Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

急病人

昨日の帰り。

乗っていた電車が止まっちまいまして。

社内放送にて曰く

「ただいま急病人の搬送を行っております。少々お待ち下さい」



どうせ酔っぱらいがひっくり返ったとか、ダイエットとかでメシもロクに喰わねぇネェちゃんが貧血起こしたとか、そんなんだろ… もう早くどっか連れてけヨ…

とかって思ってたんですが、何か電車は全然動きません。



(・ё・)モォォ……



再度、車内放送にて曰く

「た、ただいまこの車両の 運転士 が急病のため、搬送しております…」

運転士が急病…

(笑)



い、いや、笑っちゃいかん。
運転士さんだって人間だし、そらぁそういう時だってあるでしょう。

だけど、自分が乗ってる電車の運転士が急病で運ばれた、ってのは、ワタシの長い通勤の歴史史上、初めての出来事でありまして(笑)

だけど、運転士が運ばれちゃったら、この電車はいったい誰が運転するんでしょうネ(笑)



再々度、車内放送にて曰く

「え、え~… お、お客様には大変ご迷惑をおかけしております… ただいまこの列車の運転士が急病のため、搬送作業を行っておりますが、新しい運転士は△■駅より、当駅に急行しております。到着次第の発車となりますので、もう少々お待ちください」



ほほぉ~

急行してくれてるワケですネ(笑)

いいっすヨ、いいっすヨ。

腹も減ったし、ちょい風邪気味でしんどいケド、急行してくれてるんだったら、待ちますヨ(笑)



んで、急行してくれた運転士さんが到着。

ほどなく電車は動き出したんですが、運転士不在であった十数分。冷静を装いつつもあせりまくったスチュワーデスの機内放送で

「どなたかお客様の中でお医者様はいらっしゃいませんでしょうか! ハイジャック犯人にパイロットが乱暴され、ひどいケガを… このままではこの飛行機は…」

とか

「どなたかお客様の中でお医者様はいらっしゃいませんでしょうか! ワ、ワタシがじじじ、実は臨月で… あぅぅ~ う、生まれるぅぅ~…」

とか

「この列車には 5 分間停車しただけで爆発する時限爆弾を仕込んだ。大勢の犠牲を出したくなければ番号違いの現金 10 億円をこちらの指定する時間に、◆△一丁目の交差点角、タバコ自販機の脇に置け」

とか、まぁそんな事件が発生し、勇気ある乗客の誰かが、なぜか常備してあるインカムつけちゃって列車中央司令室からの指令通りに電車を動かす…



などと果てしない妄想に駆られたのは、オレ一人ではないはず… ヾ(^^;