Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

チューブレス脱着練習とリドレー入院

今日は女房ジテツー・デビューの日。

ってか、オレが午後からクルマ使うから、イヤイヤ(笑)



家から女房の仕事場まで 3km ちょいぐらいだろうか。

特にアブない道もないが、心配なので一緒についていくことにした。



「オレも一緒にいってあげるヨ」

「え゛… い、いいわヨ… 子供じゃないんだから」

「いや、心配だから」

「大丈夫だってば… そんなに遠くないし。第一、会社の誰かに見られたらヤダもん」



めっちゃ、迷惑そう(笑)

わかってるヨ、んなこたぁ

「心配だから」 なんてのは、建前に決まってんじゃん。



ホントの目的は



吉野家の朝定食を喰いに行くのダ



(笑)



イヤがる女房を尻目に一緒に出かける。

彼女を仕事場まで送ったあとで、オレは吉野家直行(笑)





ハムエッグ牛小鉢

ごはんおかわりしたかったが、かろうじてガマンした(笑)



さて。

朝っから満腹したところで、家に帰ってリドレーをきれいにふきふきする。

チェーンとかスプロケもはずしてきれいに。



SHIMANO のスプレー式ディグリーザーって、初めて使ってみたのだが、めっちゃキレいになるネ、これ。

灯油とかパーツクリーナー以上にどんどこ汚れが落ちる。

GT-OIL のおかげで、見るも無残に真っ黒になったチェーンとスプロケが、見る見るうちに細雪のような純白さを取り戻し、オレの心も一緒に澄み切った青空の如く晴れ渡り、輝くばかりの笑顔で気味悪くペットボトルを打ち振るオレ  orz



フレームもキレいに拭かれて、キラキラと輝いているリドレーちゃん。

ホイールを外され、リアにエンドをかまされて、輪行袋へ。

( ・ω・) ドコカニ行クノ…?



ホイール。

こいつも薄めた中性洗剤でキレいに洗われ、ビアンキちゃんを洗っているうちに完全乾燥。

オマケでついてきたホイール袋に入れられる前に、チューブレスタイヤの脱着の練習をしておこう。



で、こっから先は一生懸命作業したので、画像がありません。

テキストだけですので、どうぞ読み飛ばしちゃってください。

って、この記事の画像は吉野家の朝定だけかヨ(爆)



さて、取り出しましたるは IRC のチューブレス専用タイヤレバー。

こいつを 2 本差し込んで、一緒にひょい。

ぱこん。



やっぱりビードはけっこう固い。

ってか、アトムコンプもこんな感じだった。

ユッチンソンって、 TL とか WO の区別なく、みんなこんな感じなのかな…

そんなコトないか(笑)



片側のビードをはずし終わったところで、タイヤを全部ハズそうと思ったが、もう片方のビードがホイールに張り付いているように固着している。

あれ、 TU だっけ… ヾ(^^;モシモシ



両手で握りしめてみたら、パコン! と小気味良い音を立てて、ビードがはずれた。

こんなに固くハメ込んであるのか…

オレ、元に戻せるかな…(笑)



全部ハズして、バルブも抜く。

このバルブが固くて、なかなか抜けなかったという記事もあったが、オレの場合はそんなこともなく、比較的容易に外れる。



さて。

問題はこっからっすよネ。

バルブの側からビードを片方にハメ込んでいく。



バルブ側を先にハメるやり方と、一番最後にハメるやり方があるが、オレはクリンチャーのころからずっと前者。

オレの場合、一番チューブをかんでしまうのがバルブ周辺なので、まだタイヤ全体に余裕がある、入れ始めの時点でバルブまわりを入れてしまうのである。



チューブレスもそうやって入れてみた。

片方のビードはセンターの溝に落としこんであるので、もう片方もできるだけセンターのヒダの奥までズブズブと挿入していく。



ぱこん! ぱこん! ぱこん!

なんだ楽勝じゃん♪

で、 1/3 強ぐらいを残して手が止まった(笑)



下側を自分の足の甲に乗せて、ぐっと押し付けてタイヤ周長をちょっと伸ばし、その分だけビードをハメ込み…

それを繰り返して、何とか 1/3 弱ぐらいまでハメたが、もう限界(笑)



タイヤレバーさん登場。

あ、なるほど、この形にはこんな意味があるのか…



って、この辺はいろんなサイトさんが詳細に解説をしているので、ここでは割愛。

ってか手抜き(笑)



確かにこのレバーを使えば、比較的楽に入れられるケド、これなしではちょっとムリっすネ。

スワッチの店長さんは、さすがに素手で ぱこん!ぱこん!ぱこん! とハメてたけど、その域に達するまでは、相当な修練が必要ですナ。



レバーの先端が折れて、タイヤの中に入っちゃったらどうしよう… とかって思ったが(笑)、そんなコトはなく、何とか最後まで入れられたが、親指、手のひらが痛ぇ~(笑)

