Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

高校受験

来年、高校生となる上の子。

学校生活でも内申点が気になり、偏差値のわずかな上下で一喜一憂し。

オレが中学 3 年生のころは、そんなコト一切気にせず(笑)、遊びまわってた。

そのため、第一志望の学校には入れず(笑)、すべり止めに入った学校がまたバカばっかりで(笑)

高校 3 年間、ひたすら遊んでました。



そんなオレの放蕩学生生活とはまったく違い、自分なりに勉学に勤しみ、クラブ活動にも精を出し、漢検やら英検やらも受験している上の子。

いったいダレに似たのだろう…

少なくともオレではない(自爆)



もうすっかり秋めいてきたこの季節。

彼女の志望校も固まりつつあるようであり、この夏ぐらいから上の子、女房とともにオレも学校見学/説明会に行っちょります。

先週の土日もそれぞれ 1 校ずつあり、おかげで自転車にはまったく乗れなかったが、秋~冬物のウェアがまだないので、別にいいのである(貧)

今日、やっと注文したケド(笑)



先週の土曜日は公立高校、日曜日は私立高校であった。

最近はとても公立とは思えない、様々な特色を出した学校もあるが、土曜日の公立高校は非常にオーソドックスというか、極めてスタンダードな学校だった。

オレ的にはそんなに悪い印象もなかったのだが、上の子や女房には今イチだったらしく、第一志望からははずす、という。



この日はけっこう寒く、見学会の帰りに 「お腹すいたし、寒い」 と言い出した。

何が食べたい? と聞くと、暖かいもの、ラーメンが食べたい、というので、ちょうど駅前にあったウマそうなラーメン屋へ。



上の子と女房が並んで座り、その向かいにオレが座った。

おいしそうにラーメンをすすっている姿を見て、何だか大きくなったなぁ… と。

って、ラーメン屋で何考えてんだ、オレ…?(笑)



日曜日に行った私学。

とても好印象であった。

説明会冒頭にあった校長先生の話も、 30 分に渡る長丁場であったが非常に内容のあるものであり、その後の各担当教師からの説明も的を得た、受験生と親がもっとも知りたい内容となっていた。



その後の学校見学。

生徒たちが案内してくれたのだが、やっぱり私学はインフラ面がスゴいですネ。

前日に行った公立高校もそこそこの設備だとは思うのだが、やはりこうして見るとかなりの差があることは否めない。



その学校は中学、高校、そして大学と一貫教育であり、ウチの下の子は来年中学生になるのである。

この日は下の子も特に遊びに行くような予定もなく、ひとりで家にいてもつまらない、ということなので一緒に連れて行ったのだが、本人さえよければここの中学に入れてもいいな、と思ったぐらい。

また上の子本人も、あくまでも第一志望は公立高校なのだが、この私立学校単願でもいいのではないか、とさえ思った。

もっとも入れるかどうかは別問題だけど(笑)

さらに、子供ふたりとも私学入れるようなカネがあるのか…!? というのは、もっと大きな問題である(爆)



生徒たちに案内されて、学校をまわっている時。

ふと 10 年ぐらい前に仕事で行ったアメリカの学校を思い出した。



ウチの会社で企画したもので、日本の私学経営者や関係者を集めて、アメリカの学校経営を視察しようという、実に高尚な内容。

しかし添乗員はオレ(爆)



いくつかの高校や大学をまわったのだが、印象的だったのはどこの学校に行っても生徒たちが生き生きとしていたこと。

このトシぐらいの子供たちは、本来アメリカ人が持っているフレンドリーさやフランクな部分をもっともオープンに出せる時期なのかも知れないが、それにしても子供たちの目の輝きが違っていた。

そのせいか、日本からの留学生も生き生きとしており、流暢な英語を操ってクラスメイトたちとケラケラ笑っているサマを見ると、非常にうらやましく思えた。

自分の子供たちも将来はこんな体験をさせてあげたい、と切に願ったものである。



もっともオレだって北京の大学に何年間かいたワケだが、やっぱり環境が違い過ぎるっすよネ(笑)

オレの先輩で、アメリカの大学で経済を専攻した人がいるのだが 「アメリカで経済を勉強しました」 っていうのと 「中国で中国史を勉強してました」 と言うのでは、どちらに将来性があるのかは言わずもがな(自爆)



日本の教育システムには問題があり過ぎるし、安穏と 「受験」 というレールには乗せたくない気持ちがある。

しかし日本で暮らしており、本人に勉強したい、上の学校に行きたい、という意志がある以上 「日本の教育システムうんぬん」 と青臭い理想論を唱え、子供の希望を挫くのは親のエゴというものであり、心情的にも精一杯の援助と応援をしたいと思っている。



しかしまぁ…

要するに高校生になる上の子も、中学生となる下の子も、学校生活を大過なく過ごし、楽しく充実した、それこそ日曜日も学校に行きたい! と思えるような、そんな風になってもらいです。

勉学という結果は、それにより自ずとついてくるものではないか、とかって思うワケです。