さて 2 日め。
今日は宜蘭という街へ日帰り。
特に何がある、というワケでもないのだが、何となく台湾の田舎に行ってみたかった。
とりあえず朝メシ(笑)
ホテル地下のレストランにて。
「朝からこんなに喰うのかヨ！」 と怒られそうだが(笑)、台湾ではこれぐらいが普通。
隣のテーブルの子なんて、この倍ぐらい喰ってたしネ(笑)
さて、腹もクチくなったところで出かけよう。
まずはホテルからてくてく歩いて MRT 双連駅へ。
MRT とは台北市内を走る都市交通で、地下鉄プラスモノレールといった感じ。
運賃も安く、かなりの範囲をカバーしているので、とっても便利♪
MRT 双連駅入り口。
券売機。
日本ではおカネを入れてからボタンを押すが、台湾では反対。
行き先の金額ボタンを押してから、おカネを入れまつ。
ぽちっとな。
あ、トークンなワケか…
思わず写真も斜めるぐらい絶好調に走る MRT(笑)
さて、台北駅に着きまつた。
ここから台湾国鉄のホームに移動するワケでつネ。
宜蘭までのチケット購入。
列車は特急 「自強号」
ホントはローカルの 「復興号」 で、のんびりと行こうかと思ったのだが、駅員曰く、復興号は宜蘭には行かない、と。
そうですか…
んじゃぁまぁ自強号で行きましょう。
「第 4 月台」 すなわち 「 4 番線」 (笑)
月でも愛でるんだろうか。
風流でゲスナ(笑)
車内はこんな感じ。
東武線の快速列車のようだ(笑)
列車は山線まわりというコトで、何とかという山を越えてひた走る。
途中でけっこうな雨が降ってきた。
宜蘭に着くまでにやむといいナァ…
宜蘭着。
雨もやんでいた(福)
宜蘭駅舎。
立派な駅舎ですナァ…
何となく東京駅の丸の内側を彷彿とさせるが、日本統治時代の遺産だろうか…
さて、ここから。
まず最初に行きたいところがあるのだが、駅前の道をまっすぐ行って、旧城路という道を行けばいいはず…
駅前通り。
すなわち光復路。
何だか古い感じ。
昔っからあるのかな…
まっすぐ行けば太平山に行けるらしい(笑)
MERIDA のショップ発見！(笑)
GIANT ショップもありました(笑)
中山公園でちょっと休憩。
今にも降り出しそうな天気だけど、大丈夫かな…
到着。
これは 「設治記念館」 というところで、歴代の地方高官の公邸があった場所。
この建物自体は 1900 年に建てられ、日本木造建築の色合いを深く残している。
ここは公開はしていなかったが、まったくの日本家屋だよネ。
中に入ってみると、このように宜蘭の歴史を展示していた。
建物自体と展示内容とは、直接の関係はないようだ。
ネ…？！(笑)
宜蘭発展に尽くした 3 人の政治家らしい。
う～ん…
旅館みたいですネ(笑)
檜の風呂桶まであった(笑)
外では地元の観光客が大騒ぎ。
盛んにポースを取っていたが、真ん中のおばさん、ついに寝転んじゃったヨ(爆)
建物の持つ意味とか、そういうコトは関係ないし、興味ないんだろうネ。
さて、これからどうしようかな…
今、歩いてきた旧城路というのは宜蘭の街をぐるっと一周してるらしい。
そんならこの道沿いに歩いていけば、次に行きたいところも、昼メシを予定しているところもすべて道順になるので、ちょうどいいヤ。
てくてくてく…
50 元で女装だと(笑)
風俗店ではない(爆)
つまり婦人服専門店。
パトカーが路駐していいのかヨ… と思ったが、土地が狭い台湾では駐車場は深刻な問題。
ここは駐車 OK なスペースなんですネ。
賑やかな通りですナァ
でも、さすがに台北ほどの人はいないし、クルマもスクーターもとても少ない。
お寺があったので寄ってみる。
道教のお寺ですナ。
道観といいまつ。
きらびやか、っつうか、賑々しいっつうか…(笑)
道教の神様なのかな…
あんまりありがたくなさそうだナァ…(笑)
左側の神様は泣きそうだし、真ん中の神様は舌出してるし(爆)
スゴい自転車屋発見(笑)
のぞいてみたかったが、何となく腰が引けてしまった(笑)
コワしてるのか、建ててるのか…
たぶん前者だろうケド…
というワケで 1 時間ぐらいで一周してしまった。
途中、宜蘭酒工場というのがあり、ここも自由に見学ができるので行ってみた。
もしかしたら試飲とかできるかな… とかって思ったのだが、まったく何もなく、おもしろくも何ともなかった(笑)
時間もいいので、昼メシにする。
今、ここにいるハズだから、この泰山路というのをまっすぐ行って…
アレ…
これ、どう見てもただの住宅街だけど、こんなところにあるのかな…(不安)
