Week12と13はサボってしまいました(笑)
いよいよ2021年シーズンも大詰め。
第14週はピッツバーグ・スティーラーズとミネソタ・バイキングスの一戦。
RBのダルビン・クックとWRのジャスティン・ジェファーソン。
前半は、バイキングスのこのふたりにやられっぱなし。
もうホントにいいようにあしらわれているようで、スティーラーズはいいとこまるでなし。
前半終わって29対0ですヨ。
もう半分ぐらい寝てましたヨ(笑)
しかし、後半に入ってから、なぜかスイッチが入ってしまったスティーラーズ。
そら、そーです。
AFC北では4チームともに6~7勝しており、大混戦なんだから、負けるワケにはいかないっすヨ。
それはバイキングスも同様で、NFC北ではパッカーズが頭ひとつ抜き出ているものの、バイキングスは2位につけている。
あとはベアーズとライオンズという、ともに強そうな名前でありながら、いろんなチームに勝ち星を献上しているチームしかいないので(笑)、地区優勝は無理としても、やっぱりワイルドカードに進むためには、これ以上、負けるワケにはいかない。
「勝つ気あんのか、スティーラーズ!?」の声がテリブルタオルから聞こえて来そうな前半だったが、それでも唯一、気を吐いていたのが、このラジー・ハリス
体幹と下半身の強さを活かしたパワーRBであるが、カットも切れ味鋭く、おまけにレシーブもうまいし、ブロックもできる。
いわゆる万能型タイプであり、現在のNFLではRBでありながら高いレシーブ能力を備えた、ハイブリッドプレーヤーが多くなっているが、彼もそのひとり。
3Q中盤にこの人のランTDが決まり、ちょっと遅すぎる気もするが、スティーラーズも気合が入ってきた。
この3Qからは、ホントに見応えのある展開で、思わず黄色い声を張り上げてしまい、また女房から「うるさい!」と怒鳴られる(笑)
前半終了時29点差だったのが、2ポゼッション差まで追い上げたもんネ。
WRチェイス・クレイプール
この人も、前半ではまったくいいところがなかったが、何がどうしたのか、後半に入ってからは爆発しまくり。
相手ディフェンダーのパスインターフェアも何のその。
このレシービング能力の高さと、執念は凄い。
それから、これ。
オレ、もう一緒になってひっくり返った(笑)
第4クオーター終盤のスーパープレイ。
ロスリスバーガーの、右サイドへのディープパスを相手ディフェンダーと激しくせめぎあいつつ、それでも視線はボールから離さず、最後は後ろ向きにジャンプしてのミラクルレシーブ。
すごい、これは本当に凄いプレーだった。
しかし…
36対28と、あともう1ポゼッションまでに迫り、タイムアウトを使い切ったスティーラーズは、とにかく前に進んでサイドラインを割って、時間を稼ぐしかない。
まさしく1秒たりとも無駄にはできない。
ロスリスバーガーからクレイプールへの短いパス。
しかしフィールド内なので、もう急いでスクリメージラインにつかなきゃ!
プレーを始めなきゃ!
という切迫した緊張感の中、クレイプール君、のんきにセレブレーション(爆)
これで2~3秒は無駄にしてます(笑)
アメリカンフットボールは時間制のゲームなので、たとえ残り1秒であってもプレーが始まってしまえば、そのプレーが完結しない限り、試合は続けられる。
何せ10秒もあれば、フィールドの端からハシまで走りきっちゃうから、こういう数秒はものすごく大事なワケです。
それをコレだもんナァ(笑)
若さが出たのだろうか。
これはアメリカのスポーツニュースサイトから拾ってきたモノだが、実にうまいです(笑)
まぁただ、この数秒でたとえTDを取ったとしても、8点差だから2ポイントを決めて、やっと同点、OT
なので、スティーラーズ逆転勝利の可能性は非常に少なかったことには変わりない。
マイク・トムリンからも怒られてるんだろうか。
それとも「お前さぁ、ロスリスバーガーをなだめんのはオレなんだからさぁ、頼むゼ、オイ」とか言われてんのかナ(笑)
ま、それはそれとして、前半はともかく、後半は非常に楽しませていただきました。
今日もごちそうさまでした。