Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

第58回 スーパーボウル

2024年2月12日に開催された第58回スーパーボウルは25:22でカンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・49ナイナーズを退け、スーパーボウル二連覇と相成った。

 

会場となったラスベガスのAllegiant Stadium

何という近未来的炊飯器のようなフォルム(笑)

 

バカスカ、とは言わんまでも、けっこうなハイスコアでの試合展開を予想していたが、16:16というロースコアでの展開。

これはオフェンスがどうの、ではなく、両チームともにディフェンスの働きが大きい。

 

フットボールの天才と言われているカイル・シャナハンのプレーコールとがっぷり四つに組んだチーフスのディフェンスコーディネーター、スティーブ・スパグニョーロのコールもよかったんだろうナァ…

 

しかし、試合序盤ではチーフスのトラビス・ケルシーがアンディ・リードに食ってかかる、というよりもう一歩で手が出そうなぐらいの勢いで激怒しており、まさかこのせいでもないだろうけど、前半終了時点でケルシーのレシーブはわずか1回、1ヤードというまったくあり得ない展開ではあった。

 

また試合中盤では、マホームズがWRラシー・ライスに説教というか注意というか、お小言というか、そんなシーンもあり、何となくチーム全体に不協和音が漂っているような気配もしたのだが、まぁだけど超一流のプロ集団である彼らには、そんなことは関係ないんだろうネ。

 

このシーンは、かゆいところに手が届くような位置にいないライスにマホームズが業を煮やした、という感じだったそうだが、おもしろかったのは文句を言われたライスが、マホームズの説教の途中で ぷい! みたいにあっち行っちゃったこと(笑)

マホームズのような超スーパースターに説教されたら、日本だったらしゅんとなって『はい、はい、どーもすんません…』ぐらいになりそうだが、無視してあっち行っちゃうところは、さすがというか、プライドが高いというか、気が強いというか…

もっとも、ここで『すんません』となっちゃうようでは、NFLのような世界ではやっていけないのかも知れないが…

 

結局、試合はオーバータイムにもつれ込み、FGで先制した49ナイナーズが逃げ切るとか思いきや、返しのオフェンスでチーフスがいともあっさりとTDをあげて逆転、ここでもワタシが応援するチームは必ず負けるというジンクスを遺憾なく発揮してしまい、49ナイナーズの皆さん、どーもすんません。

 

逆転、逆転の連続で試合としては実におもしろかったが、ワタシのような素人では、49ナイナーズに何が足らなくて勝てなかったのか、またチーフスは49ナイナーズに比べて何が勝っていたから勝利したのか、さっぱりわかりません。

 

NFLの2023年シーズンはこれにて終了。

また今年9月のシーズン開幕まで、プラモデルでも作って待ってることにします(^^)/