何でしょう、このこんもりした雑木林は…
実は、コレ、ウチからすぐのところにある学校の跡地なのである。
当然のことながら、周囲は金網が張り巡らされ、入ることはできない。
ちょっと入ってみたい気もするが、何せ超近所なので、ご近所さんに目撃されること必定(笑)
このように住宅に隣接した部分もあるが、こういう空き地が自宅の目の前にある、ってのもあんまりいい気持ちはしない…
って、このお宅はワタシの家ではありません(笑)
何でも、陶磁など美術系の専門学校であったようで、オレが今の家に越してきた当時は、まだ学生もかなりいたと思う。
さすがに「美術系」であり、突拍子もない格好した若い子たちが多かったが(笑)、検索してみたら2008年に閉校していた。
近所には老夫婦が営んでいたパン屋があり、ここの学生食堂よろしく、学生たちがたくさん集まって来たらしい。
このパン屋さんもとっくに店を畳んでしまったが、まだウチの娘たちが小さかったころ、よく手をつないでタバコやアイスクリームなどを買いに行った。
店を閉める直前、ご主人に「店を閉めることにしたよ」と言われた時、「長い間、本当にお疲れ様でした」と言ったら、ほろほろと泣かれてしまったことを思い出した。
確かここには立派な門扉があったように思うが、今では石碑だけ。
ご近所さんの、格好の駐車場代わりになっている(笑)
もちろん、金網の外側です。
左側の建物は割と風化が進んでいるが、右側のはそうでもない…
左側の建物の全景がコレだが、なんでこんなに差があるんだろう…
建物だけ見たら、まだまだ現役で使えそうだが、まわりは洪水にでも遭ったようです。
子供ひとりぐらいがくぐれそうな隙間が空いているが、こっそり入っちゃうような元気な子供はいないだろうナ…
このフェンスの向こうはグランドだった。
スコアボードだったんだろうナ…
まだ自治会などの活動が盛んだったころ、ここのグランドを借りて毎年のように夏祭りをやっていた。
ご近所の奥さん連中が総出で、焼きそばとかカレーとか模擬屋台で売っていた、今となっては考えられないおおらかな時代だったが、確か和歌山のカレー事件以降、そんなんもなくなった記憶がある。
立派なバックネットもある。
敷地自体は相当広いので、草野球ぐらいだったら十分できた。
グランドの裏側。
江戸川の土手から写してみたが、何だか生えるに任せ、朽ちるに任せてる感が強い。
あぁ…
でも、何だかめっちゃ久しぶりに江戸川に上がったような気がする…(笑)
というワケで、ゴールデンウイークの最終日。
何だか女房と家のことばっかりやって終わってしまいました(笑)