Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

自転車瀬戸内紀行 ~しまなみ海道~

7 月 29 日(月)
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いきなり朝メシ(爆)

何だかとっても美味しく、ごはんもみそ汁もお代わりしてしまった(笑)



朝、ホテルの部屋から外を見てみると、雨はすっかり上がり、路面もほぼ乾いていた(嬉)

空は どよ~ん と曇っているが、雨が降っているよりは 100 倍いい。

そんなワケで朝っから食欲全開でパクパクと喰ってしまった、というワケ(^^)b




ホテルの前で輪行袋からリドレーさんを取り出し、組み上げたところでバルブエクステンダーのコトを思い出した(笑)



ししし、しまった…!

すっかり忘れていた YO !



涙目でタイヤをプニプニしてみたが、あ、これなら何とかイケるんじゃないかナ…

ちょっと空気圧が低めのような気もするけど(何せ ぷしゅ~ と抜いちゃったから・笑)、ヘタにいぢらん方がいいヤ。

とりあえずこのままいって、いよいよダメならそん時はそん時ダ!



って 「そん時」 になったら、一体どうしようと言うのか、そこは深く考えないコトにして、さっそく出発。

猛烈な不安を頭の隅っこに無理やり押しやり、渡し船乗り場にさっそく移動、さっそく到着。

だって、ホテルの目の前だったから(笑)




向島行き渡し船乗り場。



本来、しまなみ海道というのは尾道側からの 「尾道大橋」 から始まっているのだが、ここはクルマの交通量も多く、道幅も狭いので、渡し船向島に渡り、そこから因島大橋に乗るのがいい。

と、これは実は尾道市観光課の方に教えていただいた。



と言うのも、出発前にしまなみ海道のコトをいろいろと調べていたのだが、コース概略は載っていても、尾道側のどこから乗ればいいのか、また終点の今治側では、どこから降りてどこにつながっているのか、そんな情報がなかったので、しまなみ海道の WEB サイトから質問してみたのである。

すると、入り口については尾道市観光課から、また出口については今治市の観光課の方から、たいへん丁重かつ詳細なお返事をいただいた。

そのメールに上述のようなコトが書いてあったのである。



オマケにしまなみ海道の詳しいパンフレットまで送っていただき、何というか入ってる気合と熱意が違うと思った。

尾道市今治市 両市の観光課のご担当者さま、ご親切にありがとうございました。

おかげさまで大変助かりました <(_ _)>




渡し船には、自転車はそのまま積める。

ちなみに渡し賃はヒトが 100 円、自転車が 10 円(笑)

乗船してから払います。




こんな水路のようなところを通り…




アッ! という間に到着(笑)

その間わずか 5 ~ 6 分(近)



オレ的にはフェリーのような感覚でいたのだが、本当に 「渡し船

地元のヒトもたくさん乗っていたので、文字通りに日常の足なんだネ。



さて、向島に来たものの、こっからどうやって行けばいいのかしら… なんて佇んでいたら、渡し船乗り場の親切なおじさんが教えてくれた。

ここから今治までは、ずっと路肩に青の線が引いてあるので、それに沿って走ればいい、と。




あ、ホントだ(笑)

って、ブルーラインの存在は知っていたのだが、おじさんがあまりにも親切に教えてくれるので、オレも思わず フンフン… と聞いてしまったというワケ。



おじさんの説明も立て板に水のようであり、ココに来る自転車乗りの多さを物語っちょります。

お礼を言い、さっそくブルーラインに沿って出発!




