例によって酔っ払っていたある晩。
おもむろに PC の前の座り、おもむろに Amazon にアクセス、そしておもむろなオレはおもむろに Edge500 のセンサーキットをポチしていた。
「あ、しまった、またやっちまったヨ!」
という後悔の念が沸き立とうとした瞬間、 Amazon とヤマト運輸のコラボによるスピーディな配送により、オレの目の前にはテカテカと黒光りするセンサーが置かれており 「ま、どうせいつかは買っちまうんだから」 と、いとも簡単に己の衝動買いを、これまたいつものように正当化した。
初代センサーは、風の強い日にリドレーさんをブチ倒しちゃった時、ツブしちゃったんだよネ(笑)
それからガムテープを巻いてみたり、あるいは自己融着テープでムリやり固定したりしてみたが、中の配線が切れかかっていたようで、反応したりしなかったり(笑)
が、酔っ払った末の衝動買い堂々敢行で、いきなり新しいセンサーさんのご登場と相成った。
ホイールのカーボン柄が美しい…(うっとり)
って、そっちじゃなくて(笑)
クリアランス、ぎりぎりだよナァ…
ホイールはずすのが面倒だったので、ハメたままセンサー付けたモンだから、ニッパーの刃が届かず、インシュロックの処理が汚い(笑)
クランクアームとの距離もご覧の通り。
ちなみに、このクランクアーム側のマグネット台座なのだが、以前の 反応したり/反応しなかったり の時に調べてみたら、この台座が ぐしゃ… とひしゃげていた。
な、なんで… (?_?)
ホイール側マグネットはこんな感じ。
こうして見ると、全体的にはギリギリながらも、何とか適度なクリアランスを保っているようだ(笑)
サイコンフォルダーへの付け方も変えなきゃ…
今度はガーミンがメインになるワケだから、ガーミンとアトラスの場所を交換すればいいよネ。
さっそく外す。
このステムのボルトが、どうしてもサビてしまう。
別に雨の中を走ってるワケじゃないのだが、なんでこのボルトがサビちゃうんだろう…?
さて。
ガーミンをサイコンフォルダ先端に付け、アトラスをハンドル右側に付けてみたのだが、それだとアトラスが微妙に大きいので、どうしてもガーミンと干渉してしまう。
う~む…
直列にしてみた(笑)
これも何となくマヌケであるが、まぁ乗ってるヤツがマヌケなんだから、いいヤ、これでも。
ちなみにガーミンの横についてるのはノグの LED ライト。
今まで、ここには買ったばかりのレザインのフラッシュライトがついていたが、こいつもまた例によって 点いたり/点かなかったり で、アタマに来てノグのコレに替えたった。
これで出発準備は万端であるが、でもその前にやるべきことがある。
ガーミンのソフトウェア的設定である。
って、出発前にそんなコトやってたら日が暮れてしまうので(笑)、これは事前にやっておいた。
要するに心拍ゾーンを、よりきっちりと決めたかったのである。
以前は 「自分の好きなように走りたい」 とかって、心拍なんて要素はまったく無視していたし、第一心拍センサーが 反応したり/しなかったり …
オレ… 「~したり/しなかったり」 って、すごく多くないですかネ… 別に変な使い方をしてるつもりもないのだが、結構な頻度でそんなんが出現してるような気がする…(悲) |
しかしセンサーも よしあきさん に教えていただいた、電極部分に 556 を塗布するとか、あるいはネットで見た 「水をかける」 という方法を何度かやってみたところ、どうやら正常に動作するようになった(ように思える・笑)
ちなみに 「30 秒間だけ電池を逆に入れる」 というショック療法というか、人柱覚悟というか、そんな方法もあるようだが、さすがにそれは実行する勇気がなかったです(笑)
そんなんで、まずは安静時心拍数を求める。
これは以前に、起きた直後の脈を自分で 10 秒間測って、それを 6 倍するという簡易的な方法で数値を求めていた。
それは [66] だった。
成人男子の平均が 60 ~ 70 だそうなので、まぁごく普通と言ったところか…
せっかく心拍センサーもきちんと動くようになったので、これをもうちょっときちんと測ってみよう。
つまり心拍センサーを胸に付けたまま寝て、ガーミンに一晩中ログを取らせよう、と。
