ZureZure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

引きこもり DVD 生活

先月は一回も自転車に乗ってなかったワケで。

ロードバイクに乗り始めてから、さすがにこんなんは初めてのコトだったが、その間、何をしていたかというと、映画を見てました(笑)

WOWOW で HDD に撮りためた映画やら、 TSUTAYA ディスカスの無料一ヶ月お試しキャンペーンとか(もちろんギリギリまで使って、最終日に解約した・笑)。



暖かい部屋でコーヒーなど飲みつつ、映画を見るのは極楽であるが、ま、そんなんで印象に残った映画をいくつか。



ちなみに以下の画像はすべて拾いモノです。



U-571
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2000 年のアメリカ映画。

「潜水艦映画にハズれなし」 というコトバがあるそうだが、実におもしろい映画だった。



第二次大戦中の潜水艦乗組員は、ホントに大変だったのだと思う。

もちろん戦闘中の、常に生と死の間に置かれる極限状態もそうだが、劣悪な生活環境だけでも参ってしまうかと。

若干、閉所恐怖症の気があるオレとしては、こんなんは耐えられないだろうナァと思うっす。



後述の 「クリムゾン・タイド」 も潜水艦が舞台だが、こちらは原子力潜水艦であり、有り余る原子力のエネルギーで、艦内の空気は常に新鮮、タバコもスパスパ吸えるし、主演のデンゼル・ワシントンなんか艦内でジョギングしてたもんネ(笑)

一部にはプールやサウナを備えた原子力潜水艦もあったようで(海水から真水を取る装置があるから)、これならオレでも暮らせるかも(笑)



この映画にはビル・パクストンという俳優が艦長役で出演している。



この人、けっこう好きなんです。



ターミネーター」 で、冒頭いきなりシュワちゃんに殺されてしまうチンピラ役でも出演(笑)





その後は 「エイリアン 2 」 での、常に文句ばっかり、最後は開き直って(キレて?・笑)エイリアンの大群に立ち向かい非業の死を遂げるという、シニカルな兵士を演じた。





また 「ツイスター」 では、ケンカっ早い気象予報官を演じたり





かの 「タイタニック」 でも、タイタニック号と共に沈んだ財宝を狙うトレジャーハンター役で出演している。





よく 「あ、この俳優、どっかで見たコトあるナァ」 というコトがあるが、オレにとってのそうした俳優の代表格が彼(笑)



クリムゾン・タイド
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同じく潜水艦の映画だが、こちらは東西冷戦の最中の原子力潜水艦

最初にこの映画を見てしまうと、デンゼル・ワシントンに対して 「まじめ一徹」 というイメージを植え付けられてしまい(笑)、 「トレーニングデイ」 の悪徳刑事役にびっくりするという(笑)



一応、ジーン・ハックマンとのダブル主演だが、あんまりこの人は好きじゃないんだよネ。

何だかアクが強すぎるオヤジ、みたいな感じで(笑)、こんな人とは一緒に仕事したくない(笑)



この映画の場合、ストーリーや緊迫感、娯楽性はもちろんだが、知られざる原子力潜水艦の内部、指揮命令系統の描写とか、核ミサイル発射の承認手順とか、そんなところのリアリティが凄まじい。

特に命令書を確認するために認証コードなど、これらを管理する側はめっちゃ神経を使っているのだと思うと、オレなんぞは到底ムリ(笑)



レッド・オクトーバーを追え
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またまた同種の映画(笑)



とにかくこの映画はショーン・コネリーだよナァ

もうこの人に尽きる。



「ダンディ」 というコトバは、まさにこの人のためにあるんじゃないかと思えるぐらい。

こういう軍人役をやらせたら、ドぴったりですナ。



もうひとつ。

この映画にはスコット・グレンという俳優が出演していまつ。

この人も、わりといろんな映画で見る。





上述の 「トレーニングデイ」 では、麻薬密売人の親分だったし 「バーティカル・リミット」 では、得体の知れない仙人のような登山家(笑)

古くは 「地獄の黙示録」 とか 「ライトスタッフ」 「戦火の勇気」 にも出演してるんだよネ。



戦火の勇気」 と言えば、メグ・ライアン(笑)





「トップ・ガン」 のキュートな役柄で一目惚れ(笑)





