最近のリバイバル
Led Zeppelin ≪ Presence ≫
引かれた方も多いコトでしょう(笑)
確かに今更感が非常に強いワケですが、いーんです。リバイバルなんだから(笑)
ふと思うコトがあって聴いてみたんですが、実にかっちょいいです。
音的に非常にタイトかつ緊張感にあふれ、質的にはストイック、感情的にはテンションの異常に高いハードロックアルバム。
≪ Achilles Last Stand ≫ ではボンゾの怒濤かつマシンのような正確さかつテンションの上昇気流に合わせたようなアップテンポなドラミングと、ジョン・ポール・ジョーンズの挫滅的終世的なベースがすべてかと。もちろんゼップの 4 人が一体となって迫ってくる音圧、狂気的な波形にもくらくらするワケですが、この曲はこのふたりのためにある、と言い切るのは暴言だろうか。
また個人的に白眉なのが ≪ For your Life ≫ ≪ Candy Store Rock ≫ ≪ Tea for One ≫ あたり。
「 HR/HM 」のように、一緒に考えられるコトが多いこの手の音楽ですが、ワタシ的には HR はフレーズで攻める音楽なのに対し、 HM はリフで責めてくる、という感じがしちょります。
また HR といっても美しいフレーズやドラマチックな曲構成、いわゆる様式美でいきりたつバンドもあれば、 16 連ワウをこれでもか! とかってびしびし責めてくるバンド、前者が Deep Purple で後者は Black Sabbath と言えるかも知れないが(大反論を喰らうであろうコトは予想済み・笑)、このアルバムはそのどちらにも当てはまらない、不思議な魅力にあふれています。
まぁ普通、こんなコトを書けば
「今日の帰りに CD 屋直行で、まだ買ってないアルバムを購入予定♪」
とかって書いて、まぁるくおさめるのが大人なんでしょうが、アタシの場合はそーはいかないの(笑)
だってお小遣い制の貧乏サラリーマンだし、たぶん明日は別のバンドがリバイバルになるから(爆)