Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

夕餉どき

このところ関東も暑い日々が続いちょります。

まだ梅雨前だ、っつうに軒並み 30 ℃前後とか(死)

ホントに地球全体の環境がおかしくなってるんだろうなぁ…

だけど国のリーダーたちは、どいつもこいつもテメェの利益ばっかり考えやがって、まったくの無為無策

火星人にでも、このすばらしい環境の地球を提供して、そんでイチから作り直してほしいですナ(笑)



それはさておき。

昨日、ウチに帰ったらこの陽気にふさわしく、涼しげな料理が並んでいた。



メイン。

豚冷しゃぶの豆腐ソースかけ。



サブ。

きゅうりとタコの三杯酢和え。



その他。

モロモロ(笑)



「豚冷しゃぶの豆腐ソースかけ」 だが、ゆがいたキャベツやにら、もやしなどを冷やしておく。

そんでしゃぶしゃぶした豚肉を乗せて、その上から豆腐ソースを。



この 「豆腐ソース」

豆腐をすりつぶして、ごまペーストを加え、焼いて香ばしさを出した梅干しやポン酢、その他調味料などで味付けしたもの。



ちょうど 「ごま豆腐」 のような味わいになっており、しゃきしゃきの野菜とともにかなりウマい。

もちろん 「テレビの料理番組で見た」 とのことで(笑)、女房のオリジナルでないのは言うまでもない(笑)

まぁちょっとは工夫して、オリジナリティを出しているようではあるが。



残念だったのはビールがなかったコト。

「すいません、ビール買い忘れました。帰りに買ってきてください」 との女房からのメールを見逃しており、手ぶらで帰ってきたオレを見て 「メール見てないんですね…」 と、 「やっぱり」 みたいな表情(笑)

んで、近所のパン屋に買いにいったのだが、 「臨時休業」

一番近いコンビニまで自転車で行くのもかったるかったので、この日はビールなしでいきなり焼酎となった(笑)



子供たちは、この 「豚冷しゃぶの豆腐ソースかけ」 をご飯に乗っけて、丼モノにしたヤツ。

これまたテレビでやっていたそうなのだが、あまり箸が進んでいない。



「ちょっとお子ちゃまたちには大人過ぎる味だったかしら…」

と、珍しく自省の弁を吐いたが、ここで 「ママぁ~… これ、あんまりおいしくないヨ…」 とでも本音を吐こうモンなら



「そんなら食べなくてもいい! なに贅沢言っての!」



と爆発されるコトは、その豊富な経験則により火を見るより明らかなので、適当にお茶を濁しつつ、もごもごと喰っておる子供たち(笑)



で、オレも喰ったワケだが、何というか… ちょい… 味付けがうすい…

女房は関西人なので、もともと料理全般薄味系なのだが、 「しょっぱいモンが好き」 なオレには、やはりちょいモノ足らない。



で、おそるおそる…

「あ、あのぉ~ ちょ、ちょぉっとだけ… ホントにちょぉぉぉっとだけ、ポン酢とかかけてもいいですかネ…?」

「もうこれ味、ついてるんですけど! あんまり濃い味付けは身体によくありませんヨ! ちょっとだけですヨ!」

「ハヒ」

(笑)



と、そこへ電話。

子供の友達のお母さんからだ。

で、電話を持って廊下に出て、長電話が始まりそうな気配。



オレ、すかさずポン酢を取り、どぼどぼとかけた瞬間、子供たちが次々と自分の 「ごまソース冷しゃぶ」 をオレの取り皿にどんどこ乗せた(笑)



「ちょ、ちょ、ちょっとぉ~… そんなに乗せたらバレちゃうだろ!」

「だってさぁ… これちょっと、キッツいヨ…」

「そんなにマズいか…?」

「豆乳なべの次ぐらいにキツい」



(爆)



「ごまのにおいが強過ぎるんだよネ」 と上の子。

「このソースがいらない。お野菜とお肉だけで十分おいしいのに」 と下の子。

この 「ソース」 こそが売りだと思うのだが…(笑)



女房の電話はまだまだ続きそうな気配。

「早く食べちゃおう!」 と、子供たちは、量がドラスティックに減った自分のノルマ分を猛然と食い始めた。

ウチの子供たちの場合、食べ終わった食器は残滓などをキレイに流して、シンクに置くのがルールなので、とにかく固形物はほとんどオレに押しつけ、流せる残滓だけになった段階で証拠隠滅をはかろう、との魂胆らしい(笑)



「パパも早く食べちゃってヨ! パパのだけそんなに多かったら不自然じゃん!」



ゆっくり喰わせてくれヨ



(笑)



女房の電話が終わり、子供たちの 「ごちそうさまぁ~」 の声が響く。



子供たちと共有の秘密を持ってしまい、何だか一体感を感じた初夏の夜。



(笑)