でも、この人は何だか作品に恵まれないような気がする。

もっとたくさんの映画に出てもいいように思えるんだが…



ゼロ・ダーク・サーティ
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オサマ・ビン・ラディンを執念で追跡する CIA 女性アナリストが主人公。

冒頭からアルカイダ兵士の訊問(拷問)シーンから始まり、休みの日に見るには、これほどふさわしくない映画もないかと思える(笑)



主演はジェシカ・チャステイン



この人の他の出演作は知りません(笑)



まさしく 「執念」 で、オサマ・ビン・ラディンの隠れ家を見つけ出し、最後は捕捉(殺害)に及ぶワケだが、最後のシーンでは 「ステルスヘリ」 という、無音ヘリコプターで特殊部隊が隠れ家に突入。





見事に隠れ家への侵入に成功し、ターゲット捕捉(殺害)に成功するのだが、しかし、いくら無音だからと言って、真夜中にヘリの接近に気づかない、なんてコトがあるのだろうか。

映画では施錠されたドアなども、小型爆薬で吹き飛ばしたりしているが、いくら何でもこんな爆発音がしたら、隠れ家にいる連中だって気がつくよナァ…

気がついたら応戦するんじゃなかろうか。



ま、こんなコトでケチをつけてもしょうがないのだが、スリリングな展開で思わず見入ってしまったダケに、肝心のラストがちょっと残念だったかと。



バトルシップ
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2012 年のアメリカ映画だが、浅野忠信が準主役として出演している。

内容はドタバタ喜劇としか言いようのない、誠に稚拙な映画。

地球を侵略に来たエイリアンを、アメリカンヒロイズムの権化のような主人公がやっつけるワケだが、クライマックスで真珠湾に記念艦として繋留されている旧アメリカ海軍の戦艦ミズーリが登場。



これがまたスゴいワケですヨ。

だって 「記念艦」 のハズなのに、ひとっ走りできるぐらいの重油は備蓄してるし、主砲の実砲弾だって持ってるし、エンジンだって一発でかかるんだモン(爆)

いくら虚構の世界でも、これはないだろォと思った。



しかし、こんなしょうもない映画でも、 SFX は実に見事。

特にエイリアンの巨大な宇宙船や各種武器の描写には、思わず息を呑んだ。

んもう、これだけでも見る価値があると思えるが、もうひとつの見る価値。





(笑)

ブルックリン・デッカーという女優。

この人が主人公の彼女役で出ているのだが、絵に描いたようないい女っぷり。



結局、この映画はエイリアン武器の SFX とブルックリン・デッカーで、かろうじて救われたのかと(笑)



リンカーン
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いや、いい映画なんだと思う。

正確に言えば 「見る人が見れば」



戦時立法であった奴隷解放宣言を戦後も条文化すべく、憲法修正に取り組む、暗殺数ヶ月前のリンカーン大統領を描いた作品だが、当時の世相というか時代背景がまったくわからんオレにとっては、そのひとつひとつが持つ意味や重大性が理解できず、従って映画自体の深みも全然伝わらない(笑)

一昔前まで、アメリカの大統領選は民主党共和党との争いではなく、南部と北部、どちらの利益を代表しているか、が争点であったが(今は知らん・笑)、やはり近代に至るまで南北戦争、いや南北戦争の要因は影響し続けたのかと、ある意味世界経済の縮図だよネ、この国は。



劇中、黒人奴隷に対する実にきわどいセリフがたくさん出てくるが、もし現代でこんな発言をすれば、世間からオミットされるコトは確実だろう。

しかしコトバは世相の鏡であって、そこから当時の空気や考え方が鼓動を持って伝わってくる。

「当時は黒人に対して、こんな見方をする人がいたんだ」 と、時代というものを理解する術になるのである。



しかるに。

ジブリのアニメでタバコを吸うシーンがたくさんあり、それに対してクレームを付けてくる日本何とか協会のアホども(笑)

こういうボケたちが幅を効かせてくると、どんどんつまんない世の中になるんだろうナ。



砂の器
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いきなり日本映画(笑)

言わずと知れた松本清張の名作。

いかにも松本清張らしい手の込んだストーリーだが、特筆すべきはハンセン氏病患者役・加藤嘉の鬼気迫る演技かと。



この親子が放浪する痛ましいシーンなどは、日本映画独特の暗めな光線なども相まって、心の痛みと訴えかける寒さを覚えずにはいられない。



ちなみに、この加藤嘉もいろいろな映画に出ているが 「八甲田山」 の村長役でも出演してたよネ。



八甲田山
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ちょっと前に YouTube で全編がアップロードされてた。

そのコメントに



「日本人の心に響く名作。アップロードありがとうございました」



とかってあったが、いや、これは違法アップロードなんじゃないのか…?

