Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

台湾ひとり旅 その 6

ついに最終日となりまつた(寂)

今日の夕方の飛行機で日本に帰るワケだが、何だか【猛烈な】台風が来てるそうで(笑)、オレ帰れるかな…(爆)



さて。



いきなりメシですんません(爆)



改めて、さて…

午前中、たっぷり時間があるので、今回一番行きたかった場所 「国立故宮博物院」 に行く。



台北にツアーで来れば、必ずと言っていいほど来る場所であり、オレも何回か来ている。

しかし 「添乗員として」 であるので、自分の見たいモノも見られないし、お客さんのケアなどもあるので、ただ 「来た」 というだけで、決して 「見た」 ワケではない。

だから、ここだけはゆっくりと見たかったワケです。



中国・北京にも同様に 「故宮博物院」 があるが、北京の故宮は建築物、つまりガワだけ。

巨大な故宮に収蔵されていた歴代王朝の膨大なコレクションは、すべて蒋介石国民党が台湾に逃げる際、 2 隻の巡洋艦に満載して、台湾に持ってきてしまった。

残ったのは、朽ち果てた空虚なガワだけ(笑)



もっとも北京の故宮も、一見の価値は十分にある。

確かにここで歴代皇帝は暮らしていたワケだし、俗に 9,999 の部屋があると言われるほど、その巨大な空間と荘厳な建築群は見る者を圧倒する。

でもまぁ 1 回行けばいいですかネ(笑)



しかし、こちら台湾の故宮博物院は、文字通り中国四千年の偉大なる歴史を彩った文物たちが収蔵されており、広大な建物でもすべてを公開することはできないほど。

なので、ここはじっくりと、自分の思うように見たかったワケでつ。



しかし今日も台北は雨(笑)

故宮までは MRT とバスを乗り継いで行かなければいけないし、ホテルもチェックアウトしちゃうから荷物もあるし、というワケで贅沢にもタクシー利用(笑)





到着。

せめて故宮博物院全体を外から写したかったが、雨がスゴいんだモン。



ちなみに 2005 年から展示スペースはすべて撮影禁止となった。

当たり前だと思うが、しかし 2005 年以前は撮影 OK だったことを思うと、ちょっと唖然。



というワケで見てきました(笑)

いや、よかった(寿)

ちょっと興奮しちゃったヨ。

皇帝直筆の詔書なんて初めて見たし、落款の変遷もおもしろかった。



ただですネ。

やはり故宮台北を代表する一大観光地であり、んもう次から次へと観光客が押し寄せる、押し寄せる…

かつては、オレもこの中のひとりであり、小旗フリフリお客さんを連れてきたワケだから、偉そうなコトは言えないケド(笑)





上も…





下も…

大混乱(笑)



まぁ見るものは見たので、さっさと引き上げましょう。

ちょっと時間も早いのだが、もう空港行っちゃおうかな…

雨も降ってるし、荷物もあるしネ…



故宮から空港に向かうタクシーの運ちゃん。

実によくしゃべった(笑)

んもう、ペラペラぺらぺらノンストップでしゃべりまくり(笑)





空港着。





こんなブースがあったので、さっそく占領(笑)

缶コーヒー買って、旅のノートを広げ、自分の机状態(笑)





これが台湾最後の食事だナァ…

空港の軽食カウンターにてワンタンメン。

98 台湾ドルにて 300 円弱。

高っ!(笑)





このどんよりとした曇り空…

結局、台風の中を突っ切って帰るワケだから、こりゃぁ揺れるだろうナァ…





まだチェックインしてなかった(爆)

ウロウロしてねぇで、さっさとやれ! っつう話。





長栄航空 109 便。

台北 16 時発、羽田行き。

さよなら美麗島



気になるのは台風っすよネェ…

機内アナウンスは中国語(標準語とビン南語、客家語)、英語、日本語とあるのだが、中国語では 「気流非常不穏定」 「気流が非っ常ぉ~に悪いので、めっちゃ揺れまっせ!」 と、身もフタもない、もうちょっと何とかならんか的な言いまわし。

しかしこれが日本語になると 「やや揺れることが予想されます」 となる(笑)

さすがハッキリもの言わないコトを美徳とする日本人(笑)



しかし。

覚悟して飛行機に乗ったのだが、全然揺れなかった(爆)

確かに暴風域の中を通過しているハズなのだが、ウマい具合に台風の上に出ちゃったんだろうか。





このように機内食も喰えまつた(笑)



長栄航空 190 便は、ほぼ定刻で羽田空港到着。

イミグレーションはガラガラだったが、荷物受け取りでやや時間がかかる。

しかし税関検査を終えて、高速バスのチケットを買ったら発車 10 分前だったので、ちょうどよかった。





雨の羽田空港



途中から電車を乗り継ぎ、我が家に帰着。

さっそく女房と子供たちにおみやげを渡す。

ちょっと張り込んだ甲斐があって、とても喜んでくれた(嬉)



フロ入って、ビール呑んで、久しぶりの焼酎。

ホントに楽しい、何だか夢を見ているような日々だった。

また行きたいナァ…

行けるように、またがんばりましょう(笑)



いつにもましてのダラダラ冗長テキストにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

謝謝各位老見我的博客!