このゲームの大きな特徴のひとつとして、他プレーヤーとゆるくつながる、というのがある。
同じワールドにいると、誰かが建てた建設物などを共有することができる。
例えば、バッテリー駆動のトラックやリバーストライクで走っている時、バッテリーが切れそうになっても、誰かが建てた発電機が近くにあれば、そこでバッテリーを充電することができる、と。
もちろん、画面上には発電機を建てた人のハンドルしか表示されないので、どこのどなたがお建てになられたか、知る由もないのだが、とっても助かります。
そのお礼として『いいね』を送る。
『いいね』をもらえばもらうほど、ノーマン・リーダス演じる主人公『サム』の能力がどんどんあがってくるので、その後のゲーム展開が楽になるという因果応報。
オレも最初のうちは、プレステをネットにつないで、こうした見知らぬ先人たちの恩恵を大いに被り、『いいね』はもちろん、自分でもいろいろな建設物を建て、見知らぬプレーヤーから『いいね』がもらえたりすると、やっぱりうれしかった♪
もちろん、他のゲームでも他のプレーヤーたちと共有したり、あるいは助け合い、あるいはチームを組むなどしつつ、進行していくものもたくさんあるのだろうが、何でも某ゲームなどは、
「お前がヘタだから負けたんダ! もう出てくんナ!」
とか
「バ~っカ! ヘタくそなのはてめぇだろ! 人のせいにすんじゃねぇヨ!」
などと罵声が飛び交うとか(爆)
デスストは、こういうプレーヤー同士の直接的なつながりがないので、平和なモンである(笑)
ただ…
どこにもこうしたゲーム性というか、本質を無視、あるいは理解できないアホもおり、ただひたすら『いいね』ほしさに、これみよがしに国道の真ん中とか配送端末の真ん前に看板建てたりして、非常に目障り (`д´)怒怒怒…
で、初めてクリアしてからの2周めは、こうしたつながりを一切無視して、つまりオレひとりだけ、誰の助けも借りずにクリアしてみようと思い立った。
って、クリアするだけでも何十時間もかかる長いゲームなのに、2周めかヨ! って自分で突っ込んでみたの
「誰の助けも借りずにクリアしてみるの」めっちゃ大変(笑)
これは「国道」だが、広大なワールドのところどころに国道復旧装置というのがあり、
国道復旧に必要な「金属」とか「セラミック」などの素材を投入することにより、舗装道路ができあがる。
全体的に荒れ地が多い世界なので、この国道が貫通すると、依頼荷物の配送や資材の運搬が格段に楽になります。
小島監督も「ゲーム進めないで、国道ばっかり作ってる人もいるんですヨ」と話していたが、すいません、ワタシです(笑)
で、この国道復旧に必要な素材だが、とにかくとにかく膨大な量が必要。
特にDirector's Cut版で新たに設定された、南配送センターからマウンテンノットシティまでの直通国道の建設などは、一区間の建設にセラミックが7,000弱必要など、もうほとんど嫌がらせ(笑)
こうした状況で、他プレーヤーとつながっていると、誰かが復旧素材を入れてくれたり、あるいは一晩寝かせたら、徹夜で国道を作ってくれた人がいたりして、とっても楽チンになるワケなんですが。
しかしまぁ国道復旧ジャンキーのワタシとしては、もう営々と切々と素材をかき集め、淡々粛々と素材投入、かつ正々堂々とミュールやテロリストの基地を襲撃して素材を強奪したりして(笑)、やっと作った。
国道全周図
わかりにくくて、すいません <(_ _)>
ピンクの○で囲ったのが国道復旧装置で、それをつなぐオレンジの線が国道そのものです。
最後の一区間がつながり、全線が開通した時は、それはそれはうれしい、というよりは疲労困憊(笑)
まさしく目的と手段が大逆転しており、でも、こうやって自分だけの力でいろいろと工夫をしながら、自分の好きなようにゲームを進めることができるのも、デスストの大きな魅力かと思うワケです。
左側の異様な建物は「気象観測所」
画面中央の山肌にへばりついているのが国道なのだが…
これにはやられた(笑)
てっきり、南配送センターから気象観測所まで国道がつながるのかと勝手に思い込み、せっかく作ったZIPラインを全部廃棄しちゃったのだが、観測所手前で大カーブ(笑)
手前のプレート状のものは一区間の区切りだが、ここまで作って、てっきりこのまま観測所に向かって下降するのだと思いこんでしまい…
次の区間をつなげたら、こんな感じで大カーブ(笑)
観測所をかすりもしない(笑)
気象観測所から南配送センターのルートはかなり重要なので、またZIPラインを作り直しましたとさ。
!i!i!i!i!i ○| ̄|_ !i!i!i!i!i
とまぁこんな感じで、確かに他プレーヤーとの「ゆるやかなつながり」を実感するコトができ、こういうつながり方をするのも、このゲームだけかも知れず、もっとも評価されている点でもあるのだが、自分だけの力で作り上げた、と自己満足に酔うコトができるのもタマらんです。
しかし、この「ゆるやかなつながり」もいいコトだけではなく、時には誰かの建設物が邪魔になるコトすらある。
こういう建設物はもちろん廃棄することもでき、それは自分のワールドだけのコトになるので、せっかく自分が作った建設物を誰かに勝手に捨てられた、というコトはない。
でもね、廃棄したはずなのに、いつの間にか復活しちゃうんですヨ(笑)
この辺にいっつも橋がかかっていて、この向こう側は崖っぷちなので、どう考えても無意味だし、この橋の下に落ちているベテランポーターの落とし物である「錠剤」を拾って届けてあげたいのだが、それができない(笑)
「なんでこんなところに橋を作るのかナァ…」
ぜひおっ建てたご本人に聞いてみたいモンだが、けっこう『いいね』がついているのを見ると、邪魔に感じているのは、オレだけなのかも知れない(笑)
で、橋を廃棄し、しばらくしてから行ってみると、また橋がかかっているという(笑)
というワケで、このゲームの大きな、あるいは最大の魅力であり、特徴でもある「つながり」をまったく利用せず、ひたすら己ひとりだけで黙々と進める。
古の「シムシティ」とか戦略系三国志のゲームにもそんなのがあるようだが、友だちとワイワイやるのも大好きだが、ことゲームに関してはオレはひとりでじっくりやる方がいいみたい(笑)
「つながっている」状態だと、獲得した『いいね』に応じて、この星の上の部分がどんどん伸びて最高ランクである紫になるのだが、全然ありません(笑)
でも、その他の要素は全部紫(笑)
というワケで、誰ともつながってない(笑)
ちなみに「配達人グレード」は未だに「グレート・キャリアー」
この上は「デリバラー」であり:
スキルド・デリバラー
↓
エキスパート・デリバラー
↓
エリート・デリバラー
↓
マスター・デリバラー
↓
伝説の配達人
とランクが上がって行くので、まだまだ先は長い(溜息)
雨の中、疾走するサム。
がんばれ、サム!
オレもがんばる! ヾ(^^;マダヤンノカヨ