2021年シーズンも第7週に突入。
これまで、随分と試合を見たような気もするが、まだシーズン半分いってないんだネ(嬉)
クリーブランド・ブラウンズとデンバー・ブロンコスの試合です。
ここしばらくは、若いQBの試合が多かったが、今日は両チームともにベテランQBの対決。
ブランズのQBケース・キーナム
この人も、本当にいろんなチームを渡り歩いている。
バイキングス時代は、セインツとの歴史的な『ミネソタの奇跡』が印象的で、それからもけっこういい成績を残していたのだが、現在はブラウンズ。
まぁここでもバックアップQBなのだが、長らく低迷期をさまよっていたブラウンズの救世主ベーカー・メイフィールドのIR欠場により、スターターがまわってきた。
好きなんだよネェ、この人(笑)
何というか、フットボールに取り組む真摯な姿勢が伝わってくる、みたいな。
対するブロンコスのQBはテディ・ブリッジウォーター
この人もバイキングスを皮切りに、ジェッツ、セインツ、パンサーズと変遷を重ね、今はブロンコスに在籍。
すごくいいQBだと思うのだが、いかんせん勝てない(致命的・笑)
フットボール的には、いろいろと分析ができるのだろうが(ワタシにはできませんが・笑)、何とか大輪の華を咲かせてほしいものです。
さてキックオフ。
先攻のブラウンズ、開始早々の1stシリーズであっさりとTD
(爆)
( ;・ω・) スゲェ…
主力RBのカリム・ハントとニック・チャブを欠く中で、何とかというRBがするするとエンドゾーンに入ってしまった(笑)
『何とかいうRB』
それがこの人、ダーネスト・ジョンソン
例によってまったく知らない人で(笑)、いろいろと検索してみたが、2019年からブラウンズに在籍しており、昨シーズンは166ラッシングヤードと、まったくパッとしない成績。
しかしこの日は違った。
この試合だけで、146ヤードを稼ぐ大活躍。
こんなスゴい選手がいたのか…
パワーでゴリ押しするのではない、またアルビン・カマラのようにスルスルとDLを抜けていくタイプでもない。
いや、またしてもスゴいプレーヤーが登場してきました♪
RBというポジションはとかくキツい。
そして、キツい割には給料が安い。
だいたいチームで一番の稼ぎ頭はどこもQBであり、その次はWRというのが相場。
何かの統計で見たが、RBの平均所得というのは、真ん中かそれよりも下だそうだ。
そんなRBの地位向上を求めたのが、元スティーラーズのレベオン・ベル。
スティーラーズ時代は『The Killer B』の一角としてメキメキと頭角を現してきたが、チームのフランチャイズタグにサインをせず、結局1シーズンを棒に振ってしまった。
こうした、いわば【一人ストライキ】状態が続き、後から賛同する他チームのRBも現れるかと思ったが、結局はこの人だけであった。
フランチャイズタグ拒否の背景には、様々な原因があったのだと思うが、こうした彼の姿勢はもっと評価されて然るべきだと思うのだが。
こうしてランが出るのは、もちろん、OLの活躍もあってこそ、だが、解説の生沢さん曰く『これはゲーム後にトレードの電話が殺到するだろう』と(笑)
結局、試合は17対14という僅差でブラウンズの勝利。
ただ、ダーネスト・ジョンソンの活躍や圧倒的なスタッツの差があっても、17点しか取れなかったというのも、何だか納得がいかないが、まぁ勝てたからいいのかナ…
今日もごちそうさまでした。