今、歯医者に通ってます。
以前から虫歯が何本かあり、痛みはなかったのでほっときぱなしだったのですが、例によってオレを痛い眼に遭わせることに生き甲斐を感じている女房の強制により(笑)、歯医者に行くコトにしました。
って、実はコレは数年前のコトであり、せっせと治療に通ったおかげで虫歯ゼロに。
思う存分うまいモノが喰える幸せを文字通り噛みしめつつ、飽食の日々を送っていたワケですが、この通ってる最中にもいろんな悲喜劇があったんですよネ。
最もスゴかったのは、左上の奥歯を治療した時。
大穴が開いてて、レントゲンや各種検査の結果、先生曰く
「んじゃぁ、次回来る時に、この歯を治すからネ」
「ぁぃ。よろしくお願いします」
んで、先生が受付のオネエチャンに怒鳴って曰く
「おぉ~い! 次回のサカキバラさんの治療日、午後だろ? その日の午後は他の患者さん取らないように!」
「ハァ~イ」
( ・ω・)
「先生、なんで他の患者さん、取んないの?」
「オレがキミにかかりっきりになるから」
(;・ω・)
「手術するからだヨ」
(爆)
「そ、そんなにスゲーことになってんですか!?」
(笑)
オペ当日。
オレの他には誰もいない(笑)
しかも助っ人に
口腔外科の先生までいるし
マ、マジかヨォ~…
「サカキバラさん、親不知抜いたコトある?」
「あ、ありません…」
「スゴイ痛いって、話し聞くでしょ?」
「そそそ、そーですネ…」
「今日のは、ソレよりもうちょっと痛いかナァ~♪」
「♪」 じゃねーだろ、 「♪」 じゃ…
(笑)
事前に言わないでください、そーゆーコトを(泣)
で、オペ開始。
診療イスにくくりつけられ、何か妙なシチュエーションを想像しつつも(笑)、その先生と口腔外科の先生、プラス助手のおねえちゃん。
それでオレの左腕には 止血剤の点滴 (笑)
「サカキバラさん、腕によりをかけて麻酔してあげるからネ」
「あ、ありがとうございます…」
って、その先生、もともと麻酔科の先生なんですよネ。
しかもいろんな大学とか学校にも講師として行ってるみたいで、ウデは確かです。
そのおかげか、オドされたような痛みはあんまりなく、もー 心底胸をなで下ろしたんですが、まぁそんなコトもあって、ようやく虫歯ゼロの身になるコトができました。
で、その歯科医院は治療が終わったヒトにも、半年に 1 回の定期検診を薦めており、その時期になると電話がかかってきます。
まぁ 「顧客囲い込み(笑)」 と言ってしまえばそれまでだけど、だけど検診自体は悪いコトじゃないんで、その都度行って、診てもらってました。
何回かは特に虫歯もなく、歯垢を落としたりフッ素を塗ってもらったりしてたんですが、この前の検診の日。
「あー 虫歯の赤ちゃんができてますネェ~」
(_□_;!! ガーン!
(笑)
クソ~(泣)
「赤ちゃん」 っつうコトなので、 2 ~ 3 回通えばオッケーらしいですが、朝晩はもちろん食後にもかかさず磨いていたのに…
ちゃぁ~んと、キシリトール配合のガムも噛んでたのに…
まー しょーがねー
この前の土曜日。
麻酔打って、歯ぁ削ってきました。
そこの歯科医院、麻酔科の先生がいるせいか、削る場合でも痛みが予想される場合は麻酔を打ってくれます。
まず、小さい脱脂綿に麻酔薬を浸して、それを歯茎と唇の間に挟んどきます。
するとだんだんシビれてくるような感覚になり、そうすると奥まで刺すような麻酔注射でも痛みをまったく感じません。
予備麻酔、ってなモンですかネ。
もっとも、それはやり過ぎだ、という声もあるかも知れません。
しかし
全身麻酔を最も希望している
ほど痛みに弱いオレにしてみれば、コレは実にありがたいコトであり、非常に従順に大口開けるワケです。
麻酔完了にて、削んのも完了。
後は麻酔が引くのを待つダケですが、当然にして感覚がないんで、
「サカキバラさん、麻酔引くまでタバコ吸ったり、熱いモン呑んじゃダメだヨ」
「熱いモンはわかりますケド、タバコはなんでダメなんですか?」
「感覚がないから、くわえタバコとかしてたら根本まで燃えちゃってヤケドしちゃうのヨ」
(大笑)
で、その日、削ったトコは右の上でして、来週カタを取るので、それまでの仮措置というコトで何か詰められてます。
なるべく右の歯は使わないでネ、と言われたので、もっぱら左側で咀嚼行為を行っているワケですが、片方でし噛めないというのは、今更ですけど実に不便なモンです。
オレには変なクセがあって、熱いモノを食べる時はまず左側で噛み、おせんべとか固いモンを喰らう時にはまず右側で噛む、みたいな。
結局は両側でモグモグしちゃうんですが、何かそんなクセがあるですヨ。
それが思うようにならず、ホント、歯って大事だよナァ… と思うワケで。
皆さんも歯は大事にネ(笑)