Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

定年旅行 2.山梨編 その2 身曾岐神社

泊まった旅籠屋さんのロビー、というか待合所(笑)

こんなかわいいところだったのか…

 

さて、この日の午前中は身曾岐神社(みそぎじんじゃ)に行く。

 

www.misogi.jp

 

予定を考えていた時、せっかく一泊するので、シルクロード美術館以外に何かないかとGoogleマップで探していたところ、たまたま見つけた。

小淵沢駅からタクシーで5分、と書いてあり、そんなら歩いても行けるだろうと安易に計画、行くことにした。

 

が、事前に身曾岐神社に電話してみたところ、駅からだと舗装はしてあるがけっこうな山道を30分以上歩くことになるし、道もわかりにくいので、タクシーがお勧めです、と。

よかった、事前に聴いておいて(^^)b

 

駅からタクシーで10分ほど、やっぱり山道をあっち曲がったり、こっち曲がったりしたので、やっぱり歩きはムリだったネ…

 

朝の8時ぐらいに行ったのだが、参拝客は誰もおらず、巫女さんが掃き掃除をしていただけだった。

 

 

本殿。

ご神体は天照大御神

 

ずいぶん前に伊勢神宮にお参りしたことがあったが、その時は自転車仲間と一緒で賑々しく参詣した(笑)

 

今日はひとり。

誰もいない静かな境内に汗かいたおっさんがリュック背負って立ってる姿は、実にイヤなものだ(笑)

 

ご神池の上に設えられた能舞台

様々な神事の際に能が奉納されるのだろう。

 

ちなみに、生粋の日本人なのに、還暦を迎えたこのトシになっても能や歌舞伎は見たことがない(笑)

歌舞伎はTVタレントがやってるような気がして(笑)、あまり見る気もないのだが、能はちゃんと見てみたいなぁ、とこの時思った。

見た、としてもせぇぜぇがYouTubeぐらいだろうけど(笑)

 

 

絵馬。

やはり『家族が平安でありますように』とか『志望校に合格しますように』『病気が治りますように』といったものが多い。

いつになっても人々の願いは変わらない。

オレも家族の平穏な暮らしが続くよう願をかけた。

 

さて、WEBサイトで見た時は、ずいぶんと広い敷地のような印象があり、2~3時間はいるつもりで、帰りの迎えのタクシーも10時半にお願いしていたのだが、30分ほどで一回りしてしまった(笑)

元旅行屋なのに、相変わらず時間ぐりが下手くそ(笑)

 

あと2時間もあるけど、どうしよう…

よっぽど、すぐに迎えに来てもらって、次のあずさ号に変更して、と思ったが、あずさは1時間に1本しかなく、満席ということはないだろうが、ムリに変更してもあまり意味がないような気がしてしまい、何となくグズグズしていた。

 

池のほとりの木陰で、能舞台や本殿、境内を掃き清めている巫女さんの姿や、神社のぐるりを取り囲む深緑などを ぼぉー と眺めていた(笑)

 

まぁ考えてみれば、こんなのも久しぶり。

去年の暮れに病気をして、会社は休職、自宅での療養生活が続き、やっと在宅で復職できたと思ったら、ついぞ一回も出社することなく定年退職になったりとか、いろんなことがあったなぁ と、ガラにもなく、そんなことを池のほとりで思った(笑)

 

さすがに追憶にふけきれなくなたので(笑)、境内のお茶屋さんで一服。

このティーカップとお盆がすごくよかったので、買って帰りたかったが、あいにくと売り物はなかった(笑)

 

かわりに黒七味を買った(笑)

 

何だか あっ! という間に時間が過ぎてしまった。

そうだ、オレは時間を右から左にうっちゃるのは得意なんだった(笑)

 

予定通りに迎えに来てくれたタクシーに乗り込み、小淵沢から特急あずさで新宿経由、自宅に帰った。

たった1泊の小旅行であったが、けっこう楽しかった。

やっぱりひとり旅というのは、誰にも気を使うことなく、好き勝手にできるからいいネ(^^)/

 

おしまい