Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

食欲

ごっつい強風が吹き荒れた先週末。

心がばっきりと折れたところで、先々週に引き続きサボり決定(腰抜)



日曜日のこと。

高校受験を間近に控えた上の子は、今日も塾へ。

この強風では、駅まで自転車で行ったら吹っ飛んじゃいそうなので、クルマで送って行く。



家に戻って朝メシ。

女房はまだ眠たそうな顔で新聞など読んでおる。

冷蔵庫をあさると、昨日の残りの麻婆豆腐があった(嬉)



オレが言うのも何だが、ウチの女房が作る 「うどんすき」 と 「麻婆豆腐」 は天下一品である。

まったくどこに出しても恥ずかしくない。



「ねぇ、昨日の麻婆豆腐、食べてもいい…?」

「どうぞ…」



ウッヒッヒッ…



暖かいご飯に麻婆豆腐をブチまけ、がっしゅがっしゅとむさぼり喰う。

めっちゃウマい…(陶然)



朝から大盛り 2 膳も喰ってしまった(肥)



そこへ下の子が寝ぼけ眼で起きてきた。

「おはよう…」

「やぁっと起きたのネ。んじゃぁパパもご飯食べてるから、一緒に食べようか」



しかし。

麻婆豆腐はオレが余すところなく完食していた。



「パパ、麻婆豆腐、全部食べちゃったの…?」

「ウ、ウン…」

「あんなにあったのに…」



って、朝から麻婆豆腐なんて濃ぃ~モノを喰わせようという女房も女房だが、まぁそれはオレが言う立場にまったくないことは自明の理である(自爆)



仕方なく女房と下の子はふりかけやら漬け物なんかで簡単にすませようと、食べ始めたのだが…

「ママ、ワタシ目玉焼きとか食べたい…」

「そうよネェ… パパが麻婆豆腐で大盛り 2 膳も喰いやがって、アタシたちがふりかけじゃ納得いかないもんネ」

オレ、うつむき加減で黙ってお茶を飲む。



「ママ、ワタシ、ウインナーも食べたい!」

「ヨォーシ! じゃあ焼こう焼こう!」



( ・ω・) 目玉焼きにウインナーだと…



オレも喰べたい(魂)



(爆)



でも、さすがにそんなことはよー言わん。

沈黙を守り通してテレビなど見つつ、しかし頭と胃袋はフライパンから立ち上る香ばしい芳香に引き寄せられていた。



くそぉ~

1 膳でやめて、麻婆豆腐ちょっと残しときゃぁよかった…(泣)



いいなぁ…

半熟の目玉焼きをご飯に乗っけて、ちょいと崩して醤油かけてむさぼり喰いたい…

そんで、その合間にウインナーとか パリッ! と音を立ててかじりつきたい…



嗚呼… ヾ(^^;アノナァ…



「できた、できた♪」

「さぁ食べようネェ♪」



フン…(羨)



「パパ!」

( ・ω・) ン…



テーブルの上には



目玉焼きが 3 個あった



( ・ω・) エ…



「どうせ食べたいんでしょ。どうぞ」



(嬉泣) かつ (感涙)



こいつ、たまにこーゆーコトやるんだよナァ…

メリハリが効いてるというか、ツボを心得てるというか…

見切られてるというか…(笑)



ありがたく、なおかつ美味しくいただきました。

しかもおかわり付き。



都合、朝から 4 膳



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