入されます。

ワタシはこの 「なんた浜」 が好きで、フロ入っていい気持ちになるとつい口笛吹いたり、これが出るとワタシャ機嫌がいい時なんで、一緒にフロ入ってる子供たちもいつしか覚えてしまい、一緒に口ずさんでくれたりする、言ってみれば我が家の小さな幸せの象徴のような曲です。

この Fly Away ~海人にも、後半、なんた浜が挿入され、ふと一緒に沖縄に行くことを一言の元に拒否したカワイイ子供たち(笑)の姿が思い出されました。



Double Dealling Woman
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Doin' Our Thing ではジョージの弾くサスペリアのテーマから始まり、その不気味な音階から一転、ツインリードギターが走り出す、かっちょいい曲。

だから、というワケでもないですが、むしろこういう曲のギターって難しいんじゃないかと思うわけで、かなり高いレベルでのテンションを持ち続けていないとかっちょよく弾けないんじゃないかと思うわけで。

いや、別に根拠があって言ってるんじゃないケド(笑)



Highway Star
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KeiicHi さんは、あまりこの曲は好きではないそうで、ライブ前に話してて 「何かリクエストがあれば」 との KeiicHi さんに、

「 Highway Star 弾いてくれればウレシイっす」

と堂々と言ってのけちまい、すもにあきられたのはナイショです(爆)

でも、スキなんですよネー この曲。

もともと Deep Purple は大好きなんですが、その中でもこの曲は んもー 生涯聞きたい曲である、と。



爪の手術の時も、頭の中で鳴らしてた曲では、これがもっとも多く登場してました(笑)



NEW 紫が演るこの曲ですと、ギターソロ後半、 KeiicHi さんの倍速ソロがすぐに思い浮かびますが、その前のジョージのソロ。

いや、鳥肌モンでした。

やっぱりこの人はすごいキーボードプレイヤーです。

星霜を重ねるごとに鮮やかかつしなやかなプレイを聞かせる、稀有な人かと。

もっといろいろな方面から注目されるべき人だと思いますが、でもそれがためにオリジナル紫解散の二の舞のようなことになってもイヤだし。





ここまでで、まずはオシマイ。

セットリストとしては、 Fly Away ~海人以外、この前のハードロックサミットとまったく同じでした。

個人的には Starship Rockn' Rollers とかも聞きたかったんですけど、 KeiicHi さんにいらんこと言っちまったおかげで、すっかり頭の中飛んでました(笑)



で、紫グッズが当たる抽選会(笑)

賞品は今となってはかなりレアな紫のアルバムの数々で、中にはサイン入りのものもありまして、別にワタシャ紫コレクターではないので、死ぬほどホシイってわけでもなく、淡々と Ray さんの司会進行を聞いておりました(笑)

ただ最後の Free のシングル LP は欲しかった。

オリジナルメンバーのサイン入りで、これをスキャンして携帯の待ち受け画像にしたかった(爆)



そして…

8 ・8 Rock Day ならではの Spcial Session が始まったあああ(悶絶)



アレ…



な、なんか知らないおじさんが歌ってますヨ

チ、チビは…?



ドラム叩いてんじゃん

へー







って、こんな感じでしか表現できない、自分の極貧赤貧表現力が恨めしい。



まじかよ、まじでチビがドラム叩いてんのかよ

泣けてきちゃったじゃねーか

どーしてくれんだよ

俺ぁ 41 のこのトシになって初めてだよ、音楽聞いてこんな気持ちになったのはよー

ずっとあんたのドラムが聞きたかったんだよ

一度でいいから、聞きたいと思ってたんだよ

それをいきなりやってくれるかよ

チビさんよー(魂)





Speed King

Child in Time

Space Truckin'



パープルナンバーオンリー(!)



曲のデキ自体は決してヨクなかったと思います。

チビのかわりにボーカルをとった城間健一さんもそれなりに気合い入れてましたけど、いかんせん急拵えの印象は拭えませんでした。

しかし、何と言ってもこのライブの白眉はドラマー・チビです。

そしてドラマー・チビの真骨頂であるドラムソロ

まさしく鬼神が地上に降り立ったかと思わせる燃えるドラミングでした。



Leon さんのセットで叩いてるせいか、 1 曲めの Speed King ではやや叩きにくそうでしたが、曲が進むにつれ、ガンガンいってくれ、心の中に滂沱と流れる涙をぬぐうことすら惜しい、まばたきさえ惜しい瞬間です。



とどめ

Burn



パープルオリジナルでもイアン・ペイスの気合い満点のドラミングが最高ですが、チビのドラミングもすんごい。

言うべき言葉もない。





ここでゲストである David Ralston も加わり、曲は Rockn' Roll

なかなかかっちょいいスライドを聞かせてくれた David Ralston ですが、ここでもボトルネック弾きまくり。

ちょっとうるさいカナ…(笑) というのもなきにしもあらずでしたけど、でもホントに楽しそうにギターを弾いてました。



アンコール

Smoke on the Water

ここまでやってくれるかよ…



まさかチビがドラムを叩き、しかもパープルやゼップのナンバー。

何度も言うようですが、曲自体のデキそのものは決してよくはなかったです。

特にアンコールの Smoke on the Water では、ワタシのような素人が聞いてもがたがただったし。



しかし

どーでもいいんですわ、んなこと。

チビがドラムを叩き、あのメンバーがこの曲を演ってくれるということ。

そのこと自体がうれしくて、泣けて、心が躍り、高ぶったわけで、逆に冷静な眼でしか見られない人はかわいそうな気もします。



何のために音楽聞いてるのかな、って。



批評するために聞いてるんだろうか

研究するために聞いてるんだろうか

論文でも書くですか



どの聴き方が正しいとか、間違いとか、そんなのはないわけで、自分が楽しく聴ければそれでいいわけで。

文字は記録に残り、何回でも反芻することはできるが、音楽はそうはいかない。

録音もできるけど、でも音は生まれた瞬間に消える運命を持っているわけで、その刹那刹那に煌めく音の粒を自分の魂は捉えることができたのか。



魂が震えたか

魂は叫んだか

そして熱くなれたのか



震えなかった人

叫ばなかった人

寒くなっちゃった人



当然にしていろいろな感じ方があるわけで、かく言うワタシだって、音楽聞いていっつも震えるか、っつたら んなこたあ ねーわけで、第一身体が持たん(笑)



でもこの日は生涯忘れられないでしょう。

震えたし、叫んだし、浮くこと覚悟でタオル鉢巻きしててヨカッタ(笑)と、思うぐらい熱くなったし。



1975 年 8 月 8 日

初めて紫がその姿を現した日から 29 年

大阪で多くの人の魂を震わせた紫が、 29 年後に遅れてやってきたワタシの魂を震わせた。

この高ぶりは生涯忘れないっす。



もうすでに人生半分終わってるワタシですけど、残りの後半は魂フリフリしつつ、えっちらおっちらがんばることにします。

(笑)



そして

(泣)