NFL 2021年シーズンもいよいよ終盤。
シカゴ・ベアーズとグリーンベイ・パッカーズの同地区対決。
試合前から、結構な盛り上がりを見せていたこの対決。
アーロン・ロジャースのシカゴ・ベアーズに対するこの発言。
「I still own you」
いろいろな訳し方があるのだろうが、「ベアーズよ、お前らはオレのモンだ」ということらしい。
というのも、これまでパッカーズはベアーズに対して21勝5敗と圧倒的にリードしている。
それを踏まえての彼の発言だったのだろうが、まぁこれはベアーズからしたら、屈辱モンだよネ。
もっとも、ロジャースもこの発言の後で、「だって、そうだろ。だけど、オレも衰えればこんな風に言われる。そんなモンだろ」と。
リーグ屈指のQBだけに、この発言の波紋は大きく…
アメリカでは、こんなTシャツも売られてるらしい(笑)
ちょっと欲しいかも(笑)
さて、試合であるが、やっぱりベアーズは奮起するよネ。
1stシーズンからいきなり、エンプティ→ワイルドキャット→QBランと怒涛の、というか気持ちむき出しのプレイコール。
それからベアーズが押しまくり、アーロン・ロジャースにサック2回を記録(笑怖)
2Qに入ってもベアーズの勢いは止まらず、2Q11分にWRジャキーム・グラントのジェットモーションから異次元の速さのTDラン。
試合前はパッカーズの圧倒的勝利かと思っていたが、いやいやいや、いつぞやは「ポンコツ」などと言ってしまい、どうもすいませんでした<(_ _)>
このあたりから試合はどんどんおもしろくなり、2Q6分でロジャースの、すんごいきれいなブーツレッグが決まる。
あたしゃ、中央のランばっかり見てて、いつの間にかボールがパスされており、すっかりだまされました(笑)
2Q4分59秒、パッカーズのCBラスル・ダグラスの狙いすましたPick6が決まった直後、
3分21秒、ベアーズのWRダミエレ・バードの独走TDが決まり、もうモーメンタムがあっち行ったり、こっち行ったり、見てる方はタマらんが、やってる方も堪らんという(笑)
圧巻だったのは、1分32秒、パッカーズのパントを自陣4ydぐらいでレシーブしたジャキーム・グラントが、パッカーズの早いスウォームにツブされるかと思いきや、そのままサイドライン際でぐいぐいとスピードを上げ、何と97ydのパントリターンTD(愕)
例によって、YouTubeからリンクが弾かれるので(笑)、こちらから見てください。
2Q終了間際にもベアーズのFGが決まり、これで27対21
ワンポゼッション差でベアーズがリードし、前半終了。
そして後半になだれ込んだが、う~ん…
息切れしちゃったかな、ベアーズ…
今まで噴出してたアドレナリンが切れ、グリコーゲンも枯渇しちゃいました、みたいな(そこまでヒドくないケド・笑)
3Q開始早々にパッカーズにTDを決められ逆転、8分32秒にもターンオーバーからTDを許し、27対34になってしまった。
しかし4Qに入り、2ミニッツ後のベアーズ、オンサイドキックを見事に決め、そのままエンドゾーンに持ち込んでTDを奪うも、ここまでで30対45
そして残り46秒、パッカーズのCBチャンドン・サリバンのダメ押しインターセプト。
パッカーズも大好きなチームではあるが、やっぱりこの試合はベアーズに勝ってほしかったナァ…
でもまぁ、一方的な展開かという予想を裏切る、とってもいい試合でした。
ごちそうさまでした。