Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

自転車に乗って思ったこと

R3 納車から半月が経った。

週末しか乗れないので、まだ数回しか乗っていないのだが、この三連休でちょこちょこ走り、累計走行距離が 200km を超えた。



いや~ しかし…



楽しぃ~!(魂)

こんなに楽しいとは、まったく夢にも思わなかったヨ(笑)



基本的に乗ってる時は無理をしないようにしている。

別に身体を鍛えるために乗ってるワケじゃないし、スピードや距離を競っているワケでもない。

自分の続けられるペースで走り、疲れたら休憩。

タバコも吸ってしまう ヾ(^^;ソレハ駄目ダロ



こういうスタイルのことを 「ポタリング」 というのだと、初めて知った。



ポタリング(pottering)とは、自転車でぶらつくことの意。

主に、観光名所めぐりなどに自転車を使う「散歩」的なサイクリングを指す。

サイクリングとは異なり、目的を決めずに気の向くままに走る。

走る場所は、自宅周辺の公園や、観光地などが多い。

(出典:  Wikipedia)




一応、目的地、あるいは 「~ km 走ったら引き返そう」 というように、目標は決めているのだが、昨日のように 「帝釈天が近いのかぁ~ んなら、ちょっと行ってみようかな…」 などと、まさしく 「気の向くまま」 (笑)



走ってる時は、はぁはぁしちゃう時もあります(笑)

基礎体力がないから(笑)

往路で向かい風だった時など 「帰りは追い風だぁ これは帰りが楽しみだぁ」 などと思い、いざ復路になるともっとスゴい向かい風だったとか(笑)



一応、オレの R3 はフロントが 3 段、リアが 8 段の計 24 段のギアなワケだが、フロントは真ん中の 2 段め、リアは 5 ~ 6 段ぐらいで走り始め、 7 段で巡航、ノッて来ると 8 段にシフトアップみたいな感じなのだが、正確にはどうやって表記するんだろう…?(笑)

25km/h 超で走り続けるのはちょっとしんどいです。

今のオレのペースだと、だいたい 22 ~ 23km/h ぐらいがちょうどいい感じ。

それでもメーターで計測した平均速度は 20km/h 前後であり、 20km/h 超での平均速度をキープできるように、ってのが今んとこの目標かな…



江戸川サイクリングロードを走り、家に帰ってホコリやら汚れを拭いていると、またすぐに乗りたくなってしまう(笑)

で、乗ってる時に感じたいくつかのコト。



サドルがすぐに下がってしまう → もっとキツく締めないといけないよナァ…

普段は無音なのに、ギアを変えると びぃ~ みたいな音がする → どこかがブレてるのかな…

ちょっとタイヤがツブれてるような気がする → やっぱ空気圧計つきのポンプ買わなきゃダメかな…



と、いろんな疑問というか不安が鎌首もたげ、これはいい口実ができたと言わんばかりに、帰ったばかりだがまたショップに行ってしまう(笑)



「こんにちは~…」

「いらっしゃいませぇ! って、またアンタかヨ!」



みたいな店員さんの視線を感じつつも(笑)、いろんな質問をしたり調整してもらったり、あ、もちろん必要なモノは買ってます(笑)

てっちゃんに教えてもらった 「サイクルベースあさひ」 というショップだが、店員諸氏がみな親切なのである(嬉)

オレみたいな初心者には本当にありがたいっす。



で、まぁちょこちょこといろんなコモノを買ったのだが、昨日はついにフロアポンプを買ってしまった。







TOPEAK というメーカーの JOEBROW SPORTS PPF035 というヤツ。

R3 を買った時にお世話になった店長さんに相談してみたら、これがオススメだ、とのことで。

「これだったら一生モンですヨ」

って、一生乗るかはわかんないんだけどネ(笑)



さっそくやってみた。

フレンチバルブの先を曲げちゃわないか、ちょっと不安であったが(笑)、計ってみると空気圧は 5bar 程度。

R3 のタイヤの場合は 8.3bar まで OK なので、 7.5 ~ 8bar 程度まで空気を入れてみた。



このポンプ。

めちゃくちゃラク(笑)

すぽんすぽんと 3 回程度ポンピングすれば OK なんで、おもしろくて女房から子供たちの自転車すべてに空気入れたった(笑)



チェーンがかなり汚れてきたように思えたので、これも店長さんに相談してみる。

店長さん曰く:

「この程度ならまだまだ全然キレいですヨ」

(笑)

