Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

ネーミング

どこの家庭にも 「オリジナル料理」 っつうのがあると思うんですが。

まぁウチにもいくつかありまして、その都度、子供たちが料理の名前を考えるんですネ。

上の子は中学 1 年生。

下は小学校 4 年生。

どっちも女の子です。



夕べもそのうちのひとつが出てきまして、けっこうおもしろかった。



そんなんで、今まで出たオリジナル料理とそのネーミングについての一考察(笑)

ちなみに純粋な 「オリジナル料理」 ではないと思いますが、まぁその辺は深く考えんと(笑)



ささぴー
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下の子作。

塩・コショーした鳥のささみをレンジでチン!

加熱できたら余計な水気などを切り、その上に細切りにしたピーマンを乗せます。

こうするコトで、ピーマンのしゃきしゃき感を損なわずに、青臭さだけが抜ける、と。

これに女房特製の、ポン酢ベースのたれをかけまして、よくあえて食すワケなんですが、ビールのつまみにちょうどいい。

でまぁ 「ささみ」 と 「ピーマン」 なんで、 「ささぴー」 と(笑)



沖シクポン
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上の子作。

何のコトやらわからんでしょうが、 ↑ のささぴーにかけるたれのコトです。

要はポン酢に 「シークワサー」 を加えて、あとちょこちょこいろんなモンを入れるらしいのですが、つまり 「沖縄シークワサー」 に 「ポン酢」 なので、 「沖シクポン」 (笑)

語呂は悪いわ、言いにくいわ、何のコトやらわからんわで、上の子以外は全員反対だったのですが、いつの間にか定着してしまった(笑)



B2
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同じく上の子作。

コレも何のコトやら、我が家以外の方には見当もつかんでしょう。

「豚肉の味噌漬け焼き」 ですワ(笑)

読んで字の如くの料理なんですが、肉を漬け込んでおく 「味噌だれ」 に、やはりいろんな工夫があるらしい。

コレも酒の肴に、ご飯のおかずにばっちりなんで、けっこうよく作るんですが、何故ゆえ 「豚肉の味噌漬け焼き」 が 「B2」 なのか…?



上の子曰く:

「豚肉だから "Butaniku" で、 "B" でしょ? で、お味噌は茶色いから "Brown" じゃん?  B が 2 つあるワケだから 【B2】」



( ・ω・) ハ…?



ヨクワカラン



(笑)



しかし、いつしかコレもなし崩し的に定着してしまい、それ以来我が家では 「今日のおかずは 【B2】 にしよう」 との会話が聞かれます(笑)

ちなみに下の子は B2 に大いに不満であったようで、彼女が考えたのは 「トンミー」

豚の 「トン」 と、味噌の 「ミ」 こいつに語呂をよくするために 「ー」 をつけた、と。

オレ的には 「トンミー」 の方がかわいいし、少なくとも 【B2】 よりは料理の本質を表していると思えるので、こっちに軍配を上げたいところだが、まぁいいや(笑)



せろみ
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昨日のおかず。

ささみを平たくして、これにセロリを巻きます。

んで、そいつを天ぷらみたいに揚げて、食べやすく輪切りにし、天つゆライクなおつゆにつけていただく、と。

この天つゆライクがまた絶品でして、淡泊なささみにほどよい味付けが施され、これまた酒の肴にご飯のおかずに… ヾ(^^;ドッチニシテモはいかろりーダネ



(笑)



で、この料理にも名前をつけるコトになりまつた。

例によって上の子からはワケわからんネーミングが続出(笑)

片っ端から下の子に却下され(笑)



「何ヨォー! 人の言うコトに反対ばっかしてないで、あんたも何か考えなさいヨ!」

「もう考えたモン!」

「なになに…?」



「せろみ」



( ・ω・) モニュ…?



「セロリとささみで 【せろみ】」



せろみ…



この何とも言えない脱力感満点の音の響き…

セロ弾きのゴーシュか、はたまたセロハンにくるまったもろみか…

それとも 「ひろみ」 …?



(笑)



「ダメ! 全然ダメ! それじゃ何のお料理がわかんないじゃん!」

「おねぇちゃんに言われたくないもんネ!」



どぉーでもいいですヨォ…



そして下の子が…

「あ! じゃぁじゃぁ コレは!?」

「なになに?」



「ささせろみ」



( ;・ω・) ハァ~!?



「ささみの真ん中にセロリがあるでしょ? だからささみを分解して 【ささ】 と 【み】 にして、そんで、真ん中に セロリの 【セロ】 を入れて…」



何という 3 次元的発想。

何という 3D ネーミング(笑)



「でもさー それ人の名前みたいだよナ」

「なんで…?」



「笹瀬ロミ」


(笑)



そして、我が家のお隣は 「笹瀬さん」 というお宅で(爆)



「どーしよー 笹瀬さんトコのお嬢さんに子供ができて、それがまた 【ロミちゃん】 って名前で…」

「ヤダァ! そんなんでウチにあいさつでも来られたら、アタシ絶対吹き出しちゃうわヨォー!」



団らんの夜は過ぎてゆく…(笑)