Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

iPodとM4Pと物欲と(最終回)

(前回までのあらすじ・笑)

 というワケで ヾ(^^;ソレガアラスジカヨ

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 なんかもうどうでもよくなってきた M4PをMP3にしちまってどんなプレーヤーでも聞けるようにしようゼ 略称 MMDPKプロジェクト。
 あら、また何か略称が違うような気もするが、ほとんどの方は気にしてないと思われますので、このままいきます。
 
 せっかくMP3になったというのに、なぜ故、 この子 は気に入らないのであろう…
 
 iTunesでは正常に再生できるんですよネ… 試しに M4P→MP3 のファイルをiPodに転送してみました。
 こいつもバッチリ聞こえる。
 
 なんで (?_?)
 
 ナンデナノ (??_??)
 
 しばし沈思。
 
 
 
 思いつきました(笑)
 
 ビットレートだな…
 
 CD-RからPCに取り込む時のビットレートを320kbpsにしてたんですが、目的のSDカードプレーヤーでは320kbpsのMP3は再生できないのでは?

 とりあえず128kbpsにして、も1回PCへ取り込む。
 
 エンコード完了。
 
 転送開始。
 
 転送終了。
 
 できました(笑)
 
 
 
 なんだヨ… 結局、こーゆーコトかヨ…
 
 いつものように、余計なコトしたおかげで余計な時間かつ手間ヒマかつ労力を費やしたワタシでしたが、やっと iTMSM4P→MP3→SDプレーヤー ができまつた。
 
 さっそく聞いてみましょう。
 
 ぷち
 
 ♪愛し合う2人 幸せの空
 ♪隣どおし あなたとあたし さくらん

 おお!
 
 ん~… iPodよりイコライザーの効きがいいせいか、かなり違った音に聞こえます。総じて言えば、iPodよりは全体の音質が素直ですかネ。
 
 もっとも音質は非常に主観的なモノですんで、同じモノを聞いてもそれこそ千差万別な評価が出るワケですが、でもまぁこれは 【買い】 かも知れない…
 
 ただココで問題になるのが、iTMSから落としてきた曲を、毎回こうやってMP3にするのは非常にめんどくさい。
 第一、その都度CD-Rが必要だし、CD-RWでもできるのかな… はたまたPCの仮想CDとかでもだいじょぶなんだろうか、などといろんな考えがくるくるまわります。
 
 一番いいのは、このSDプレーヤーの発売元であるPanasonicが提供している楽曲配信サイト「MOOCS」からダウンロードするのがもっとも簡便なんですが、ココってすんごい貧弱なんですわ。
 いつからこのサイトが始まったのかは知りませんが、とにかくダウンロードしたい曲がまったくない。
 
 皆無です。
 
 もっともiTMSも、最初のころはダウンロードしたい曲はほとんどありませんでしたが、ちょっと見ない間にどんどん増えてきました。
 詳しくは知りませんが、世界最大級の音楽配信サイトだそうで、ダダをこねてたSONYもついに参加するらしいので、そのあかつきには非常に有益なサイトになると思います。
 
 これからのMOOCSの充実に大いに期待するワケですが、でもユーザーの立場からは、どの配信元が提供するにしても同じように聞けるようにしてもらいたいですネ。
 
 ここにはデジタル音源に対する 「著作権」 の問題があり、 「不正コピー」 に対する対抗手段なワケですが、要はiTMSがやっているようにユニークなIDに対してのみコピーを認める、その認証方式を統一すればいいワケで、今の状態をCDに例えて言うなら、
 
 「CBS/SONYのCDはSONY製のCDプレーヤー以外は聞けません」
 「東芝EMIのCDは東芝製のCDプレーヤー以外は聞けません」
 
 とかってコトではないかと。
 
 これはユーザビリティを著しく低下させるワケで、メーカーの思惑にユーザー側が右往左往するという、実に迷惑な状態であるワケで。
 
 もっともデジタル音源の配信の他にも、このようなコトはたくさんあります。
 
 次世代テレビとか次世代DVD
 携帯電話なんかもそうですよネ


 ただこの音楽配信の場合は、ユーザーがどのような再生機器を使っていようと、IDを厳格に一意化するコトにより、不正コピーも防げ、結果、本来アーティストやレコード会社が得るべき正当な報酬を正当に渡すことができるのではないかと。
 そのためには 「独自の配信サイト」 よりも、大同団結した方が製作側、販売側、ユーザー側に等しく利益を分配できるのかな、などとも思います。
 
 え?
 
 「そもそもお前がやった、M4P→MP3も不正コピーじゃん」
 
 ですって?
 
 そうかなぁ~…
 
 ワタシはiTMSから正当に購入した楽曲を、iPod以外のプレーヤーで聞きたいダケなんで、そのMP3を売ったりとか、貸したりはしません。
 このような不正行為を助長させることになるかも知れない手段が存在すること自体も、あるいは問題なのかも知れません。
 ただ 「上に政策あれば下に対策あり」 とはよく言われるコトで、今はその 「政策」 があまりにユーザー不在のまま進んでいるような気がしてなりません。
 ちょっと前の 「コピーコントロールCD」 もそのクチかも知れません。最初はガードしてたのに、iPodをはじめとするシリコンオーディオの爆発的な普及で、有名無実化してるみたいだし(笑)
 
 まぁ最後にはユーザー側の 「誠意」 というか、姿勢なのかも知れませんが、この世知辛い世の中、性悪説にたってしまうのも仕方ないんですかネ…
 
 
 
 「でさー 結局、お前はSDプレーヤー買うワケ?」
 
 ちょ、ちょっと今、考えてまして…(笑)
 
 だって、 こんなのも 発売されるみたいだし…(爆)