オートバイ用のケースがもうひとつあるので、あと1個だけ作ろうかと思ったが、結局、次は船を作るコトにした。
『船』といっても、タイタニック号とか帆船などではなく、軍艦である。
子供のころから軍艦が好きで、いろいろと作ってきた。
小学生ぐらいのころなので、軍艦から戦争を想起するようなことはなく、ただ単純にかっこいい、と思っただけ。
親父にずいぶん無理を言って、写真集なども買ってもらい、飽きずに眺めてた記憶もある。
日本の軍艦と言えば、三笠や大和、武蔵がイメージされるが、子供のころからひねくれていたオレは(笑)、戦艦であれば伊勢や日向といった航空戦艦(あまり機能はしなかったらしいが)や、戦艦以外なら巡洋艦か駆逐艦、はたまた海防艦とか魚雷艇などに興味を惹かれた。
中でも、大和や武蔵の巨大な46cm主砲を運搬するため【だけ】に建造された『樫野』には非常に興味を惹かれた。
このように、中央に主砲を運搬するための巨大な穴があり(笑)、一度の航海で主砲本体1基と砲身3本が運べたらしい。
って、こういう特殊中の特殊と思われる船にまで、プラモデルがあるんだネ(笑)
次に作ろうかしら(笑)
まぁそんな中でも『重巡洋艦』には、その語感から子供心にも何か感じるものがあったようで、特にたくさん作ったように覚えているが、そんなら、次はそいつを作りましょう、と。
高雄型の第3番艦として1928年(昭和3年)に建造された。
高雄型の特徴は、まるでお城のように巨大な艦橋にある。
前面六角形の平べったいところが何ともユニークであり、おまけに3番主砲が後ろ向き、つまり艦橋側に向いているので、子供の頃は『自分で撃っちゃうのかなぁ』とか思ってた(笑)
摩耶も同型艦なので、当然そうなっているのだが、1943年昭和18年のラバウル大空襲で大きな損害を受け、その修理の過程で3番主砲を撤去して、そこに40口径12.7cm連射高角砲を2基増設した、と(Wikipedia先生に教えていただいた)
↑ これですナ。
この大改装のおかげで、最終的には12.7cm連装高角砲が計6基12門、25mm3連装機銃13基、同単装9挺、13mm単装機銃36挺と、もう針の山のようになってしまったらしい。
というワケで、次は巡洋艦です。
とりあえず今日は注文した塗料が配送されるのを待ちつつ、説明書見ながら、塗装と組み立ての順番を考える。
勢いでエッチングパーツまで買ってしまった(笑)
ででで、できるかナ…