定年退職して初めて、3泊4日の小旅行に行っている(現在進行形・笑)
本来はもう少し長い日程だったのだが、現在、豪雨に見舞われている北九州一帯が最初の目的地であったため、さすがにこの日程はキャンセルせざるを得ず、結果、3泊4日というこじんまりしたモノになってしまった。
2023年7月10日(月)
そんなワケで日程が短くなってしまったので、その分、旅費が浮き、行きの新幹線はグリーン車でキメてみた(笑)
が、期待したほどではなかった(笑)
自転車がらのがま口に何が入っているのか、というと…
ヘッドフォンが入ってました(笑)
広島で在来線に乗り換え、呉へ。
大和ミュージアムに着いたものの、けっこうな雨が降っていた。
でもまぁ、こうやって来られただけでもありがたい。
でかっ!
ここも後で行きます(^^)/
大和ミュージアムの建物を見て、気が急いてしまったが、とりあえず先にメシを喰う(笑)
呉と言えば海軍、海上自衛隊であり、海軍、海自と来れば『カレー』である(笑)
その前に、人としての食卓には必ず必要だと言われている ↑ をいただく。
(美味)
鉄板海軍カレー
何でも二種類あって、おばちゃんが説明してくれたのだが、まったく聴いちゃおらず(笑)、辛めの方を選んだ。
上のフライはクジラ肉だそうで、クジラなんて前はいつ食べたか、覚えていない。
美味しかったです。
ルーは辛口という割には、やや甘めだったが、コクがあり、クジラ肉フライも揚げたてさくさく、小鉢の肉じゃがも美味しかった。
ごちそうさまでした。
さて、お腹もくちくなったところでいよいよ見学しましょう。
まずは企画展である ↑ から。
当時の写真や…
艦内新聞なんて、あったんだネ。
離発着時のマニュアル図解
各空母の飛行甲板比較。
やはり赤城や加賀が一際大きい。
何かのプラモデルコンテンストの最優秀作品だそうで、ハセガワの赤城。
スケールは1/350で、艦内については完全オリジナルだと思う。
オレ、思わず目が点。
戦時中における日本海軍の航空母艦運用については、まぁ色々な意見があると思うのだが、何でこうなってしまったんだろう、とオレなんかは思うワケです。
奇襲ではあったが(ない、という説もあるが)、航空機による攻撃の圧倒的優位性を真珠湾攻撃で自ら立証した日本海軍であったが、何でまた大和や武蔵に代表されるような大艦巨砲主義に戻ってしまったのだろう。
『攻撃こそ最大の防御なり』という、まぁサムライ的発想というか、精神主義というか、そういう発想しか当時の海軍指導部になかったのであれば、挙国一致の巨大工業力を持つアメリカには到底勝てない。
そんなことを大和ミュージアムを見る前から思ってしまっては、自らの行動のアンチテーゼであり、実にオレらしい(笑)
どうやっても逆光になってしまう(笑)
1/10の戦艦大和。
やっぱりデカい。
いずれ1/350もしくは1/200の模型を作ってみたいと思っているので、自分用にかなり細かい写真なども撮ったが、こうしてみると本当に大和は大きいです。
当時の若い大和乗組員が『こんな大きな船は絶対に沈まない』と思ったそうだが、他の軍艦を知っているからこそ、大和のとてつもない大きさが強く印象に残るのだろう。
他にもプラモデル好きにはたまらない模型がたくさん展示してあったので、ほんの一部を…
高雄型重巡洋艦摩耶
プラモデルで作ったが、とても新造船とは思えない、激戦からかろうじて帰ってきました、みたいなガタガタにできあがってしまった(笑泣)
『違法建築』として有名な扶桑(笑)
何で艦橋がこんなんなってしまったんだろう(笑)
この違法建築を3Dプリンタで実際に制作した猛者がおられます。
ちなみに ↑ のサイトさんですが、異次元レベルの3D動画と非常に緻密な考証を経て制作された検証動画がたくさん上がっています。
ぜひぜひ見てみてください。
いつの間にか雨はやんでいたが、大和ミュージアムの見学はまだ続く。