Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

GENTOS 閃 305 の挙動について

先日の拙ブログにて 「いきなり閃 305 の明かりが切れた」 と書いたところ、数えるほどたくさんのご意見をいただいた(笑)

やはり自転車用としては、かなりポピュラーな製品なのだと思う一方、この 「いきなり切れる」 というのが正しい挙動なのかどうか、はなはだ不安になったので、販売元に問い合わせてみた。

その結果は以下の通り。

皆さんのご参考になれば幸いです。



まず状況の確認。

ロードバイクのハンドルに付けて使用。

新品ではないが、まだ十分に使えると思われる電池が入っている。

1 時間ほど使用したところ、特に光量が落ちたとも思われないうちに、突然 「ブツン」 と明かりが消えた。

イメージとしては、あたかも電球のフィラメントが切れたかのような感じ。

すべて新品電池に交換したところで復旧。

その後、特に問題なし。



GENTOS 閃シリーズは 矢印株式会社サンジェルマン という会社の商品である。

ここに問い合わせをしてみた。

当然、メールでの問い合わせかと思ったが、どうやら電話での問い合わせのようだ。

「つながんないだろうなぁ…」 とあきらめ半分で、昼休みに電話してみたところ、一発でつながりまつた(笑)



上述の状況を申し上げ、ふたつ質問をしてみた。



この 「ブツン! と切れる」 は正しい挙動なのか?
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(回答)

徐々に光量が落ちて、最後に ふっ… と消えるのが正しい。

十分な明るさがあるのに、突然切れてしまうのは、接触不良やユニット、基盤の不良など、何らかの障害発生が考えられる。



では、その対策は?
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(回答)

ある程度の衝撃に耐えられるようにはなっているが、もともと 「自転車用」 ではない。

したがって、ハンドルなど常に微振動があるような環境では、徐々に各部に緩みが生じる可能性があり、段差を乗り越えたなどの一段と大きな衝撃で、接点がずれてしまった、あるいはユニット、基盤が損傷した、などが 「可能性としては」 考えられる。

損傷では修理しないといけないが、単なる緩みや多少のズレであった場合は電池パックを入れなおす、底部のオレンジ色のスイッチをしめなおす、などで治る可能性がある。



ということでした。

概略なので箇条書きにしたが、実際は非常にていねいかつ詳細なご説明をしていただいたことを明記しておきます。



なるほどネェ~…

オレの場合は、電池を交換して締め直したことで、結果的に各部の緩み、もしくはズレが解消した、ということだったのかも。

サンジェルマンの方も 「電池交換して点灯したのであれば、おそらくそういうことでしょう」 と。

こうじさんがコメントを付けてくれたように 「叩いたら復活した」 のも、まさにこれかと納得できる。



そうなると、オレのように常にハンドルに付けているのは、あまりよくない、ということになるのだろう。

せめてフォルダとライト本体との間にゴムやスポンジなどの緩衝材を挟むとか、ライト本体はサドルバッグに入れる、などした方がいいのかも知れない。

ハンドルに直付けするより、サドルバッグなどに入れた方が、まだ衝撃が少ないように思えるし。



ただ、これは 305 だけに限らず、何にでも言えることだよネ。

なので、突然消えたら、まずは 「振る・叩く・締め直す」 と衝撃を与えることで治る可能性あり、っつうことですナ。

マンガに出てくるテレビのようだ(笑)



ついでにエネループ使用のこと。

上述のサンジェルマンの公式サイトでは、エネループ対応の製品にはその旨を明記しており、それ以外は非対応である、と。



以前にも、どこかのサイトで 「最悪、破裂する」 というような記事を見た覚えがあったが 矢印こちらのサイトさん だった。

非常に興味深い内容だと思う。



ただこのサイトさんも言及されておられるように、過放電さえしなければ 【自己責任】 ではあるが、使用できる、ということ。



305 のマニュアルにも「電池からガスが出て破裂することがあるから、充電池は使用しないでくれ」と明記してある




では 「過放電」 とはなにか?

上記のサイトさんからのリンクにも詳しい記載があるので、ぜひそちらもご覧いただきたいが、要するに 「これ以上放電しちゃダメよ」 という電圧(終止電圧)まで下がってしまったのに、それでも使い続け、すっからかんになってしまった状態。

つまり、終止電圧以下に電圧が下がってしまったのに、自動でスイッチを切る機能がない、あるいはその状態を検知してユーザに警告を出すような機能を持たない、要するに



懐中電灯


は、その最たるもんかと(爆)



デジカメなんかは、その辺の機能があるので 「バッテリー切れ」 という警告を出すワケだし、同じ閃シリーズでも 355 は正式にエネループ対応しているので、やはりこんな機能があるんだと思う。

なので 305 でエネループを使用する場合は、早め早めに電池交換をする、電圧が下がって切れてしまったら、できるだけすぐに交換する、ということかと。

もっとも切れたら、普通はすぐに交換するよネ(笑)

真っ暗な峠道や CR で、切れた電池をいつまでも換えないワケがないし(笑)



というワケで 【自己責任】 にて、エネループを買いに行こうと思ったが、お小遣いをもらったばかりなのに、じっと手を見てしまうのであった(笑)