会社は自転車通勤を認めているが、ジテツーをするためには 「自転車安全講習会」 に参加する義務がある。
「認めている」と言っても、片道 5km 以内に限るんだけどネ。オレなんか片道 50km 以上あるので、認められるワケがないし、認められようとも思わない(笑) |
講習会に参加した自転車通勤者たちは、まぁそれなりの交通安全に対する姿勢も持ち得るのだろうが、問題なのはオレのように最寄り駅まで自転車で行ってます、みたいな 「自転車通勤」 のカテゴリーに入らない連中。
自転車通勤ではないワケなので、講習会に参加する義務もない。
実際にオレも参加したコトがない(笑)
そんな連中の事故が増えているらしい。
オレもロードバイクに乗るようになってから、如何に自分がアブないコトをしていたか、シミジミと実感した。
タバコくわえて、無灯火・逆走・ヘッドフォンだもんネ(爆)
そんな昔の自分を張り倒してやりたい(笑)
自転車通勤ではなくとも、出勤途中であれば 「労災」 になってしまうのだろうし、ここんとこ自転車に対する注目も高まっているようなので、こういう冊子の配布はいいコトだと思った。
しかしである。
パラパラと中身を読んでいて、このページに目がとまった。
そう、言うまでもなく 「道路の横断」 で、自転車横断帯を走ろう、というところ。
このイラスト自体は道路の横断だが、解説には交差点を渡る時も、この横断帯を通行しろ、と書いてある。
だから、これがアブないんだってば。
自転車工業会だったか、そんな団体も危険性を指摘してたハズ。
横断帯を進むためにいったん左折しかかった自転車は、同じく左折しようとするクルマからは 「左折してしまった」 と完了形で認識されるコトが多い。
しかし実際は、自転車はいったん左折しかかった状態で横断帯に入り、そこを直進してしまうので、クルマからは突然自転車が目の前に出現したように見えるのである。
せっかくのこうした啓蒙パンフレットも、間違ったとまでは言わないが 「認識を改めた方がいい」 ようなレベルで書かれると価値も半減かと。
まぁ実際に走ったコトがない人が書いてるんだろうから、ムリもないのかも知れないが…
先だって、 Twitter でのフォロワーさんが交通事故に遭われた。
ご自身のツイートによるとかなりの重傷のようだ。
オレはその方とは面識はないが、同じロードバイク乗りでもあるし(もっともオレは「ただ乗ってるダケ」なんだが・笑)、お住まいも埼玉あたりのようなので、親近感は持っていた。
一日も早いご回復を祈念してやまないが、他人事ではないのである。
一般道を走る時は、遠慮がちに左側ギリギリを走るのではなく、むしろ 「あの自転車ジャマだナァ!」 とかって思われるぐらいの方が安全なのかも。
だって 「ジャマだ」 と、その存在をきちんと認識されているワケだから。
そんなコトを思った。