何と親切な(笑)

今治までの残り距離まで書いてある標識もあった。




何となく休憩(笑)




第一の橋・因島大橋が見えてきた。

全長 1,270m




因島大橋の入り口。

当然だがクルマと自転車、歩行者の入り口は完全に分離しており、大きな看板もあるので、ブルーラインに沿ってさえいれば、間違うコトはない。

って、オレは一回だけ見逃して行き過ぎてしまったが(爆)




別に橋の下に住んでるワケじゃありません(笑)




因島大橋しまなみ海道で唯一、自動車道の下を自転車・歩行者が通行するコトになる。




渡りきったところで料金支払い。

このクーポン券を使えば、全通行料が半額になり、しかもいろいろな施設の割引券もついている。

オレはこれを泊まったホテルのフロントで買いました(^^)b




第二の橋・生口橋

全長 790m

斜張橋というタイプらしい。




橋と橋の間は、こんな感じの気持いい道が続く。




風が強いとちょっとコワいかも…(笑)




国内でもっとも長い斜張橋だという多々羅大橋、全長 1,480m




おそらく誰もがココで写真を撮るコトだろう(笑)




特に何もしてないので、ごほうびではない(笑)

でもクーポンについていた割引券が使えた(得)




全長 328m の大三島橋




これは、えぇ~っと…

ドコだっけナ(笑)

全長 822m の伯方・大島大橋です。



 


ちょっと休憩。

これまで都合 5 つの橋を渡ってきたケド、要するに橋にたどり着くには登らないといけないワケで、もちろん自転車向けだからゆるやかな坂ばっかりなんだが、さすがに疲れてきまつた(笑)




いよいよ最後の橋・来島海峡大橋

武志島、小武志島、そして馬島を経由する全長 4km 以上のしまなみ海道最長の橋。




さすがにココは長かった。



ココに限らず、ドコの橋の上からも絶景が続いたが、画像にもある通り、曇っていたのが本当に残念…(涙)

晴れていたら、もう ウヒョォーっ! の連続であったろうが、まぁしかし 「たられば」 の話をしても仕方ない。

雨が降るよりは 100 倍いいんだから。




最後の来島海峡大橋を渡り、無事に今治に到着。

この日の気温はたぶん 30 ℃を少し越えるぐらいだったと思うのだが、とにかく湿度がモノ凄く、汗がダラダラ。

ココまで来るのに、何本のスポーツドリンクを空けたろう…



ちょっと不思議だったのは、尾道も、ココ今治から続く高松までの四国、そして次の小豆島もそうだったが、アクエリアスしかなかったコト。

オレには、アクエリはちょっと甘すぎ、そんなに好きではない。

できればポカリスエットゲータレードがよかったのだが、全然ないんだよネ。



もちろんコンビニにはポカリもあったが、自販機はアクエリ、つまりコカコーラオンリーであった。

山陽、四国ってコカコーラの牙城なんだっけ…?

まぁどっちでもいいケド(笑)



さて、無事にしまなみ海道を渡りきった目の前の道、これすなわち 317 号線なので、こいつをまっすぐに南下すれば今晩の宿に着くはず。

着いた(笑)



今晩のホテルは 「今治プラザホテル」

しまなみ海道からの足の便もいいのだが、自転車をバラさずに部屋に持ち込めるのが助かるところ。




かなりボケてしまったが、ビジネスホテルの廊下に佇むリドレーさん(笑)




今夜はボクと同室だヨ(爆)



ホテルに着いたのが午後 1 時過ぎぐらいだったろうか。

チェックインは 3 時なので、本来はまだ部屋に入れないのだが、汗だくで到着したヒゲ面の汚ねぇおっさんに、そこいらをウロウロされたくなかったのか(笑)、用意できた部屋があるのでどうぞ、とチェックインしてくれた(福)



部屋に入り、冷房を最強にして床に座る。

汗だくの身体でベッドとかソファーに座りたくなかったから(笑)



とりあえずはメシ喰わなきゃ…

ちょうどホテルの目の前にコンビニがあったので、いいヤ、コンビニメシで。

ホント、どこに行ってもブレんナァ… オレ… ヾ(^^;少シハブレロヨ



メシ買いに行ったダケで、汗が吹き出す。

どんだけデブやネン、オレ…

orz



部屋に戻ったところでシャワー。

あぁ 気持ちいい…(爽)



自分をキレいにしたら、ジャージも洗わなきゃ…

さすがにこの時間で洗濯してるヤツもおらず(笑)、ホテルのコインランドリーにジャージやらグローブやらを突っ込み、洗濯開始。

その間、オレは遅い昼メシ。




HIDE さんじゃないケド、走ってる時のパスタっていいかも。

すぐにエネルギーになるし、しかも汗だくの身体に塩分が染み渡って美味しい。

でもコーラはトクホ(笑)