あった(笑)
ここは 「渡小月」 という、宜蘭では非常に有名なお店で、地元の人はもちろん、台湾各地から客が来るという絶賛レストランなんである。
どうしても、ここで昼メシが喰いたかった(笑)
ただ昼時にばっちり当たってしまい、店内は地元の予約客でいっぱい。
予約もしてない、飛び込みの日本人のおっさんはひとり途方に暮れる(笑)
「せっかく日本から来たんだから、何とか入れてくださいヨ」 と懇願。
「台北から来た」 と言わないところがミソである(笑)
そしたら 「ここでよければ」 と店側でテーブル席を作ってくれた。
端っこだけど、全然構いません。
ありがとうございますっす。
まずはコレだナァ…
ずっと歩いてたから、ノドがカラカラっすヨ。
ぐびぐび…
かぁーっ！(幸)
この焼きそばと…
豚肉の唐揚げを喰いまつた。
大したカロリーだが、もういいの…
旅行中までダイエットなんかしてらんねぇヨ。
日本だってできないのに(爆)
しばしロードバイクのことは忘れよう…(笑)
お店のご好意でデザートをごちそうになってしまった。
「あ、あの… 頼んでないですケド…」
「サービスです、召し上がってください」
(笑)
ウマかったぁ～…
焼きそばもスパイシーだったし、豚肉唐揚げも八角がほどよく効いていて、とってもウマかった。
もちろんおしるこ風デザートもウマかったっす。
腹、ぱんぱん(膨)
しかもお値段が…
焼きそば： 100 台湾ドル＝ 300 円
豚肉唐揚げ： 150 台湾ドル＝ 450 円
ビール： 60 元＝ 180 円
(笑)
腹ごなしに駅までの道をぷらぷら歩く。
ってか、腹ごなしも何も、歩かなきゃ帰れない、っつうの(笑)
ﾜﾛﾀ(笑)
てくてく歩いて駅まで帰ってきたが、さて、どうしよう…
台北に戻るには列車と高速バスがあるのだが、台北市内で渋滞とかってありそうだしナァ…
バスターミナルは、だいたいの場所はわかってるんだが、駅の反対側でめんどくさい…
いいヤ、また列車で帰ろう…
734
宜蘭駅舎内。
何だか昔の日本の駅みたい。
( ・ω・) ナンデ…？！
(笑)
こ、これは…
中国語版バイシクルクラブ(笑)
その名も 「単車倶楽部」 (爆)
今週号の特集は 「週末に 100km 乗ろう！ 実践大百科」
日本でも何ヶ月か前の特集であったよネ。
パラパラ見てみてが、内容的には日本版の直訳のようであった。
駅で帰りの列車を待っていると、ついに雨が降りだした。
しかもけっこうな降りである。
今まで、晴れはしなかったが雨には降られずにすんだ。
よかった、よかった…
帰りの車内では熟睡(笑)
危うく台北で乗り過ごすところだった。
さて、無事に台北に戻ったはいいものの…
ちょっとまだ夕食の時間には早いし、どこかブラブラしようか…
中正紀念堂でも行ってみるか…
台北駅から MRT に乗り、中正紀念堂駅下車。
やっぱり人が多いナァ…
駅の表示板も心なしか立派。
中正とは、蒋介石の字。
毛沢東率いる中国共産党との内戦に敗れた国民党蒋介石軍は台湾まで逃亡し、ここで亡命政権を樹立。
それが今の台湾、すなわち中華民国の基礎となった。
なので、蒋介石は台湾建国の父とも言える人なのだが、そこは一筋縄ではいかないところ。
しかし、いい意味でも悪い意味でも、今の台湾は蒋介石抜きで語るコトはできない。
ま、それはともかく。
記念堂の前では、軍楽隊が何やらやっていた。
しばらく見ていたが、アナウンスによると陸海空軍の学生が演奏しているとのこと。
へぇ～…
14 年ぶり。
晴れていないのが、本当に残念。
さて、この中正紀念堂では儀仗兵が蒋介石の像を護っている。
蒋介石像の前で佇立している間は微動だにせず、また 1 時間ごと、毎正時に行われる儀仗兵交代が非常に見もの。
そろそろその時間。
これを狙ってきた(笑)
さぁ引き上げましょう。
また MRT で双連に戻り、しばらくブラブラ、うろうろ…
晩メシはどこにしようかな…
安そうなトコがいいナ…
というワケで安そうな食堂に入ってみる。
ワンタンメン： 60 台湾ドル＝ 180 円
チャーハン： 65 台湾ドル＝ 190 円
(笑)
あ、でもワンタン【メン】じゃなくて、ワンタン【スープ】とかにすればよかった…
いくら何でも食い過ぎだ…(遅)
旅行 2 日めにして、早くもロードバイクには乗れないであろう腹を抱え、それでもセブンイレブンでビールを買ってしまうオレ。
orz
というワケで 2 日め終了。
けっこう疲れまつた。
シャワー浴びて、ビール飲んで、明日の用意でもするかな…
