今回初の休暇の初日。
朝からクルマに乗って 「烏鎮(うちん)」 という街にやって来ました。
上海周辺の街々は、いわゆる 「水郷」 と呼ばれており、その名の通り、水田地帯や運河が四方八方に通じていたりする街、というか村ですネ。
有名なところは、ほとんど観光地化してしまっており、何だかあまり面白くないところが多いのですが、この 「烏鎮」 は、ちょっと違うらしい。
何だか楽しみであります。
数時間後。
烏鎮に着きまつた。
まずは渡し船で対岸にあるホテルフロントまで渡ります。
そう。
ここは明の時代の民家そのものが完璧に残っており、その一帯を囲んで一大テーマパークみたいにしちゃったトコなんですワ。
で、宿泊もできるワケなんですネ。
こんな風に実に良い感じにライトアップされ、何だか別世界に来たような気分です。
んで、着いたホテルの美麗さに驚いた。
いい意味で期待を裏切られまくりです(笑)
外観は明の時代の古民家そのものですが、中身は徹底的にリノベーションされ、非常にきれいかつ清潔かつシノイズム 120 %の実にすばらしいモノでした。
こんな感じの廊下を歩き、部屋に入ってみると…
大きなベッドの上にさりげなく置かれたクッションの趣味や、足下の帯の美麗さ。
この画像でははっきりわかりませんが、家具や床はすべてピカピカに磨き上げられた紅木(マホガニー)であり、ベッドサイトのスタンドにしても実に上品な中国趣味の絵柄。
すばらしい(感動)
って、ホテルばっかりに感動してもしょーがないんで(笑)、夕飯の前に復元された街を歩いてみました。
当時の姿そのままでたたずむ郵便局や…
多くの人生を渡してきたのであろう太鼓橋。
ふと目をやると、こんな素朴な飾りが残っていたり。
すばらしい(感激)
これは 「テーマパーク」 などと言っては誤解を生むかも知れない。
古き良き時代の伝統建築や街のたたずまいをそのまま残し、中身は快適な滞在ができるように細部に渡って気が配られている。
その中身もつまらんアメリカンスタイルのホテル風などではなく、重厚なマホガニーが醸し出す上質な空気に覆われており。
すばらしい(感涙)
(笑)
すっかり感激してしまったオレは、その日もやっぱり酒を呑み(笑)
しかもアルコール度 55 度という 「三白酒」 という強烈な地酒。
この地の田舎料理と相性も抜群であり、同行した中国人 3 名(うち 1 名はまったく酒が飲めない・笑)と一緒に 1 リットルも呑んでしまった(爆)
翌朝(頭痛・笑)
これが泊まったホテルのフロント入り口です。
こちらは、この烏鎮では最高級のホテルなんですが(1 泊 50,000 円・爆)、この中に入ると…
このように実に佳き感じでフロントがあり…
部屋はこんなシノイズム 200 %
同行の中国人たちと 「誰とこの部屋に泊まりたいか? ただし女房はのぞく」 という、実に深遠なテーマで心の底から真剣に討議した(爆)
って、ホテルはもういい! っつうの!
(笑)
メインストリート
早朝の水郷
とある茶館
テレビドラマの撮影にも使われます(笑)
そんなんで、いにしえの水郷を満喫したオレたちは、次の目的地・紹興へ向かったのであった(笑)
オマケ
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運河があちこちにあるんで 「河に落ちないようにネ」 という注意書きの看板がたくさんあるんですが、あまりに真っ逆さまに落ちているのがオカしかった(笑)
「休暇その 2 紹興」 に続く ヾ(^^;続クンデスカ