「心に響く名作」 と思ってるなら、ちゃんと自分でカネ払ってレンタルとかしろヨ、違法アップロードに、そんなコメント付けてんじゃねぇヨ! と、する方もする方なら、コメントつけるヤツもクソだと思った(笑)



それはともかく。

大作であるコトには変わりない。

実際に主演の健さんも軽い凍傷にかかったらしいし、全身を雪と氷に覆われたシーンなどは、吹雪の中を本当に何時間もいなければ撮れないシーンだと思う。





大自然の猛威が主役ではあるが、日本人特有の精神論の怖さ、また指揮命令系統の混乱がこのような悲劇を招いた要因のひとつであることを思うと、この映画は組織論としても、長く語り継がれるべきものだと感じる。



新田次郎の原作 「八甲田山 死の彷徨」 も読んだのだが、映画では健さん演ずる徳島大尉が、実にかっこよく描かれている。

秋吉久美子演じる案内人の先導により、猛吹雪の中を無事に目的地に到着するワケだが、原作では村に入る途中、それまで先頭であった案内人を最後尾に付け、いかにも軍隊だけで踏破してきた、という印象を村人に与えようとする。

しかし映画では 「案内人を最後尾に」 という部下の進言を退け 「いや、このままでいい」 と。



そして案内人と別れる際は二列縦隊で敬礼を送るなど、世間一般の健さんに対するイメージを損なわない演出が為されている。

これはこれでいいのだと思う。

原作の映画化は、外国語の翻訳と同じで、ある題材(原作)をもとに、まったく違う作品を作り出すコトだと思うので。



太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-
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ん~…

微妙(笑)



主役の大場栄大尉役・竹野内豊が今ひとつパッとしないし、米軍の捕虜収容所に山中に立てこもった日本軍が、かように安々と近づけるのだろうか、そんであろうことか収容所内に入れちゃうのだろうか、と、そんなコトが気になった(笑)



収容所内の、ある父親。

彼は自分の子供が山中の日本軍の中に健在であることを知り、我が子会いたさに日本軍に投降を促す説得の役目を買って出て、自ら日本軍が立てこもる山中に赴く。

しかし兵隊からは 「帰れ! 帰れ!」 と門前払いであり、子供にも会えない。



もう少しねばってもよさそうなモンだ。

あんなに収容所長に大見得切って出てきたんだから(笑)



最後には日本軍は投降するワケなので、我が子と再会できたハズなのに、そんなシーンはまったくなし。

そんなら上述の場面は不要なのでは…? と思えるほど、今イチ脚本もわからん。



敦煌
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ぐぐったら 1988 年の作品だそうで(笑)

女房と子供たちが、しょーもない番組をガンガン録画してる HDD の片隅にひっそりと埋もれていた(笑)



西田敏行佐藤浩市も若いナァ

西田敏行って、こういう役もやるかと思えば、釣りバカみたいな役もできる、本当にいい役者だと思う。



敦煌莫高窟・第 16 窟に封じ込められた大量の文書や経典類は、いったいどのような経緯でここに置かれたのか…?

原作者の井上靖は、その明快な答えを導き出している。

最後に一緒に封じられた、ウイグル王女の形見となった宝玉の妖しくも悲しい輝きは 「敦煌」 という地名の語源 「大きに輝く」 という意味を奇しくもなぞらえている。



この映画の冒頭に、主人公が科挙の最終試験である 「殿試」 に望むシーンが出てくる。

そこで彼はまったく予期していなかった、対西夏政策を問われ、答えに窮してしまうのだが、そんなコトはないワケで。

「殿試」 とは、科挙合格者が皇帝と謁見できる晴れの場であり、その年の科挙合格者の順位を決める、言うなれば最後を飾る儀式的要素が強いのである。



ま、そんなんはどうでもいい話しだけど(笑)



というワケで、どうでもいいワタシの映画雑録これにて終わり。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

<(_ _)>