高ニになる下の子と聖天宮に行ってきた。
聖天宮とは、コンさんで何回か行ったコトがあるのだが、日本最大の道教のお寺・道観である。
下の子の趣向はちょっと変わっていて(笑)、今年の誕生日のプレゼントは 「封神演義」 の本がいい、と。
封神演義。
様々な仙人が縦横無尽に活躍する、中国のお伽話なのだが、彼女はこれをマンガで読んだ。
それが非常に彼女の琴線に触れたらしく、それからオレが持っている封神演義の訳本にも手を出した。
しかし、さすがにそれは難しかったらしく、もうちょっと現代語訳された小説があり、それを今、読みふけっておる。
この前、何の気なしに聖天宮の話をしたら、ぜひ行ってみたい! と。
封神演義は道教にも深く根ざしている物語なので、そのお寺・聖天宮にも興味を持ったようだ。
そんなら、オレと彼女が夏休みの間に、行ってみましょう、と。
さすがに自転車では行けません(笑)
畑の真ん中に、このように忽然と姿を現す聖天宮。
しかし、ナビはなぜか裏の道を指示しやがって 「忽然と姿を現す」 とはいかなかったのだが、それでも黄金の牌楼が見えた時には 「おお~っ!」 とテンション MAX(笑)
ココに来るまで雨は降ったり、やんだりであったが、聖天宮に着いたら本降り。
何とも残念であるが、これは仕方ない。
ボランティアのおじいちゃんに説明をしてもらう。
前述のように、何回か来たコトはあるのだが、こんな風に説明を聞いたコトはなかった。
そらぁ、ぴちぴちレーパンのおっさんには、声かけるのもヤだろうし(笑)
まぁ通り一遍等の説明ではあったが、実際にこの道観には台湾人の道士(おじいちゃんは「方士」と言っていた)が住みこんでおり、日々を過ごしているという。
封神演義に登場する仙人も、この聖天宮には壁画や像など、そこかしこに描かれており、その度に下の子も 「魔家四兄弟ダ!」 とか 「元始天尊ダ!」 などと、マニアな語句を連発(笑)
さほど大きくはないところではあるが、鐘楼や鼓楼にも登ってみた。
何やかんやで小一時間ほどもいただろうか。
本降りの雨の中、参詣者はオレたちの他には、誰もいない。
せっかくなので、もう一度本殿に行ってみた(笑)
さぁお腹も空いたし、そろそろ帰ろう。
思い出に残ればいいな。
途中にあったソバ屋で昼メシ。
もちろん、これはオレです(笑)
下の子はサラダうどん。
せっかくの夏休みなのだが、台風の影響もあり、ずっと雨。
なので、まだ一回も自転車に乗ってないのだが、こうやって過ごす日も亦楽しからずや(笑)
また行こうか。
たぶんママとおねえちゃんは何の興味も示さないだろうから(笑)、またふたりで来て、今度は四人分のお守りを買って帰ろうかネ(笑)