というワケで ヾ(^^;ダカラァー! 何ガァー! 「というワケ」 ナンダァー!
(笑)
この前、久々に行って来ました中国で撮ってきた写真をアップするっす。
クリックすれば巨大画像が別ウインドウで開きますっす(笑)
■西安・水陸庵
いにしえの都・長安(現・西安)の東南郊外にある古刹。
このように迫力ある仁王像が屹立している本殿の中には…
明~清代に築かれた塑像群が本殿の中を埋め尽くしています。
■内蒙古自治区の区都フホホト・五塔寺
中国には漢民族の他にも 50 以上の少数民族が生活しています。
人口の多い民族には 「自治区」 という行政区域があり、高度な自治権のもとで居住しているワケですが、この内蒙古自治区は文字通り、モンゴル族の居住地域。
3 ケタを数えるぐらい中国に行きましたが、それでもココは初めてのところ(笑)
まずは市内から。
五本の塔が立つインド様式の塔。
一応、仏舎利塔でして、確か仏陀の小指の皮が奉納されているとか… (記憶曖昧・笑)
塔全体にはこのようにレリーフが刻まれており…
またこのように仏典が刻まれています。
ココには 3 種類の文字で刻まれており、上から
・サンスクリット(梵字)
・チベット文字
・モンゴル文字
です。
モンゴル族の居住が多い内蒙古自治区では、看板などには漢字とモンゴル文字を併記することが義務づけられており、異様なかたちのモンゴル文字があちこちに書いてある街に立つと、異域にいることを強く感じさせます。
■内蒙古自治区シラムレン草原・普会寺
区都フホホトより車で 2 時間ほど。
360 度大草原のシラムレンに到着します。
初夏のあたりに行くと萌えだした新緑に覆われ、それは見事な大草原になるそうですが、 4 月に行ったんで、ただの野っ原だった(笑)
モンゴル族は民族の信仰としてラマ教を信じています。
ラマ教とは大乗仏教系チベット密教のことで、旧来からの紅帽派、そして宗教改革を経て分裂、成立した新教・黄帽派があります。
この寺は新教・黄帽派に属する寺院で 「普会寺」
中に入ると…
ラマ教独特のきらびやかな仏像が眼をひきます。
シラムレン草原にはシーズンになると内外からのたくさんの観光客が訪れますが、住職の話によるとこの寺を訪れる観光客は少ない、とのこと。
草原に遊ぶのも結構ですが、やはりこうした文化遺産にも眼を向けてもらいたいものです。
■山西省大同市・雲崗石窟
石窟とは山の中腹や断崖絶壁に洞窟をうがち、精緻な彫刻を施した仏教寺院のことで、中国をはじめとするアジア各地にたくさんあります。
中国三大石窟というと、
・莫高窟(敦煌)
・龍門石窟(洛陽)
・雲崗石窟(大同)
であり、今回行った雲崗石窟はギリシャ様式の影響を強く受けているのが特徴です。
石窟は武周山という山の中腹に穿たれており、このように大きなひさしで守られているところもありますが、多くは現存していません。
一歩、窟の中に入ると、このように超絶技巧の彫刻が四面の壁を埋め尽くしており、当時の人々の仏教に対する信仰心の厚さとともに、信仰が人に与える力、逆に言えばそれだけ信仰とは方向性を誤れば恐ろしい存在であることを再認識させます。
雲崗石窟の代表的な窟。
第 20 窟です。
何と優しいお顔をされているのでしょう。
穏やかな表情と、それでいて清濁併せ呑む度量の大きさを持った両目。
この仏の前に立つと人は穏やかに、そして素直になり、いつの間にか仏と同じく微笑んでいる自分に気が付きます。
オレ…?
オレは無信仰だから(笑)
というワケで(笑)、いつものテキストだけのオレのブログにしては珍しく画像をたくさん載せてみました。
まぁ一服のお目汚し、っつうコトで(笑)