ZureZure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

ふるさと

自転車に乗ってふるさとに行ってきた。

「ふるさと」 と言っても、都内某所であり、今住んでいる場所から急行で 30 分ぐらいなんだけどネ(笑)

一度引っ越したが、それでも自転車で 15 分程度か。

そこで生まれ、社会人になるまでずっと住んでた。



しゃかしゃかしゃか…



江戸川 CR を野田橋で降り、一般道に入ってちょい行き、国道 49 号線、つまり日光街道旧道を東京方面へ。

CR と違って、街中は走りにくい。

歩道はガタガタだし、かと言って車道は狭い割にはクルマは飛ばしてるし。



S 市中央公民館着。







つい数年前まで、ここの市民中国語教室に通ってたんですワ。

毎週日曜日で、街の中国語教室とは思えないハイレベルな授業であり、予習復習がかなり大変だった。

最後にはボランティアで講師のマネ事もやったけどネ(笑)

しかし仕事柄、休日出勤も多く、皆さんにもかなり迷惑をかけ始めてしまったのでヤメてしまった。

それでも 2 年ぐらいは通ったんだろうか…



しゃかしゃかしゃか…



都内某所。

つまり 「ふるさと」 着(笑)



かつての家も、今は建て直されてアパートになってしまった。

オレのおじいちゃんが丹誠込めて世話をしていた、庭の紅白の梅も今はない。







ウチがあった場所の前。

この路地を走りまわってた(笑)

オレが子供のころは、まだ舗装されてなかったんで、砂利道だったんだよネ。

なので転ぼうもんなら、それこそズルズルにすりむいたモンだった。

あのころのガキっつうのは、かなり寒くなっても半ソデ半ズボンだったから、なおさらですワ。







関東三大厄除け大師のひとつ・西新井大師

このすぐ裏に住んでました。

子供のころは、ココはかっこうの遊び場だった。

今から思えば決して広くない境内だが、子供にはものスゴく広く思え、んもう日が暮れるまでシャウトしながら走りまわってた(笑)



昔は境内に猿山があったんだよネ。

んで、その前にいつも屋台のお好み焼き屋がいた。

子供だから、そういつも喰えるワケじゃなかったケド、たまぁに遊び疲れるとここの屋台でお好み焼きを食べた。

おばさんが焼いてくれるんだが、何かしらオマケしてくれた(笑)







境内にある 「栄螺堂」

一見、三重の塔に見えるし、今までずっとそう思ってた。

しかし、よくよく説明を読んでみると、三重の塔ではなく 「栄螺堂」 というのだ、と。

何でも都内で現存している栄螺堂はココだけだそうで。

( ・ω・) ヘェ~…



記憶をたどってひとまわり。

よくおふくろと買い物に来た T ストアはまだあった。



そこの下にある喫茶店

たまぁに買い物の帰りにおふくろが連れて行ってくれたのだが、そこのタマゴサンドがウマかったのを覚えている。

普通、 「タマゴサンド」 というと、ゆで卵をみじん切りにしてマヨネーズであえて… ってのが普通なんだろうが、ここのタマゴサンドはスクランブルエッグをはさむんだよネ。

そのためスクランブルエッグをはさむのが 「タマゴサンド」 だと思いこんでいたオレは、 「普通のタマゴサンド」 を初めて食べた時、目が点になった(笑)



「あ…」

とあるラーメン屋発見。

「まだあったんだ…」

子供のコロから食べてたラーメン屋がまだあった。

遅い昼メシを喰いに入る。



考えてみれば、いつも出前ばっかりだったので、店に入るのは初めてかも知れない(笑)

ばあさんが店番をしていた。

チャーシュー麺を頼み、その間、ばあさんと世間話。



「オレさぁ 昔、ここに住んでたんだヨ。このあたりも変わったネェ」

「あら、そうかい…? どれぐらい前?」

「 40 年とは言わないけど、 30 年以上前だネ」

「え…? どの辺に住んでたの?」

「この道、まっすぐ行くと釣り堀があったでしょ? そこの裏よ」

「あらまぁ~! それはまたずいぶん古いワ」



(笑)



「この店の前にパーマ屋があったでしょ。あそこんチの息子とオレは小学校、中学校と同級生だったんだヨ」

「あらまぁ~  I さんチだったらまだお店やってるわヨ」

「( ・ω・) エ…?」



ばあさんに案内してもらった(笑)

「ほらほら」

「( ;ω;) ホントダ…(泣)」



思い出した。

「みっちゃん」 だ(笑)

よく学校の帰りにみっちゃんの家に遊びによって、それでビートルズの LP を聞かせてもらった。

みっちゃんとこは金持ちだったから、自分の部屋に高価なステレオがあって、ビートルズの LP も全部持ってたんだよネ。

結局、中学の友だち 「ハママツ」 には 「紫」 を教えてもらい、みっちゃんには 「ビートルズ」 を教えてもらったのか…



チャーシュー麺をすすりながら、ばあさんと話す。

「ここの道、ちょっと行ったところに S っていう飲み屋があったでしょ? あそこんチの息子とも友だちだったんだよネ」

「あらまぁ~ (笑)  S さんは奥さんが亡くなって、クニに帰ったのヨ」



思い出した。

S のおかあさんって、確かに病気がちだって聞いたコトがある。

S って、小学校の時は普通だったケド、中学になってからちょっとグレちゃったんだよネ。

そうか…

S のおかあさん亡くなったのか…

もっともずいぶん前のコトなんだろうけど…



店を出て、友だちがたくさん住んでた通りを走る。

八百屋の O

玉子屋の N

総合食料品店の T

小間物屋の K



何にもなかった。

だが鉄工所の息子の A や電器屋の K の家はあった。

表札もそいつらの名前になっていた。

まだ住んでいるのか…

考えてみれば、それはずいぶんと幸せなコトだなぁ…



「あ…」

また思い出した。

中学の時の友だちの Y 子ちゃん。

学校一の美人だったが、昔あった GORO という雑誌に掲載されていた篠山紀信の 「激写」

あれでヌードになっちゃったんだよネ(爆)

友だちに教えられ、慌てて本屋に買いに行ったっけ(笑)



「小学校に行ってみようかな…」

ふと思ったが道をすっかり忘れていた。

卒業したのっていつだ…?

30 年以上前だしなぁ…

確かココをこう行って…







あった(笑)



家からけっこう遠かったように思うケド、こんなに近かったんですネ。

木造の校舎もあったはずだが、さすがにそれはもうない。



思い出した(笑)

その木造校舎の裏で女の子に股間を蹴られて悶絶したっけ(爆)



いやいや…

楽しかったなぁ 今日は…

来ようと思えばいつでも来られる距離だけど、だけどクルマでわざわざ来ようとは思わないし、自転車だからこそ行ってみよう、って気持ちになったのかも。



家までの帰り。

しゃかしゃかとペダルを踏みながら、いろんなコトを思い出した。



「ふるさと」 を後にして、自分の家に帰る。

家にはふたりの子供がいる。

彼女らには、まさにこの家が 「ふるさと」 であり、やがてまたこの 「ふるさと」 に戻ってくるんだろうか。

その時には彼女らにも子供がいるのかも知れない。

オレはそん時、まだ生きてるんだろうか(笑)



そんなワケで本日の記録。

走行時間:  3:37'52

走行距離:  66.03km

平均速度:  18.1km/h

最高速度:  32.5km/h



まさにまったりポタリング(笑)