Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

Mi

朝、会社までの道のり。

最近、 「危ない」 という理由で禁止されたヘッドフォンステレオを装着しつつ(笑)、ぽてぽて歩いていると後ろから肩を叩かれた。



「生活指導?」



いや、高校生じゃないんだから(笑)



会社の女の子でした。



「おはようございまぁ~す♪」

「おはよう」

「サカキバラさん、毎朝何聴いてるんですか?」

「ん… まぁいろいろとネ」



「相変わらず沖縄ハードロック?」



(笑)



「そ、それも聴いてるケド(笑)、きょ、今日は違うヨ」



「でもタテノリなんでしょ?」



(笑)



いったいオレはどんなヤツだと思われてるんでしょう…(笑)



「ち、違うヨ! これだよ、コレ!」



と、ヘッドフォンをはずしその子の耳にかぶせようとしたところ 「ちょ、ちょっと! アンタの汗まみれのヘッドフォンなんか気持ち悪いでしょ! キレイに拭いてからにしてヨ!」 とかってきっと思われるに違いないと確信し、ヘッドフォンかぶせるのはヤメにした ヾ(^^;イロイロ気ィ使ウネ



その時に聴いていた曲。

Mi という女の子バンドの曲であります。



この前 iTMS をうろうろしてた時にたまたま知ったバンド。

何でも 80 年代の名曲をリメイクした彼女らのアルバムが iMIX のレビューで根こそぎ叩かれており、そんなにヒドイって一体どんだけヒドイんだろう… と試聴してみたという(笑)



( ・ω・)ソンナニヒドイ…?



いや、全然ヒドくないヨ。

あまりオリジナルを知らないオレには、むしろ心地よい。



レビューでの悪評はレベッカとかリンドバーグ中村あゆみらのリメイクに集中しているような感じで、どれも当時は熱狂的なファンがいたワケだから、そういう人たちが聴いたら 「何だかよくわかんねーガキどもが、オレの思い出の曲をこんなにしやがって」 みたいに思うんだろうか。

あたしゃレベッカリンドバーグも、名前や数曲こそ知ってるものの全然興味なかったし、中村あゆみに至っては 「歌手」 だと思ってたんで、テレビぐらいでしか知らなかった。

なので先入観というか既成概念がまったくない状態で聴いたから、とても新鮮に思えたのかも知れないっすネ。



で、お約束通りイメージでぐぐったところさっそく見つかる。



あら、カワイイじゃないの…(寿) ヾ(^^;ソレモ お約束 ダネ







女の子 3 人のバンドなのに、あとのふたりはボヤかされちゃって背景になっちまってるところに、非常に作為的なモノを感じるワケですが(笑)

真ん中の子がボーカルの子で Maika ちゃんと言うんだそーで。

17 才の高校生だって(爆)

北欧系の血がちょこっと入ってるそうで、そう言われりゃそんな気もする(笑)



で、このルックスに負け(笑)、 iTMS で数曲購入(爆)



さっきのリメイクの数曲と、彼女らのオリジナル曲をちょこっと。

オリジナル曲は何かのテレビドラマにも使われてるそうです。



リメイク曲を悪評する人たちは、あくまでもオリジナルとの対比で見てるんだろうから毒づくのもわかるけど、オリジナル曲は結構いいと思われ。

もちろんオリジナルと言っても、この子たちが 1 から 10 まで作ったっつうワケでもなく、その手のプロのアレンジャーが綿密に作り上げたんだろうけどネ。

なので非常にポップだしキャッチーです。



特に 「未来の地図」 とか 「春 ~ Spring ~」 なんていう曲は、中学生とか高校生ぐらいの子たちには人気出るんじゃないかなぁ あ、ボーカルの子が高校生だもんナァ…  17 才かぁ…



オレと 26 年も違うのかぁ… ( ==)



って、何となく遠くを見てしまいましたが(笑)、それはともかく。



「 Sunset 」 という曲はかなりいいです。



歌詞をぐぐってみたが、さすがにページがなく(笑)、聴きながらテキストに落とすほどの気合いもないんで(爆)、歌詞そのものは書きませんケド、 Maika ちゃんの舌っ足らずの甘えたような声で歌われるとグッと来ます(笑)



この子の歌い方、ちょっと宇多田ヒカルに似てるんですよネ。

声質はまったく違うケド、微妙にハズすところと絶妙な息継ぎのタイミング。

特に女性ボーカルの場合はこの 2 点が大きなポイントになると思うんですが、似てると思えるのは Maika宇多田ヒカルともにこの 2 点が後天的に成ったものではなく、先天的な要素が強い、つまり 「才能」 という点。



宇多田ヒカルはすでに完成された領域に近づいているのかも知れませんが、 Maika の場合は年齢から言ってもまだまだ。

ただそれが開花するのかしぼんでしまうのかは、コレからの問題、また周囲の人間たちに負うところが大きいワケなので、どっかのボクシング親子みたいにならないように、上手に舵取りをしてもらいたいと思うんですけどネ。

もっともすぐに売れなくなっても 「ママは高校生の時、こんなコトやってたんだヨ♪」 とかって幸せな家庭におさまるのかも知れない ヾ(^^;飛躍シテナイ?

それはそれでいいのであります(笑)



アルバム買うつもりは全然ないんですが(笑)