先週、南会津は湯野上温泉に家族旅行に行ってきた。
東武線内の広告で湯野上温泉を見て以来、一度行ってみたいと思っていた。
そのころは自転車にまじめだったコロなので、自転車で行く気だったが、まったく不真面目となった今、もちろん電車で(笑)
上の子の就職も決まり、 4 月から新社会人。
仕事が始まれば、そうそう休みも取れないだろうし、家族で行くなら今かナァ… と。
そんなワケで、 3 月下旬という、新緑でもなければ紅葉でもないという、とっても中途半端なこの時期に(笑)
特急スペーシアで鬼怒川温泉乗り換え、会津鉄道の AIZU マウントエクスプレスで湯野上温泉。
名前はかっちょいいが、要するにただの気動車で、座席も全席自由。
4 人掛けのボックスシートがひとつだけ空いていたのでラッキー♪
湯野上温泉駅着。
多少は雪が残っているだろ、とは思っていたが、こんなに積もってるとは…(絶句)
駅からは大内宿へ。
会津城下から日光市を結ぶふたつめの宿場町であったそうで、何でも重要伝統的建築物群という指定を受けたらしい。
こんな藁葺の民家が並ぶ、情緒あふれるストリート。
この日はいい天気だったが、昨日は吹雪だったらしい(笑)
しっかし風が冷たい。
つららもつらつらと下がっている(笑)
真下にいたら、危険です(笑)
まぁほとんどは食べ物屋とお土産物屋なのだが、お団子からお餅やら、美味しそうなモノがたくさん。
(笑)
宿場町の終点には小高い山、というか丘があったので上がってみたが…
ムリ(笑)
道だけは雪がないが、屋根やら山には雪が積もりっぱなし。
さっきから、色んなモノを食べてる割にはお腹がすいてくる(笑)
風が冷たいし、かなり寒いので、何かあったかいモノでも食べましょう。
というワケで、けんちんそば。
ココは一本の長ネギを箸がわりにそばをすするという 「ねぎそば」 が名物なのだが、長ネギ嫌いなんです、オレ(笑)
石原屋さん。
ごちそうさまでした。
大内宿を堪能したオレたちは、次の目的地である 「塔のへつり」 へ。
風化と侵食を繰り返して、こんな奇景ができあがった。
「へつり」 とは、このあたりの方言だそうで、川に沿った絶壁のコトを言うらしい。
実は 「へつり」 には漢字がある。
それがコレ。
(画像ハ拾イモノ)
改めて漢字って、表意文字なんだと認識させられる(笑)
後ろ姿(笑)
吊橋を渡って、こんな先端まで行ける。
落ちるなヨ(笑)
古びたお土産物屋があったので入ってみる。
温かいミソ汁を振る舞われ、人心地がつく。
自家製ミソだそうで、さっそく買いました(笑)
さぁ、そろそろ今晩の宿に向かいましょう。
宿は 「こぼうしの湯 洗心亭」 さん。
温泉がめっちゃ楽しみ♪
ウチはオレと女房、娘ふたりなので、温泉はオレひとり。
女三人が温泉に漬かったら、さぞ長いだろうナァ…
露天風呂から眺める雪景色は最高。
あぁぁ 気持ちいい…
来てよかった…
ホカホカになったところで部屋に戻るが、待てども待てども女三人は帰って来ない(笑)
すいません、ガマンできませんでした(笑)
やっと女三人が帰ってきたところで夕飯。
大変美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。
部屋に戻ってからも、ゆっくり呑むつもりでいたが、ビールと熱燗を二合ほど呑んだところで、もうオレは十分(笑)
親子四人がひとつの部屋で川の字で寝られるなんて、また次があるのかナ…
おやすみなさい。
おはようございます(笑)
が、女三人はどよーんとしている。
寝起きが悪いのかと思ったら、オレのいびきがモノ凄過ぎて、まったく寝られなかった、と。
女房 「廊下に蹴り出してやろうかと思った」
上の子 「隣の部屋の人が怒鳴り込んでこないか、まじで心配だった」
下の子 「ドライヤー口にねじ込みたかった」
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気を取り直して、朝風呂(笑)
あぁぁ まったくもって気持ちが良い(幸)
朝ごはんも大変美味しゅうございました。
宿のクルマで湯野上温泉駅まで送ってもらう。
予定では駅のあたりを散策して、お土産でも買いぃの、ゆっくり昼メシでも喰いぃーの、というつもりだったが、駅前には何にもありませんでした(笑)
予約してある電車まで、あとまだ 3 時間ぐらいあるんですが(笑)
家族会議の結果、こんな何にもないところにいてもしょうがないので、早く帰って、ウチでゆっくりしましょう、と。
というワケで、特急券を払い戻し、トコトコと帰るコトにした。
こっち方面からだと、春日部に帰るのもめっちゃ楽だワ。
湯野上温泉駅は、こんな情緒のある駅。
待合室にはいろりがあり…
こんな昭和の薫り。
外には足湯(笑)
というワケで、文字通りトコトコと帰ってきた。
一泊二日の短い時間だったが、やっぱり家族と出かけるのは楽しい。
できれば毎年、一泊でもいいから、どこかに行きたいモンです。
おわり