Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

入院生活

2022年12月24日のクリスマス・イブの日。

血栓で救急搬送されました(笑)

 

おかげさまで大事には至りませんでしたが、一週間ほど入院を余儀なくされ。

2019年にも大腸ポリープ摘出の内視鏡手術を受けましたが、その時も一週間ぐらい入院してました。

それまで病院・入院とはまったく無縁だったのですが、何だかトシ取るとともにそうでもなくなってきているようです。

 

入院一日目は、まだ息も苦しく、酸素マスクをしたままであまり記憶もなく、いつごろ主治医から病名や病状の説明があったのか、またいつぐらいから食事が取れるようになったのか、など、どうも時系列がはっきりしません(笑)

 

入院した当初は6人部屋で、ワタシの他に2~3人の患者さんがいたようですが、こっちもヨソ様を気にしていられるような状態でもなく(笑)

そのうち、一人減り、ふたり減り、で、ついにはワタシともうひとりのおばあさんのふたりになったのですが、そのおばあさんがコロナの院内感染で他の隔離病棟に。

 

看護師さんから、そのような説明を聞き『コロナの院内感染って、大丈夫なのか、この病院?!』とかって思いました(笑)

そんなワケでワタシもいわゆる『濃厚接触者』になってしまい、抗原検査やらPCR検査やらを受けましたが、そっちは陰性。

で、結果的に一人部屋になりました(笑)

 

カーテンが引かれてますが、向こうには誰もいません。

夜中に何回も大声で叫ぶ認知症患者とも同室で、おかげで何度も真夜中に起こされましたが、ひとりになって久しぶりに熟睡できたような気がします。

 

このころになると、病状もだいぶ楽になってきて、そうなると時間を持て余すようになります。

アマゾンで注文していた本が届いていたことを思い出し、着替えと一緒に女房に持ってきてもらったり(コロナ禍のため、面会は禁止)、ダラダラとスマホに保存していた画像を整理したりとか、まぁそれでも一日で終了(笑)

 

病室の窓から見える景色。

川べりを散歩している老夫婦などを見ると、つい数日前までワタシも普通の生活をしていたのに、窓ガラスのあっちとこっちでまったく違う立場に立たされていることに大きな違和感を感じます。

って、そんなに長期間の入院でもないのに、何と大げさな(笑)

 

確か入院して4日目ぐらいでしたが、個室に移ることになりました(笑)

上述しましたように、ワタシは『コロナウイルス濃厚接触者』なので、まぁいろいろな兼ね合いと病院側の都合で、そんなことになったのでしょう。

 

まんま、ビジネスホテル(笑)

個室に入るには、かなりな金額の差額費用が必要ですが、念のために看護師さんに聞いてみたら、病院側の都合で個室に入っていただくので差額は不要です、と(笑)

 

自宅では夜のニュースか大河ドラマぐらいしかテレビは見ないのですが、大部屋だと有料のテレビ視聴も個室では無料だし、やることもないので何となく見てました。

と言っても、低俗バカの番組しかやっていない民放は見たくもないので、NHKばっかり。

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はずっと見ていたし、その他の映画やドキュメンタリーはすごくおもしろかったですが、こうして仕事もせずに3食昼寝付き、個室で寝っ転がってテレビ見てるなど、なんとまぁいいご身分になったことか(笑)

 

『ご身分』と変換しようしたら『ゴミ分』と変換されてしまい、それはそれで正しい変換だナ、と変に納得した(笑)

 

で、病院メシです。

大腸ポリープで入院した時は、さすがに固形物は与えられずに重湯とかそんなんばっかりで、同室の患者さんが食べている普通の食事がとってもうらやましかったですが、今回は固形物をいただけるだろうと、密かに期待(笑)

 

が、倒れた時にクチの中を大きく切っていたので、ご飯はかなりの柔らかめ、おかず類も小さく切られており、ここまで個別対応するのか、とちょっと感心しました。

お味は当然にして塩分控えめ、野菜と魚が中心であり、最初は美味しくいただきましたが、終盤は飽きてしまって、もともと少ない量でも半分ぐらい残してしまいました。

いくら入院中とは言え、残さずに食べるべきだった、ムダな食品廃棄をしてしまったと、まぁ今だからそんな殊勝なことも言えるんですが(笑)

 

入院中の全食事。

一枚にまとめてみました(爆)

 

本来はもう少し、入院してた方がよかったようですが、まぁお正月でもあるので、ちょっと早めに退院しました。

 

退院の日。

駐車場から見た川べりの光景。

冬枯れして物悲しいですが、やっと『こっち』に戻れて一安心(笑)

 

自宅に帰って一週間ぶりにシャワーを浴び、ドさっぱり。

ビールを一口だけ飲んでおせち料理を食べていたら、何と言いますか、あぁ生きててよかったナァ としみじみ(笑)

そして、療養生活に入るのでありました。

 

オマケ

入院中、家族への病状説明ということで女房が呼ばれたが『ママ一人だと不安だろうから』と、わざわざ長女がだんなと一緒に付き添ってくれた。

こんな気が使えるようになったのか、と、ちょっとうれしかった。

もっともだんなはコロナ禍の人数制限で、病院には入れず、ずっとクルマの中で待ってたらしいが(笑)