ビードが全部ハメられたら、次にちゃんとセンターに落ちてるか確認する。



クリンチャーでは必須だけど、タイヤにチューブが噛み込んでいないか、タイヤをハメてから、ビードをニギニギしてチューブを入れ込み、かつ確認。

チューブレスでも、同じようにニギニギしてみたところ、ところどころで ぱきん!ぱきん! と音がして、ビードがセンターに落ちていく。

そうか、これやらないから、ところどころでエア漏れするワケか…



もっとも心配なバルブまわりも、ちゃんとハメ込まれているようなので、携帯用ポンプでエアを入れてみる。

全然入りません(笑)



やっぱりバルブまわりでエアが抜けてたみたい。

そこを抑えてポンピングしたら ぱきん! と音がして、ビードがゆっくりとあがっていく。



何回ぐらいポンピングしたか覚えていないが、ラストは両手で歯ぁ喰いしばってポンプを押し込み、何とか 7bar ぐらいまで。

んもう、汗ダラダラ(笑)



念のためにフロアポンプのメーターで確認してみたら、 7 気圧弱だった。

これだけ入れば上出来か。

もっとも、フロアポンプのメーターもそんなに正確じゃないみたいだけど。



と、ここまで所要約 40 分ぐらい。

初めてチューブレスの脱着をやってみた割には、まぁまぁっすかネ。

石鹸水とかもまったく使わなかったし。



クリンチャーで散々パンク修理をやった(やらされた?・笑)おかげか、思ったよりは全然大したことなく入れられました。

これなら出先でパンクしても、何とかなりそう♪



チューブレスでパンクした場合、ホイールが 2-way fit ならチューブを入れるか、もしくはパッチを貼るのが一般的なようだが、今日の練習でちょっと考えてしまった。

確かにタイヤの脱着はできたが、ハメる時は先の尖ったタイヤレバーをねじ込み、まさしくレバーのようにテコの原理で入れていくので、これ、チューブとかに穴開かないですかネ?

今日はタイヤだけなので(チューブで走ってるようなモンだから・笑)、かなり強引にレバーを使ってしまったが、中にチューブがあると、そうもいかないと思うんですよネ。



となるとパッチか…

パッチ修理も、ゴムのりが完全に乾くまで、 30 分ぐらい放置しておくのがコツみたい。

普通に考えれば、そんなんなるまでほっておいたらのりが乾いちゃって、接着できないだろうと思うだろうが(オレもそう思う)、さにあらず。

完全に乾いてから、パッチをあてがい、キツく圧着させないとつかないみたいです。



まぁしかし、こんなんはホントに習うより慣れろ、ですナ。

HIDE さんのサイトをはじめ、いろいろなサイトを参考にさせていただいたが、そうやって知識を蓄え、あとは実践してみる、と。

最後の左手と右手のコンビネーションは、我ながらうまくできた(笑)



入れれば入れるほどハズれていくクリンチャーと違い、一度入れたビードはハズれないので、その意味では、コツさえつかめば、クリンチャーより楽かもネ。

思った以上に上手にできて、ちょっとうれしかった♪



さて。

バラして輪行袋に入れられたリドレーちゃんはクルマの後部座席へ。

無事に脱着練習を終えたシャマルさんはホイール袋に入れられ、クルマのトランクへ。



iPod に仕込んだ  矢印Gacharic Spin を爆音で鳴らしつつ、スワッチに出発だ!

だってリドレーを返品するんだモン!



(嘘爆)



実を言うと、変速が今イチ、どころか今ニとかサンぐらいなのである。

もとはと言えば、オレの責任。



ムリ言って、組み上げを見学させてもらったのだが、店長さんにしてみれば、じっくりとやりたかった変速調整も、オレが引き取りで乗って帰るので、そんなに待たせるワケにもいかないと思ったのだろう。

アホなオレはライトも持って行かなかったので、暗くなる前にはオレが帰着できるように、そんな時間までに仕上げなきゃいけない。



今のリドレーはフレームにケーブルを内蔵しているので、初期伸びも取りにくいし、その他、いろんな点で細かな調整を繰り返ししないといけないらしい。

何とか納車できるまでのレベルには仕上がったのだが、店長さんはまったく納得できていないようで、とりあえずこれで乗ってみて、やはりダメなようならお預かりして調整します、と。



というワケで、しばらく乗ってみたのだが、うん、すいません。

率直に言ってちょっとだけ不満です。



まずストロークが大きい。

ブラケットの幅が広いので、それでストロークが大きいと変速するまでがけっこうストレス。



それから、時折 14-15-17-19 など常用するギアのあたりで二段飛びしてしまう(笑)

これはアウトですよネ。

まぁホントに時たま、なんだけど。



フロントはバッチリ。

まるで生き物のようにチェーンがあっち行ったり、こっち行ったり(笑)

問題はリアなんですヨ。



まぁそんなワケで、 500km ほど走ったこのタイミングで入院と相成った。

オレは週末しか休みがなく、それまではあっても乗れないので、一週間お預けして、その間にばっちりとやっていただきましょう。



すこん!すこん!すこん! って、そんな感じになればいいなぁ…

店長さんに調整してもらったビアンキの 105 は、今だに絶好調だもんネ。



さて、来週が楽しみだ♪