洗濯も完了。

走り終わった充実感と、空腹を満たした満足感、そして洗濯などやるコトやった安心感に満たされ、冷房のよく効いた部屋にいたら…



眠くなってきた。

(笑)



今治城でも行ってみようかと思っていたのだが、もう涼しい部屋から出る気もせず、ベッドに寝っ転がってスマホをいじっていたら、案の定寝てしまった(眠)



ノドが乾いて目が覚めた。

んじゃ、一杯呑みに行くか…



今治には名物 「鉄板焼き鳥」 というのがあるらしい。

と、これも HIDE さん情報であり、んもう、ドコまで Wikipedia なんダ、このヒトは…(笑)



ホテルのフロントで近場で美味しい鉄板焼き鳥のお店を教えてもらった。


それがココ 矢印「鳥林」さん   



何でも短時間に料理できるように、通常の串刺しではなく、鉄板で焼き始めたのが最初らしい。

特に 「鳥皮焼き」 がウマいそうで、鶏肉大好きのオレとしては、ぜひ味わいたいところ。




お約束(笑)

さぁ 今日も消費したカロリーを取り戻すゼ!

もちろん 【お釣り付き】 で!

!i!i!i!i!i ○| ̄|_ !i!i!i!i!i




今治名物 「鉄板焼き鳥」 の鳥皮焼き。

スーパーで売ってるような、ゴムみたいなグニュグニュのヤツではなく、コリコリとまるでよくできた軟骨焼きのようで、ほどよく肉もついており、絶妙の焦げ目も香ばしく、実にうまかった(寿)

左側のタレは、お店秘伝のタレだそうで、甘辛くて鶏肉によく合う。



ただ無類のしょうゆ好きであるオレとしては、これにしょうゆと七味をかけていただきたかった。

が、さすがにタレが売りとあってはしょうゆなど置いてるハズもなく、それはお店の自信でもありプライドでもあるのだろうから、とてもしょうゆをくださいなどとは言えず(小心者・笑)



この他にも各種串焼きや野菜焼きなどを堪能、チューハイもシバいていい気持ち。

お店も混んできたところで切り上げ、外に出てみたが…




まだこんなに明るい(笑)



もう一軒行ったろか! と思ったが、際限なくなりそうな気がしたし(笑)、明日は今回の行程で最もハードになるであろう日だったので、珍しく自粛。

またホテル前のコンビニでビールとハイボールを買って、涼しい部屋でダラダラと呑んだ(笑)



そんなワケで、待望のしまなみ海道を無事に終えたワケだが、評判通りのすばらしいコースだった。

晴れていれば… とは正直に思えば残念であるが、何度も言うように、おとなりの山口県では豪雨だと言う中、雨が降らなかっただけでも僥倖である。



路肩に引いてあるブルーラインや、自転車用のクーポン券、また各種休憩施設など、さすがに 「自転車に優しい街」 を目指しているだけあって、どれも完璧。

そういうサポート面の充実も、しまなみ海道をより一層すばらしいものにしているのだと思う。



何台かロードバイクも見かけたが、こんなところをスッ飛ばしているバカはおらず、皆さん景色を愛でながらゆっくりと走っていた。

ヘルメットをきちんとかぶった、おそらく地元なのであろう小学生たちや、レンタサイクルで走っている観光客、またオレのような遠方からの輪行組など、自転車が好きな人すべてが、それぞれの楽しみ方で思う存分に楽しめる、何というか根源的な自転車の楽しさを改めて教えてくれる、そんなところだったように思える。



走行時間:  3:33'40

走行距離:  76.7km

平均速度:  21.5km/h

最高速度:  45.2km/h



高度上昇値:  567m

消費カロリー:  1,949kcal



心拍: 平均 143bpm /最高 168bpm

ケイデンス: 平均 70rpm /最高 241rpm







矢印自転車瀬戸内紀行 ~今治から高松、小豆島へ~ に続く



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