Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

車道と歩道

昨日、新しくできたレイクタウンというショッピングモールに行ってきた、と書いた。

いつも走るサイクリングロードなどではなく、一般道を走る、いわゆる 「街乗り」 というヤツ。

実はオレはほとんど 「街乗り」 はしない。

たまぁにするとしたら、この自転車を買ったショップに行く時ぐらい。



でまぁ久しぶりに街乗りしてきたワケだが、結果的に言えば



スゴく疲れた



(辛)



法律的に自転車は 「軽車両」 に分類されるので、道交法上からは車道を走らねばならん(第 17 条)

しかし 「著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合を除き」 歩道を走ってもいいヨ、と(第 17 条の二)

もっとも歩道を走る場合は 「前項の場合において、軽車両は、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければならない(第 17 条の二  2)」 ので、サイクリングロードみたいに時速何 10km とかで、スッ飛ばしたらダメですヨ、と。

こんな当たり前のコトを書くのに、なんで法律ってこんなメンドくさい文章になっちゃうんだろうネ(笑)



それはともかく。



オレはこの日は半分ぐらいは歩道を走ってた。

理由としては、自分がクルマに乗るときにいつも思うんだが、車道の左側を走ってる原付とか自転車って、ジャマくさい以上にコワいから。



ちょっとした溝にはまっちゃって、思わずバランスを崩したへたれロードバイクとか。

「ちょぉっとだけのコトでも、アタシャすぐに自転車降りちゃうからネ!」 のおばさんとか。

幼児をおんぶしてるのに高いヒールのサンダル履いてるバカママとか。

携帯見ながらガニ股で乗ってるアホ高校生とか。

いきなり車線変更して蛇行してるクソ小学生とか。



そんなんハネちゃっても、絶対にクルマが 100 %悪い! ってコトになっちゃうからネ。

だからオレみたいな初心者かつテクなしが車道の左側走ってたら、クルマにしてみたら 「アブねぇなぁ… あのデブ…」 みたいになるんだろう、と。

そんなんで 「著しく歩行者の通行を妨げ」 ない時は、なるべく歩道を走ってたんですワ。



しかし、この歩道。

ずいぶん路面がヒドいです。

幅が狭くなるのは仕方ないとしても、電話線掘り返しぃの、水道管埋め直しぃの路面はつぎはぎだらけでデコボコだし、 U 字溝のフタがガタガタで 10cm 以上も浮き上がってる場所もあった。



まだスリックタイヤに慣れないオレとしては、こんなちょっとした路面の凹凸でも直接手に響く振動が脳に直撃しちゃって、 「パンクしないかなぁ」 とか 「スポーク折れないかなぁ」 とか 「細っこいフレンチバルブが ポキッ とかイカないかなぁ」 などと心配のタネは尽きず、精神衛生上、実によろしくない(笑)

田舎道とは言え、車道はかなり整備されてるのに、歩道はかなりの部分がこんな感じ。

もうちょっと整備してくれてもいいのにナァ… と思うワケである。



もっとも自転車だって、さっきの道交法を突き詰めれば 「どっち走ってもいいっすヨ」 みたいな感じなので(笑)、やはり走りやすい方を選ぶのは人情というもの。

けどそれは、ヘタしたら 「自分の命と引き替え」 だかんネ。



街乗りしてるとサイクリングロードのありがたさ、というか 「もうちょっと整備しろヨ!」 とかって感じてたサイクリングロードが、実は車道並みに整備されてた事実に気がつくワケで。



大学生活を送った北京の街も、自転車にはとても優しい街だった。

ご存じのように中国は 「自転車大国」 だから。

もっとも今はプチ富裕層が急増し、自転車よりは小ベンツ乗ってたりするけどネ(笑)



単調なサイクリングロード走るのも、ちょぉ~っとあきてくる時もあるんだが、でもそういうワケで一般道走ろうとは思わない。

nextホノルルセンチュリーライド とか、 nextツール・ド・沖縄 なんか走ってみたいナァ…

気持ちいいだろうナァ…



見果てぬ夢か…(泣)