そうすればきちんと数値が取れるネ。
そうして測った数値、グラフがこれ。
寝てから 40 分後、そして 2 時間 5 分ぐらいで衰弱死しちゃうぐらい心拍が落ちているが、さらに 3 時間半ぐらいには計測不可なぐらいまで心拍が落ちているようだ(笑)
コレ見て、ちょっと寝るのが怖くなった(爆)
このグラフはガーミンコネクトのものだが、数値を見てみると平均が 66bpm であり、最高が 165 だと。
ぴったり(笑)
この数値と 220 から年齢を引いた最大心拍数を使って、毎度おなじみ カルボーネン法 にて運動強度とそれに対応する心拍を求め、そのデータをガーミンに仕込んだ。
たぶん、走り出したころはこの数値と一生懸命に合わせようとするのだろうが、疲れてきたり、あるいは追い風神風になったりすると、まったく無視しちゃうであろうコトは火を見るより明らか(笑)
まぁそんなワケで、ソフトウェア的にもハードウェア的にも準備ができたので出発しよう。
目的地は先週も行った葛西臨海公園(笑)
何を好きこのんで続けて同じ場所に行くのか、と言われればそれまでだが、ずっとフラットだし CR と一般道が半分ずつぐらいあるので、今回のようにサイコンの機能をいろいろ試してみよう、なんて日にはうってつけ。
って、ガーミン買ってから、ずいぶんと経つというのに、今更こんなコトやってるんかい(笑)
やぁ!
今日もいい天気だ。
その分、花粉も大爆発(辛_辛)
江戸川 CR では微妙に順風が吹いてきたりして、実にいい気持ち。
今日は長袖インナーに半袖ジャージ、下はレーパンにレッグウォーマーで、走り始めこそちょっと寒かったが、こんなんでちょうどいい感じでしたネェ♪
思わず長袖インナーもまくって、半袖で走ったろか! ぐらいに思ったが、さすがにこの時期で早くも 「半袖」 というのも季節先取りしすぎてバカみたいなのでヤメにした。
思えば、これが後から実に効果的であったと思い知るのだが…
新今井橋あたりでやや渋滞。
路肩もトラックでふさがれていたので、そんなら信号までちょいと歩道を失礼しましょう、と歩道に入ろうとした瞬間。
縁石の段差にハンドルを取られ、あえなく落車した(爆)
歩道に入ろうとしたワケだから、まったくスピードも出していなかったが、それでも投げ出された形になり、歩道に 「ひとりボディプレス」 (笑)
渋滞中のクルマからもじろじろ見られ、恥ずかしいったらありゃしない(笑)
歩道で大の字になり、思わず天を仰いだ瞬間 「フレームは大丈夫か!」 「ホイールは大丈夫か!」 「買ったばっかりのガーミンのセンサーは!」 と、稲妻のように各種不安要因が脳裏をよぎり、オレはキョンシーのように跳ね上がって、転げたリドレーさんをお姫様抱っこしつつ、ねっとり舐めるように視認。
その結果、チェーンは落ちちゃったものの、どこにも破損箇所はないようで、フレーム・ホイールの歪みもないようだし、買ったばっかりでまだ湯気を立てているセンサーさんも無事であった(安堵)
これでセンサーもツブれようモンなら、ホントにオレには Edge500 には縁がないのだとあきらめ、意識的に酔った勢いで 800J を買っちまうところだったが(そう言やぁ 810 なんて新型も出るんだよネ)、とりあえずこれ以上のムダな出費は防げたようだ。
と、一安心したところで、身体は大丈夫かと、やっとそっち方面に気が行った(笑)
ちょっとひざとかひじがヒリヒリしているが、ウェア類もやぶけてないし、まったくの無傷。
これで袖まくってたら、確実にすりキズぐらいはできてたろうナ…
このトシになって 「すりキズ」 か…(笑)
これぐらいのコトで落車しちゃうんですネ。
これまで立ちコケは数回あるものの、身体と自転車がここまで完全分離しちゃったのも初めて。
スピードが出てなくてホントによかった、と思わず胸をなで下ろす。
だけど、最近走りがいい加減になってきたコトも事実。
以前はもっと慎重に走っていたように思える。
いかん、いかん、これは神様の啓示であり警告である、と、いつものように自分の都合のいいように解釈して(笑)、落ちたチェーンを がちゃこん! と元に戻し、何事もなかったかのように出発。
