Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

パキン… な話し

ある日のこと。

ロードバイクを吊るしている玄関の方から 「パキン…」 という音がした。

( ・ω・) モニュ…?



ざっと見渡したところ、特に何事もなく、気のせいだったのかナ…

で、ビアンキをよく見たら…





お分かりいただけるだろうか…



そう。

シートチューブに付けているレザインのポンプ。

このポンプのホースが だらぁ~ん… と垂れ下がっている。



( ;・ω・) ハレ…?? ナ、ナンデ…?





(笑)

ホースを固定する樹脂製のパーツが、これこのように砕けていた(泣)

真っ二つになってしまったのだが、幸いふたつとも玄関で見つけた。





要するに、この赤丸の部分のパーツでつネ。

これが割れてしまったので、固定されていたホースがハズれて、垂れ下がってしまった、と。



さっきの パキン… というのは、この音だったのか…

でも、何で割れちゃったんだろう…

って言うより、どーすんダ、これ…(笑)





アロンアルファで接着し、ガムテープで補強してみた(笑)

が、やっぱりネジ山がズレてしまい、何の役にも立たなかった(泣笑)



ちょっと、コレ、困ったナァ… ( ´・ω・`)

パンクマニアだから(爆)、ポンプは絶対に必要だし…



このレザインのポンプは英国から買ったんだよネ。

日本の代理店に連絡しても、ダメだろうナァ…

でも、もちろん有償でいいから、このパーツだけでも売ってくれないかナァ…



日本の代理店である 矢印ダイアテックプロダクツ の WEB サイトにアクセスし、サポートから問い合わせのメールを送ってみた。

すると 「文面だけでは状況がよくわからないので、できれば画像を送ってほしい」 とあり、また思いもかけないコトが書かれていた。

商品が元通りご使用いただけるまで、サポートさせていただきます




感涙



いや、まさかこんなお返事がいただけるとは思ってもいませんでした。

海外通販で購入した、ということは先の問い合わせにも書いており、従ってダイアテックプロダクツ社には、本来は対応する義務などはないと思うのだが、にも関わらず、このように手厚いサポートしてくれるという。

これは嬉しかったです。



さっそく写真を撮って送る。

すると、状況から考えて、割れた樹脂パーツ以外にも破損している可能性もあるので、現物を送ってもらえないか、と。

( ´;ω;`) ウッ…



何というコトでしょう(笑)

すばらし過ぎる対応に、オレはちょっと感動すら覚えた。

本来は 「購入されたところで相談してください」 とかって言われても、仕方ないところだよネ。



閃シリーズのサンジェルマンといい、パールイズミといい、やはり日本の会社の CS はすばらしい。

これこそ、日本が日本たる所以なのかも知れない。



感動の涙をぬぐいつつ、ポンプ本体と割れた樹脂パーツ、そしてハズれた口金を送る。

翌々日ぐらいにメール受信。

ダイアテックプロダクツ社の見解、そして修理が完了したので、返送しました、との内容であった。



今回の件は、アルミ製の口金と樹脂製の押さえパーツがホースの張力で徐々に締まり込み、最終的に破断してしまったようで、同社としても初めてのケースなようで。

それを防ぐには、あまりギチギチに締め込むのではなく、やや余裕を持たせること、そしてたまには締まり具合を確認するのがいいのだろう。

走る前には、タイヤの空気圧を見たり、また気になるところは増し締めしたりするので、その時にちょこっと確認すればいいよネ。



あぁ…

でもよかった…

安心しまつた。





キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)´,_ゝ`)・A ・)━━━!!!





何とステッカーまでいただいてしまった(福)

これはウレしい(寿)





当然、ポンプも入っていたのだが…

アレ…



割れた樹脂パーツは、新しいモノが付けられていたが、肝心の口金がないっす(笑)

で、ステッカーのお礼とポンプが到着したものの、口金が入っていないのだが、そちらでも確認していただけないか、とメール。

すぐさま <(_ _;> ←こんな感じの内容でメールがきた(笑)



昨日、家に帰ると荷物が届いていた。

さっそく開封





今度はちゃんと口金も入っていた(笑)





そしてまたステッカーが…

何気に裏を見てみたら…





送り状代わりだったのか(笑)





3 枚に増殖してしまったレザインのステッカー。

密かなステッカー好きとして、これはかなりうれしい(佳)





無事、修理が完了し、元のサヤに収まったレザインのポンプ。

気のせいか、 CNC 加工の美しさが一段と輝きを増しているかのような(笑)



でも、今回の件ではちょっと考えてしまった。

日本でモノを買う場合、多くは Wiggle などの海外通販の方が安い。



しかし日本でモノを買う、ということは、こうした安心をも併せて買うことなのだろう。

今回はダイアテックプロダクツ社のご厚意で、このように無償で修理していただいたが、何回も書くようだが、断れても、むしろ当たり前かと。



貧乏なお小遣い制サラリーマンのオレとしては、もちろん安く買えるに越したコトはないのだが、こうしたコトを考えると、やっぱり 「使い分け」 というコトを考えてしまう。

全部が全部、日本で買えれば一番いいんだけどネ。

ま、震災復興もあるし、ほんのわずかでも日本の経済をまわしますかネ(笑)