掃除の仕方なども教えてもらい、チェーンメンテナンス用のオイルを買いまつた。



そんなこんなでもう週末が待ち遠しくてたまらないワケだが、江戸川サイクリングロードなどを走っていて、ちょっと感じるコトがある。

江戸川サイクリングロードは自転車のみならず、ジョギングしている人やウォーキング、犬の散歩、あるいは小さい子供が自転車の練習をしているなど、いろいろな人がいる。

当然、このような人たちは無防備なワケで、人力といえどもかなりのスピードが出る自転車に乗る場合は、その辺を十分に注意しなければいけないと思うワケ。



本格的な装備に身を固めたロードレーサー諸氏もたくさんいまして、けっこうなスピードで走っちょります。

もちろんこのような皆さんは、十分な注意を払って乗っているのだ、と思いたいワケだが…

残念ながらとてもそうは思えない連中もいるコトは事実。



ウチの女房も時間がある時は江戸川サイクリングロードをウォーキングしたりしているが、 「後ろからスゴいスピードで抜かれると怖い」 と。

そうなんだと思う。

まして、高齢者や子供などは余計にそう思えるのだろう。



乗っている側の気持ちもわかるような気がする。

やはり快調に走っていれば、自分のペースを変えたくないのは人情だし、追い抜くにもいちいち停車するのは逆に不自然だろう。

しかし追い抜く時にはせめて減速してベルを鳴らすなど、その程度のマナーはやはり必要ではないだろうか。



犬の散歩をしているご夫婦が前を歩いていた。

狭い道幅にふたり並んで歩いているので、そのままでは追い抜けそうもない。

減速して接近したが 「無音」 なので、気づいてくれない。

ベルを鳴らそうとも思ったが、いきなり 「チ~ン!」 ってやられるのも、やっぱ気分悪いかな… とかって思ってしまい(笑)、 「すいませ~ん…」 と声をかけたら 「おう! ごめん、ごめん!」 と道を開けてくれました(笑)



それからこの江戸川サイクリングロードには、決められた場所以外から自動車が進入できないように 「車止め」 がけっこうある。

この車止めの狭い空間を抜けていくワケだが、対向車が来た場合などはどっちかが道を譲らなければならない。

この数日間、ロードバイクが道を譲ってくれたコトは皆無です。

向こうにしてみれば、オレみたいにちんたら走ってる方が譲るのが当たり前だ! とでも思っているのか、こっちが減速して明らかに道を譲っても、脇目もふらず突っ走っていくのである。



この人たちって、相手が歩行者であってもこうなのかな…

もちろん常に相手に譲れ! と言っているワケではない。

十分な余裕があるなら、そのまま走ったって当然いいワケで。

しかしどっちかが譲らなければいけない、というケースでは、やはり歩行者優先だろうと思うのです。



あまりに自転車のマナーが悪くて、 「サイクリングロード」 が 車両乗り入れ禁止の 「遊歩道」 にされてしまうコトだってあるかも知れないし…

一歩間違えば 「凶器」 にもなってしまう自転車だからこそ、安全が最優先であり、真っ先に自転車が歩行者に譲らなければならないのでは…?



でもまぁこうやって 2 日間走っていて、車止めで道を譲ると、右手をあげてくれたり、ぴょこんと頭を下げてくれるレーサーもたくさんいました。

オレもそんな風に自転車に乗りたいと思ってます。



しかしコワいのは、音楽聞きながら歩いたりジョギング、または自転車乗ってる人のこと。

オレもドラえもん号の時はサイクリングロードを iPod 爆音で聞きながら走ってたが、いざ自分が逆の立場になるとコレは怖い。

だって、接近しても声かけても、チィ~ン! ってやっても気づかないんだもん。

R3 購入直後は、自転車に乗ったまま聞ける iPod 用のフォルダとかも探したモンだが、これはきっぱりヤメた。



それから無灯火。

これもコワい。

この前、 100 均で買った なんちゃってマグライト であるが、あまりに光源が弱く何の効果もなかったので、聖地(笑) 「サイクルベースあさひ」 で白色 LED のライトを買った。

これを前につけ、リアにはフラッシュする赤いライト。

で、どれだけ明るいか夜にちょっと走ってみたのだが、サイクリングロードを無灯火で走っているママチャリもけっこうあり、気づくのが遅くなる分だけ、やっぱりコワい。



会社からの帰り。

最寄り駅からは、電車の中で聞いてた iPod のボリュームをあげ、そのまま無灯火でドラえもん号に乗って帰っていたのだが、もう今日からはヤメます。

ドラえもん号のダイナモはすでにブッこわれているので、なんちゃってマグライトをくっつけよう。



R3 に乗り始めてから、ちょっとだけ真っ当な人間になったような気がした(笑)