オイルで真っ黒になったチェーンに触るのが、ちょっとイヤだったが(笑)
公園内のいつもの場所でちょっと休憩したところで折り返し。
ガーミンには速度など、各種データを表示させることにしたので、アトラスにはナビ画面、もしくはバーチャルトレーナーを表示させることにし、今日はこのテストも兼ねていた。
(公式サイトより)
こんな感じ。
とりあえず 「バーチャルこた」 は 23 キロで速度設定。
CR では完全に抜いてやったが、速度が落ちる一般道では、徐々に追い上げてきて、実に不愉快(笑)
ここで一言。 このバーチャルと自分との差の開きだが、実際は大きく差がついたとしても、画面上に表現される差は、こんな程度らしい。 この日、バーチャルとは 15 分程度の差をつけたのだが、それでも画面ではあたかもすぐ後ろにバーチャルがいるような表現であり、もうちょっと厳密に、バーチャルが(もしくは自分が)画面から消えてしまうぐらいでもいいのかも、と思った。 |
さて、帰り道。
いい感じの順風で気持ちよく走っていたが、さっき落車した時の 「もうちょっと慎重に」 を心がけて走る。
すると、 T 字路を右折しようとしたクルマに引かれそうになった(爆)
要するに、オレは青信号で直進しようとしたのだが、前方不注意の右折車にブツけられそうになった、と。
相手は右折しようとしてたので、幸いなことに大したスピードは出ておらず、それで回避できたようなモンだが、直後はかなり心臓がドキドキした(怖)
青信号ではあったが、ドライバーとアイ・コミュニケーションを取らなかったのが悪かったのだろうか…
それからはめっちゃいい子に一般道を走り(笑)、やっと江戸川 CR にイン。
CR とは言え、休みの日はここも人が多いから、気をつけて走らないとネ。
と、思っていたら、何やら前方に警察らしきクルマが警告灯をクルクルまわしながら、 2 台ほど停車している。
そして何人かの人垣も…
何かあったのだろうか?
そこには倒立したロードバイクと、路面上に びしゃ! とペンキをブチまけたかのような血痕(ホントに)
思わず息を呑んだ。
( ;・ω・) ヾ(^^;息呑ンデソレカイ
別に何があったのかと、話を聞くようなコトもしなかったが、思うにロードバイクが歩行者をひっかけてしまったのではないだろうか。
ロードバイクに乗ってる方は、普通はヘルメットかぶってるだろうから、あそこまでの流血はないだろう。
とすると、あの血痕は被害者のものか…
もしそうだとしたら、これはドエラいコトになるのでは…
変な言い方だが、ケガをしたのがロードバイク側であった方が、いろいろな意味でいいかも知れない。
CR では常にロードバイクが悪者だからナァ…
「安全運転」 をより一層心がけたオレであったが、こんな時に限って追い風が吹きやがる(笑)
ま、バカみたいに飛ばさず(第一、飛ばせない・笑)、春の江戸川を賞でながらゆっくり行きましょう。
ほら、こんないい景色があるじゃん(笑)
菜の花真っ盛り。
これで花粉さえ飛んでなきゃ、言うコトないのだが…
流山橋の手前に、こんな公園ができていた。
しばしまったり。
ここに自販機でもありゃぁナァ
そんなワケで無事帰着。
ガーミンは絶好調に動いており、各種データも無事採取できた(はず・笑)
アトラスのバーチャルトレーナーにも、 15 分程度、 5 キロぐらいの差を付けてゴール(設定した速度は 23 キロだけど・笑)
ただ、アトラスはステムに付けたので、サイコンフォルダのように仰角を変えるコトができない。
これだと直射日光がモロにあたり、バックライトの輝度を 100 %にしてもかなり見えにくい。
このあたりは今後の課題ですナァ
で、ホコリまみれになったリドレーさんを軽く拭きフキし、シャワー浴びて、残り物の貧しい昼メシ喰って終了(笑)
走行時間: 3:34'31
走行距離: 96.4km
平均速度: 27.0km/h
最高速度: 45.3km/h
高度上昇値: 305m ←こんなモンでしょ(笑)
消費カロリー: 305kcal ←もうちょっとあるんじゃないかナァ
心拍: 平均 92bpm /最高 150bpm
ケイデンス: 平均 77rpm /最高 208rpm
ルートラボの地図は前回とまったく同じなので省略(笑)