少し前、ネットでこんな曲を耳にした。
なんだろう、この妙に心地よく、気持ちにするすると入ってくる、この感じ…
たまたま、この時の気分とか、雰囲気とか、そういうものにぴったりとマッチしたのかどうか、そんなコトは知らんが、とにかく自然に耳に入ってきて、とってもいい気持ちだった。
それから、いろいろと聴いてみた。
若いころの曲ではなく、だいたい今ぐらいの曲。
思わず聞き入ってしまった(笑)
この人もいろんなコトがあったよネ。
年代的にはオレとドンピシャであり、まわりの友だちはみんな聖子ちゃんだ、明菜ちゃんだと騒いでいたが、洋楽にどっぷり浸っていたオレは、まったく興味がなく、KISSだ、エアロスミスだと聴いていた(笑)
聖子ちゃんといえば、あの痛ましい出来事からしばらくが過ぎたが、どうしているのだろう。
特にファンというわけではないが、同じ娘を持つ親として、聖子ちゃんご夫妻のお気持ちは察するに余りある。
彼女に何があったのかは知らないが、親よりも子供が先に亡くなるって、こんな悲しいことはない。
一日も早く、またファンの皆さんにあの笑顔を歌声を届けてほしいと願ってます。
で、同じく気持ちに入ってくるといえば、このひと。
彼女の場合は、ちょっとした衝撃だった(笑)
こんなにもスルスルスカスカとおっさんの心に入ってきやがって(笑)、もう押し倒してほおずりしたくなっちゃったヨ ヾ(^^;スルナヨ ヾ(^^;シネェヨ!
↑ この時の記事にも書いたとおり、思わずCDも買ってしまったのだが、なんというか、楽曲の出来不出来があまりにもはっきりしており、4枚も買ってしまったコトにちょっと後悔(笑)
総じてオリジナルよりもカバーの方の出来がいい。
もちろんアレンジャーの腕もあるんだろうが、彼女の自分流の解釈と、それを表現できる能力に長けているのかも。
中でもこの曲が白眉かと。
オリジナルは奥華子で、割と軽快な感じに仕上がっている。
あの時のことを思い出し、振り返り、当時の彼女への気持ちを歌っているのだが、両方を聞き終えてみると…
オリジナル奥華子版:
「あんなこともあったなぁ~」と思い出して、ふと笑みが浮かぶ
カバー上白石萌音版:
「あんなこともあったなぁ~」と思い出して、ふと悲しくなってしまう
こんな間逆な印象を受けてしまうのはなぜでしょう(笑)
ちなみにウチの女房いわく:
「全然かわいくない」
いや、別にかわいいとか、そんなんは関係ないんですが…(笑)
そして今回買った中森明菜の楽曲の中に、偶然、上白石萌音がカバーした曲と同じものがあった。
『Woman "Wの悲劇より"』がそれ。
薬師丸ひろ子の曲だったんですネ。
全然知らなかった。
これはどちらも甲乙つけがたい。
どちらもいいです。
ただ、この曲を聴いていつも思うのだが…
この曲に登場してくる主人公、もちろん女性なんだろうが、ちょっと粘着質…?(笑)
もう愛せないと言うのなら
友だちでもかまわないわ
行かないで そばにいて
おとなしくしてるから
あ、こうやって抜粋しちゃうと悪意があるみたいだが(笑)、そんなことはありません。
別れたがっている彼氏に対して、友だちでもいいから、とか、おとなしくしてるから、とか、それって逆効果満点のような気もするが…(笑)
さて、今日はどちらを聴きましょうか(福)