いい試合でした。
NFL 2019 シーズン最高のゲームと言っても過言ではないかも知れない。
第54回スーパーボウルは、31対20でカンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・49ersを破り、50年ぶり2回めの制覇となった。
試合前のオレの予想:
49ersのRBラヒーム・モスタートのランはチャンピオンシップほどは出ない
→的中
勝利はチーフス
→的中
って、ふたつしか予想してないけど(笑)
心情的には49ersに25年ぶり、6回めの制覇をしてほしかったけど、でも、チーフスのHCアンディ・リードって圧倒的な勝ち星を上げていながら、未だにスーパーボウル制覇はなかったんだよネ。
ちょっと意外。
ちょっとプレイコールがコンサバに過ぎる時があるようで、選手の心情を忖度してプレイコールを出すラムズのHCショーン・マクベイとは好対照かも。
QBを育てるには最高の腕を持っているそうで、現チーフスのQBパトリック・マホームズには、最高の先生なんだろう。
この時はまだちょっと時間が残っていて、やや気が早いような気もしたが(笑)
でも【Big Red】が初めて掴んだ栄冠。
普段、あまり表情を出さない人だが、さすがにこの時ばかりは破顔一笑。
おめでとう! Big Red!
超人パトリック・マホームズ
試合中、何度か落ち着きを失いつつあるシーンもあったが、きっちりと立て直し、第4クオーターなんて神がかってた。
まだ24才だもんナァ…
この試合、解説の大橋誠さんもツブやいていたが、本当にQBの世代交代は近いのだろう。
正統派ポケットパサーの代表とも言えるトム・ブレイディは地区優勝こそ果たしたものの、プレーオフではテネシー・タイタンズにまさかの敗退。
そして2020年シーズンはFAになる。
もうひとりの代表的ポケットパサー、ニューオリンズ・セインツのドリュー・ブリーズも41才と、そろそろ周辺がやかましくなっている。
こうしたレガシーQBとは対象的な、いわゆるモバイルQBがこれからの主流になるとも思えないけど、しかし間違いなく一方の流れを作るんだろうネ。
25年ぶり、6回めの制覇を逃したサンフランシスコ49ers
でも、スーパーボウルの名に恥じない、すばらしいゲーム展開でした。
なぁ~に、マホームズがちょっと神がかっちゃっただけだヨ。
カイル・シャナハンもまだ40才。
去年まで最下位街道を突っ走ってたチームとは、とても信じられないほどのチームを作り上げたんだから、まだまだ未来は明るいと思うし、来シーズンも期待大です。
これでNFL 2019シーズンも大団円。
次のシーズン開幕まで、また半年以上もあるけど、まぁシーズンオフは移籍やトレード、そして引退など、人の異動もあるだけに、注目は外せないネ。
また来年。
楽しみです。