早くも第5週に突入。
ロスアンゼルス・ラムズとシアトル・シーホークスの試合。
NFC西地区の同地区同士の戦いとなった。
この試合のハイライトは、何と言ってもシーホークスのQBラッセル・ウイルソンの負傷だろうナァ
スローイングの際に、ラムズのアーロン・ドナルドが伸ばした手に自分の手があたってしまい、右手中指が折れ曲がったまま、伸ばせない状態となった。
痛そう…
それでも試合中はテーピングをし、何回かプレーにも参加したが、結局はサイドラインに下がり、控えQBであるジーノ・スミスと交代。
どの程度のケガなのか、かなり心配されたが、チームの発表によると…
ラッセル・ウィルソンは昨夜のラムズ戦で右手の中指を負傷した。右中指には伸筋腱断裂(マレットフィンガー)と近位指節間関節の粉砕脱臼骨折という2つの損傷があった。本日、ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ・カーラン・ジョーブ手術センターで手の専門医であるスティーブン・シン医師による手術を受け、両傷の修復に成功している。今週末から治療を開始し、今シーズン後半にはプレーに復帰することが大いに期待されている。
大ケガじゃん…(絶句)
さらに…
ウィルソンの指を安定させるためにネジを必要とする複雑な手術だったと報じており、ウィルソンはおよそ6週間の離脱を余儀なくされる見込み。
6週間かぁ…
長いナァ…
ってコトは第11週ぐらいまで出場できない、ってコトか…
今年のNFC西は大激戦だけに、これは痛いよナァ…
Lion Heart. pic.twitter.com/rgKNk7Qit5
— Russell Wilson (@DangeRussWilson) 2021年10月9日
だけど、一番痛いのはご本人です。
ワタシも大好きなプレーヤーだけに、一日も早い回復をお祈りします。
一時期はチャージャーズに在籍していたが、今回のことで検索してみたら、ジェッツとジャイアンツにいたんだネ。
この3チームでは、そんなにいい成績を残せず、現在はシアトル・シーホークスに在籍しているワケだが、これは彼にとっては大きなチャンス。
ラッセル・ウイルソンのように故障しないことでも有名な選手のバックアップだから、この機を逃したら、次はいつ出場できるかわからない。
ケガをしたウイルソンは気の毒だとは思うが、そのおかげ(「おかげ」というのも語弊があるけど)で、出場のチャンスが巡ってきた。
しかし、こうやって主力選手の欠場によって出場の機会がまわって来、その時に活躍したがためにエースになった選手はたくさんいる。
かのトム・ブレイディもそうだし、カウボーイズのダグ・プレスコットもそう。
4Qでの登場となったが、いや、すんごく良かったです。
自陣エンドゾーン直前でのボールオンだったが、あれよあれよと言う間にパスを立て続けに決め、結局、TDまでもっていっちゃったし(笑)
で、シーホークスの超人WRであるDKメトカーフ。
スミスからのショートパスをレシーブし、いったんカットバックした後、1~2歩ぐらいでトップスピードに乗ってしまい、数ヤードを稼いでしまった。
そんなに目立たたないプレーではあったが、この試合ではなぜか印象に残った。
試合の最後は不運なインターセプトがあったが、これはコースに出ようとしたタイラー・ロケットが相手のインターフェアっぽいプレーで転倒したため。
これから約6週間、彼の活躍も楽しみです。
さて、対するラムズのマシュー・スタフォード。
彼も試合中に指を痛めたようだが、こちらは幸いにしてそんな大きなケガでもなさそう。
テーピングが痛々しい…
直後はオーバースローだったり、やや短かったりと、パスも不調気味だったが、さすがにドンピシャに決めてきます。
ホントにこの人はいいパサーだと思う。
ポケットがどんどん縮まっても、自分を見失わないよネ。
ドラフト1位指名のジャレット・ゴフに来年のドラフト指名権までつけてトレードしたかいがあるって、モンだが、それぐらい、HCのショーン・マクベイをはじめとするフロント陣の戦略はパサーが欲しかった、ということらしい。
結局、試合は26対17でラムズの勝利。
前節ではカージナルスにいいようにやられてしまっただけに、またこれでチームが活気付くんじゃないかネ。
シーホークスは2勝3敗かナ…
さて。
この日は生沢浩さんの解説であった。
NHKでの解説を長く務めた方で、今年はNHKではNFL中継をやらないので、声は聞けないと思っていたが、今年から日テレジータスの解説も務めるようになった、とのことでちょっとうれしかった(嬉)
その生沢さん曰く:
レギュラーシーズン第4週ぐらいまでの成績が、その後のシーズンに現れる、とのことで、ワタシの贔屓チームである、アトランタ・ファルコンズとロスアンゼルス・チャージャーズの成績を改めて確認…
まずはアトランタ・ファルコンズ
NFC南で0勝4敗(爆)
まぁマット・ライアン以外の主力選手がほとんどいなくなってしまったので、チーム再建途上ではある。
ということにしておこう(笑)
で、チャージャーズ
AFC西にてなんと首位(核爆)
フィリップ・リバースがいなくなった途端にこれである(笑)
しかしAFC西はレイダースもブロンコスもともに絶好調なので、まだまだ予断はできない。
もっともチーフスが意外や意外、あんまり良くないので、これはいけるかも…
2年ぐらい前から、けっこう調子上げてるもんナァ
頼みますヨ、ホントに。
(勝利祈願舞)