Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

銀賞

この土曜日は、吹奏楽をやっている上の子のコンクールの日だった。

中三になる彼女の最後の公式演奏会。



毎朝、オレと一緒に 5 時に起き、朝練。

帰りもけっこう遅いらしい。



かなり前のこと。

オレも寝ようと 2F にあがったら、上の子はまだ机に向かって勉強していた。



そのうち、シクシクと泣き出す声が聞こえ。

どうしたのかと子供たちの部屋に行ってみたら、上の子がさめざめと泣いていた。

理由をたずねてみると、疲れ切ってもうフラフラなのに勉強が終わらない、と。



いや、オレとは大違い。

オレだったら何はともあれ、絶対寝てます(笑)



とにかく吹奏楽に打ち込んできた三年間であり、しかもどうしたコトか部長にまでなってしまい(笑)

その最後の公式演奏会なので、オレも行ってきました。



埼玉県吹奏楽連盟が主催する県内東部地区のコンクール。

この日は 30 校近くが参加したらしい。



そして上の子の学校の演奏。

なかなかよかったです。

オレも何回かこうして聞きに行ったケド、今回が一番よかったのではないだろうか。

和のテイストを加え、パーカッションが活躍していたのが印象的だった。



帰りのクルマの中で、三年間がんばってきたのだから、最後に何か賞が取れるといいネ、と女房と話していた。

そして夕方。

彼女からの電話。



銀賞であったらしい。



彼女曰く

とにかく今回はみんな一生懸命がんばったから、金、銀は無理だけど銅ぐらい取りたいとみんなで話していた。

しかし銅賞の発表では彼女の学校は呼ばれず 「あ~あ… やっぱりダメだったか…」 とがっくりきたところへ、 「銀賞 ●△□市立■▼○中学校」 と。



部長である上の子が壇上にあがり、賞状を受け取ったのだが、その時まで何が何やらわからず、足も地についてなかった、と。

しかしみんなに迎えられ、その後は全員が号泣だったらしい。



いやいや。

こんなコトを書くのは親バカだと充分わかってはいるが。



しかし三年間、本当によくがんばったと思います。

努力すれば必ず報われる、というコトを最後にみんなとともに実感でき、本当に彼女は幸せかと。



このコンクールを最後に、上の子は部長から解かれ、あとは校内での演奏会のみであり、これから来年の高校受験まで勉強漬けになるのだろう。

まぁどこの高校に行くコトになるか、割とレベルの高いところを狙っているようだが、悔いの残らないように全力で取り組み、そしてそれに見合う結果が出せれば、それでよいのかと。



とにかくお疲れ。

今日は家族で 「おねえちゃん お疲れちゃん大会」(←ネーミング by 下の子・笑) を挙行します(笑)