Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

一触即発

久々に CD を買った。





四人囃子の 「一触即発」

紙ジャケットのデジタルリマスター版。



四人囃子は、この 「一触即発」 があまりにも有名だが、浅学非才なオレは 「PRINTED JELLY」 とか 「包」 ぐらいしか知らなかった。

でまぁ値段も安かったので、気軽な気持ちで買ってみたのだが、いやいや…

かっちょいいアルバムですネェ、これ…♪



オリジナルは 1974 年の発売だそうで、なんと 35 年前。

が、そんな前の音楽とは思えないほどのクオリティの高さ。

発売当初は、営業サイドの意図か 「日本のピンクフロイド」 とかってキャッチフレーズがつけられたこともあったようで、確かにタイトルチューンでもある 「一触即発」 を聞いていると、フロイドの 「Dark side of the Moon」 を彷彿とさせるフレーズも多数。

パロってるんですかネ…(笑)

またパープルの 「Space Truckin'」 ライブバージョンでのリフにそっくりなところもあり、思わず頭の中で 「 Space Truckin'」 が鳴りだした途端に、全然違う展開となり、頭が混乱し、精神が錯乱、肉体が散乱するという早死に必至楽曲(笑)



白眉はやはり 「一触即発」 であるが 「おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)」 も好きです。

それからとっさに曲名が出てこないのだが、妙に寒々とした音色のキーボードの曲があり、実はこんな音が大好き(笑)



例えば…

King Crimson の 「In the Court of the Crimson King」 とか

U2 の 「New Years Day」 とか

New England の 「Don't Ever Wanna Lose Ya」 とかにある、あの寒々としたキーボードの音色(笑)

色で言えば純白に近いグレー、 RGB コードで言えば [F0F0F0] みたいな(笑)



それからやっぱり森園勝敏さんのボーカルですナ(笑)

何だか呪文というか、お経を唱えているようなボーカルだが(笑)、それがまた楽曲のシュールな歌詞と妙にあっているから不思議。



ウリ様の 「Electric Sun」 でも思ったが、ヘタなボーカルでも 「やっぱりこの人でなきゃぁ」 という何かがあるのかも知れない。

紫とか…!?(爆)

もっとも固定観念の呪縛から逃れられないだけかも知れないけど。



森園さんと言えば、この前ひょんなことから知り合った自転車関係の方と呑んだのだが、この方が若かりし頃はギタリストを目指しており、紫の 「(Now I'm) Free」 もコピーしたとか、そして何と森園さんのローディをされていたと聞き、もう思わず目が点 ( ・ω・)

おかげですっかり呑み過ぎてしまい、途中から記憶がブチ飛び(笑)、気がついたら終電もない上野界隈の路上に立っていたという(爆)



そんな青春の甘酸っぱい思い出を彩る(笑)、 「一触即発」 は ↓ から(笑)





「一触即発」  1/2





「一触即発」  2/2