Zure Zure 日記

瑣末な日常を Zure た視線でやぶにらみ

BCL

この前、何となく WEB を見ていたらふと眼についたサイトがありました。

「BCL」

知ってる人は知ってるけど、知らない人はゼンゼン知らないという(笑)

BCL とは Broad Casting Listner の略で、つまりいろいろな国の放送を聞いて楽しみましょう、という自閉的趣味(笑)であります。

この趣味にもいくつか傾向がありまして、

 ・日本では受信が難しい海外の放送局を何とかして受信してみよう
 ・受信報告書を送って、そのお礼にもらえるベリカードを集めよう

このふたつが主流だったように思います。



ワタシが中学生ぐらいの時ですわ、流行りだしたの。

ある日ラジオを聴いていたら、ゼンゼン知らないことばが流れてきて興味を持ったという、非常にありがちなシチュエーションだったワケですが、単純に 「へぇー」 とかって思いまして、それから AM ラジオの端から端まで聞いてみたという。

そしたらいろいろな国の放送が入ることを知り、昼間よりも夜の方が感度が良くなるコトや AM ラジオ(中波)ではそんなに遠距離までは電波が届かない、せぇぜぇ近隣諸国の放送ぐらいだ、と知ったのもこのころでした。

同時期に 「短波」 という BCL の専門誌も発刊され、 DXer と呼ばれる先達たちの存在も知りました。

 「DX」とは遠方を示す Distant と未知なるものを示す X をかけあわせた造語で、これに er で、「遠くにある未知の放送局を探索する人」ということっすかネ(笑)




もうスゴイんです。

この DXer の方々。


-----
○▼□放送局 ~時からの◆△語番組 第 2 放送
9735kHz および 9820kHz で受信できていたが、 9820kHz は 7215kHz に移行した模様
-----

とか

-----
●△国の反体制放送 「ラジオ◇▽」 の所在地は●△国北方の■◎△国との国境地帯にある模様
-----

みたいな、「いったいどうやって…」 的な情報がいっぱいです(笑)



ワタシの場合、このように 「探求」 していく方向には走らず(走れず?・笑)、もっぱら後者の方、つまり受信報告書、なるものを書いて送って、放送局がそのお礼として送ってくれる 「ベリカード」 というものを集める、って方に向かっていきました ヾ(^^;安直ダネ

もちろん外国語放送なんて聞いてわかるワケもないんで、もっぱら日本語放送だけでしたケド、特に好きだったのは中国の「北京放送局」や北朝鮮の「朝鮮中央放送」、エクアドルの「アンデスの声」とか。

毎日のように放送を聞いてはせっせと報告書を送っていたので、 1 ヶ月もするころには毎日のようにいろんな国からいろんなモノが届くようになりました(笑)

北朝鮮の 「朝鮮中央放送」 が好きだったのは、別にワタシャ細胞でもなければシンパでもない、金日成信仰者でももちろんないワケで、ただあまりにも度を超した金日成主席礼賛がおもしろくて、ココだけの話し ヾ(^^;ネットデ 「ここだけの話し」 ナンテアリマセンヨ 心にもない賛辞なんかも書いて送ったりしました。

そのおかげか、かの国からは毎月書籍が来、年末にはカレンダーが来、オマケに 「友好者リスト」 のようなモノにも登録され、コード No.までもらってしまったという(笑)

ウチの父親なんぞは、北朝鮮から息子宛にあまりに多くのモノが送られてくるので、非常に心配したそうです(爆)

そうした成果物は、今でも自宅屋根裏の段ボールに入れてあり、これだけで一大コレクションができるような気がします(笑)



というワケで、しばらくほったらかしだったブログですが、新カテゴリー登場でございます(笑) ヾ(^^;「プラモデル」ハ、ドーナッタンダヨ