Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

NFL 2021 Week8 GB vs ARI

f:id:kota-s:20211031113050j:plain

第8週は全チーム中唯一負け無しのアリゾナ・カージナルズと開幕戦のボロ負けから6連勝中のグリーンベイ・パッカーズの一戦。

見応えあり過ぎだったし、最後の【あっ! とびっくり】の結末に思わず叫んでしまい、1階から女房の「うるさい!」との罵声が響き渡ったという(笑)

 

カージナルスはすごい選手を集めてきて、補強に大成功。

おかげで開幕7連勝。

 

f:id:kota-s:20211031113726j:plain

Kyler Murray:Arizona Cardinals QB #1

カージナルスのQBはカイラー・マレー

第7週終了時点での成績は2,002ヤード獲得、QBレートは116.8(凄)

 

マレーも絶好調だけど、WRにディアンドレ・ホプキンスとAJグリーン、それからピッツバーク・スティーラーズから移籍したジェームス・コナー、TEには何とびっくり、先週から加入した元イーグルスのザック・アーツと、これはもうオールスター並のビッグタレント揃い。

で、もうひとり。

 

f:id:kota-s:20211031120600j:plain

Mat Prater:Arizona Cardinals K #5

カージナルスのキッカー、マット・プラッター

カージナルスのキックオフの時、ちらっと映ったのを見て、「あれ、この人は…」

短い足を ぴょこ! と蹴り上げる、あの独特のフォームは、やっぱりマット・プラッターだ!

 

この人も好きなんですよネェ~

もはやポンコツの代名詞となったデトロイト・ライオンズでマシュー・スタフォードと並んで唯一、気を吐いていた。

この人が外すのを見たことがない。

ってか、そもそもライオンズの中継が少ないからだが(笑)

 

そうかぁ この人もカージナルスにいるのか…

でもまぁ正解でしょ。

デトロイトにいても、いいことないヨ、たぶん(笑)

 

f:id:kota-s:20211031121412j:plain

Davante Adams:Greenbay Packers WR #17

対するパッカーズは主力WRのダバンテ・アダムスがコロナウイルス陽性反応で欠場。

他にも何とかとか、かんとかとか、主力選手が欠場(すいません、よく知りません)

これはカージナルス、圧倒的有利かなぁと思っていたが…

 

試合開始早々でカージナルスが先制TD

「やっぱり」と思ったものの、何だかカイラー・マレーにしても他のオフェンスにしても、何となくチグハグという印象を受けた。

マレーもよく動く、モバイル系QBのひとりだが、ポケットから抜け出して右に左にヒラヒラ動きつつ、パスを決める、いつものスタイルが不発。

同じく躍動系モバイルQBのチーフスのパトリック・マホームズも今年は不調なようで、そんな年の巡りなんだろうか(笑)

 

先制点を取られたものの、パッカーズは余裕というか、ここのオフェンスは本当によく訓練されており、きれいなコンビネーションからどんどんとヤードを稼いでくる。

 

f:id:kota-s:20211031122324j:plain

A.J.Dillon:Greenbay Packers RB #28 ◆ Aaron Jones:Greenbay Packers RB #33

特にこの二人のRB

A.J.ディロンとアーロン・ジョーンズの強烈コンビはすごかった。

特にA.J.ディロンはこの日の試合では、もう爆発と言っていいぐらい、走りまくり、ディフェンスラインをブチ破りまくり、相手ディフェンダーを凌駕しまくり。

身長は183cmなので、NFL選手としてはむしろ小柄な方だが、体重が112kgあるので、RBとしてはかなり大型、ということになるだろう。

 

f:id:kota-s:20211031122918j:plain

これはスカウティング・コンバインの時の様子だが、何かもう、すごいよネ…

恐ろしいぐらいに仕上がってる。

 

何となく調子の出なかったカイラー・マレーも、3Qに入ってから、短いパスを連続して成功させ、ハーフタイムでアジャストしてきたのだろうが、とってもタイトな試合展開になってきた。

そしてこの日のハイライトといえる、4Qのエンドゾーン手前での攻防。

これは非常に見応えがあった。

 

ここまで24対21とパッカーズがわずか3点差でリード。

カージナルスエンドゾーン手前数ヤードまで押してきているので、ここは手堅くFGで同点に持ち込み、OTかと思いきや。

FG蹴る気なんざ、微塵もなかったようで(笑)、あくまでもTDを狙う。

ここでTDが決まれば24対27でカージナルス逆転。

時間もないことから、ここでカージナルス無傷の開幕8連勝になる…

はずだった…

 

逆転TDを狙ったマレーはエンドゾーン右側にパス。

そこにはAJグリーンがいたが、なぜか途中で止まってしまい、グリーンをカバーしていたパッカーズのCBラスル・ダグラスが悠々とインターセプト(爆)

 

f:id:kota-s:20211031124433j:plain

一瞬、何が起きたのかわからなかった(笑)

解説の有馬隼人さんによると、AJグリーンは自分のところにパスが来るとは思っていなかったのでは? と。

確かにAJグリーンは、その時はブロック要員として動いており、パスレシーブする仕草もなかった。

これはマレーとAJグリーンとのミスコミュニケーションなんだろうナァ…

 

結局、試合は24対21のままでパッカーズ勝利。

これでカージナルス7勝1敗、パッカーズも同様に7勝1敗、

ますます混迷の度合いを増すNFC

いや~ 2021年シーズンはおもしろいナァ♪

 

ごちそうさまでした。

 

f:id:kota-s:20211031125031j:plain