第56回スーパーボウル
見ました(1日遅れだけど・笑)
ゲーム自体はおもしろかった。
また、ゲーム以外にもベンガルズのロースターではない選手が一緒にセレブレーションしてペナルティ喰らったり(初めて見た・笑)、ラムズのフィリースペシャル失敗とか、なかなか楽しめるシーンもいくつかあったし(笑)
また4Q2ミニッツ以降の攻防は、やっぱり手に汗にぎったし、選手たちの気合というか、気持ちがオーラとなって湯けむりのように見えた。
結果、16対20というワンポゼッション差から4Q残り1分30秒ぐらいでラムズの逆転TDが決まり、ラムズの勝利と相成ったワケだが…
オフィシャルの裁定がおかしい。
ゲームの進行を優先させるために、ぎりぎりグレーのペナルティは取らないとか、そういうジャッジ甘めの時もあれば、逆のケースもある。
それならそれで、甘めなら甘めで、キツめならキツめで一貫してほしい。
今回のスーパーボウルでは、3Qぐらいまでは非常にペナルティが少なく、ベンガルズがわずかに2個、ラムズに至っては0という、実にクリーンなゲーム展開だった。
ただ、オレのようなド素人が見ても、「あれ、ホールディングじゃないのか?!」的なことがいくつもあり、また、明らかにフェイスマスクもあったが、まぁ「甘めのジャッジ」ということなのだろうと、あんまり気にならなかったワケです。
フェイスマスクが甘い、というのはヒド過ぎるけど。
単に見てなかっただけ…?
しかし、上に書いた4Q2ミニッツ開けから、連続して数回のペナルティがコールされ、いや、確かにつかんでるし、これはホールディングだよネ。
だったら、あの時のアレはホールディングじゃないのか?!
なんで、こうやってゲームの最終盤でジャッジのポリシーが変わるのか。
あれだけ激しいコンタクトスポーツだし、ビデオリプレイでもなかなかジャッジが下せない時もたくさんある。
しかし、スポーツはルールの上に成り立っているのであって、悪法でも法は法。
絶対に崩しちゃいけないもの。
だからこそ、プレーヤーたちもジャッジは尊重し、WR対DBの空中戦でもインターフェアぎりぎりの駆け引きが生まれ、そこに日頃の練習で培った技術の差が出るワケです。
こういうポリシーの途中変更は、そうしたプレーヤーたちをないがしろにしてると思うんだけどナァ…
ゲーム自体はおもしろかったし、勝利したラムズの面々には心からの賛辞を、惜敗したベンガルズの選手たちには惜しみない拍手を送るが、後味が非常に悪い。
本当に楽しみにしていたゲームだったが、最後の最後でこんなことになり、残念でなりません。