この前の休みのこと。
プラモデルの塗装をしていたら、家族から『くさい! シンナーくさい!』と苦情が。
エアブラシは溶剤で薄めた塗料を霧状にして吹き付けるし、塗料を変える都度、溶剤で洗浄しなければならない。
なので、ある程度、溶剤のにおいがするのは当然なのだが、この日は玄関までくさい、と。
ちゃんと塗装ブースを使って塗装しているので、そこまでにおうはずはないし、第一、今まで玄関まで溶剤のにおいがしたことはない。
おかしいなぁ~
念のため、塗装ブースの後ろから伸びている排気ダクトを確かめてみたら…
締め具で締めつけていた接続部分が完全に外れており、しかもところどころぱっくりと裂けていた(笑)
いや、これはにおうワケだワ。
塗装ブースの排気ダクトが体をなしていない、ということは、霧状になった溶剤まじりの塗料が排気ファンでかきまわされ、それがそのまま室内に充満していたということになる。
って、いつもよりくさいだろ、気づけよ、オレ
_ノ乙(、ン、)_
でも、なんでこんなコトになってしまったんだろう…
塗装ブースは据え付けたまま、特に動かしてもいないし、それでダクトの締め具ごと外れちゃうなんてあるのかなぁ…
まぁ、実際あったんだけどネ(^^)b
ダクトが裂けてしまうのは心当たりがある。
ワタシの部屋はとにかく日当たりがよく、真冬でも晴れていれば、暖房などまったくいらないぐらい。
日当たりがいい、ということは紫外線もたっぷりと降り注ぐワケで、そのため網戸なんかはサクサク、というかボロボロになってしまい、今では影も形もない(笑)
一応、部屋のカーテンはかなり強いUVカット仕様のものにしており、その内側に排気ダクトを伸ばしていたのだが、恐るべし、紫外線。
あぁ 排気ダクトを丸々交換かぁ…
これはおおごとだ…
が、転んでもタダでは起きないというか、ダクト交換でプラモデル作業机をどかさなければならないのなら、前からほしかったアレを買って一緒に据え付けよう(^^)/
はい、食器乾燥機です(^^)b
この食器乾燥機。
アマゾンなどのレビューを読んでも、誰も本来の目的である食器乾燥には使っておらず、ほとんどが塗装したプラモデルのパーツを乾かすのに使っている、という奇跡の逸品というか、世紀の珍品(笑)
何でも食器を乾燥させるには温度が低すぎてまったく食器が乾かないそうです(笑)
しかし比較的低温で空気を対流させて乾燥させるこの乾燥機は、塗装後のパーツの乾燥には理想的なんだそうで、これは『誰も食器乾燥に使ってないし、こんなモノ製造中止にしちゃえ』とかって、ならないうちにほしいなぁ とずっと思っていた。
しかし、問題は置き場所。
ごちゃごちゃといろいろなモノがある部屋なので、こんなデカいモノを置く場所はないのだが、しかし以前に…
↑ 置くならココしかないよナァ… と実は心の中では決めていた(笑)
まぁダクト交換で机の上のモノを片付けなければならないのなら、ついでにコイツも置いちゃえ、と背中を押されたようなモンである。
って、自分で自分の背中を押してどーする(笑)
というワケで、乾燥機を置くスチールラックや新しい排気ダクト、養生のためのアルミテープなどを買ってきた。
前のダクトは塩ビ(?)で、ところどころが紫外線にやられてサクサクに裂けてしまったので、今度はアルミ製にしてみた。
長持ちするといいなぁ(願)
排気口との養生もこれぐらいしておけば大丈夫かな…
次に机の上を片付け、スチールラックを組み立て…
完成(^^)/
食器乾燥機なのに、こんなところに据え付けられてしまった(^^)/
しかも乾かすのはプラモデルのパーツ(笑)
しかし、今までは自然乾燥だったので、乾くまでの間にホコリがついちゃったりしていたのだが、これならカバーもあるので、ホコリよけにもなるよネ。
据え付けたら、食器を支える足をすべて切り落とし、こんな感じでハニカムコアを敷き詰める。
これは前に使っていた『ネコの手ステーション』のカバーを外したもの。
こうやってパーツの持ち手を差し込むワケです。
いやいや、ダクトも新しくなったし、ほしかった乾燥機も据え付けたし(寿)
( ;゚ロ゚)ハッ!
『真冬でも晴れていれば、暖房などまったくいらないぐらい』
↑ これぐらい日当たりのいい部屋に…
果たして食器乾燥機は必要だったのだろうか
!i!i!i!i!i ○| ̄|_ !i!i!i!i!i